更新日:2019.03.01
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“3日後”もキレイ♡女性の声から生まれたヘアカラー「アドミオ」のすごさとは?

女性の声から生まれた、色持ち・色ツヤ・手触り、すべてを叶えたヘアカラー「カラーストーリー アドミオ」。アリミノが、自信を持っておすすめするアドミオの、開発背景から商品の特長、今後のビジョンなどさまざまなお話しについて、開発担当の佐藤慶和さんからお聞きします。

女性の思いを全て叶えた、3日後もキレイなヘアカラー「アドミオ」


株式会社アリミノ 商品開発部 佐藤慶和さん

-佐藤さん、よろしくお願いします!長年ヘアカラーの開発をされてきたと思いますが、アドミオを開発したきっかけを教えてください。

アドミオは、2017年の9月にデビューしました。アドミオを開発するにあたり一番重視していたのは、女性たちの声をたくさん聞くことでした。インタビューやアンケート、ヒアリングなどの調査を徹底的に行ったのですが、その中で、美容師さんと女性たちのヘアカラーに対する考え方にギャップを感じました。

-どのようなギャップがあったのですか?

美容師さんは美容室での仕上がりを一番重視していますが、一方施術を受けている女性たちは、3日後の仕上がりを重視していることが分かったんです。

そこにはどのような理由があるのでしょうか?

インタビュー調査の中で「3日目で本当の色がわかる」「3日後もキレイなカラーをしてくれた美容師さんは腕がいいと思う」など、「3日」というキーワードがたくさん出てきました。美容師さんは仕上がり重視しますが、お客さんは3日後を重視しているので、そこにとてもギャップを感じました。

-なるほど。そのギャップを、薬剤で埋めようと考えられたんですか?

はい。しかし、色をしっかり出そうとすると髪は傷みます。逆に髪を傷ませないようにすると出したい色が出なかったり…。なので、その両方を大事にして、3日後も仕上がりがわかる色持ちの良さ、というところを、アドミオを開発する上では重視しました。

-相反する色ツヤとダメージレスを叶えるヘアカラー実現するのは、大変だったのではないですか?

もちろん苦労はありました。一色を作るために、ビーカーで何回も何回も色調整をして、約1500のサンプルを作ったこともありました。

光が当たったとき、均等に反射する状態が一番色やツヤがキレイに見えるのですが、髪の毛は根元から毛先に向かうに連れてダメージが蓄積していくので、ダメージむらが発生してしまうんです。

キューティクルが薄くなってしまった部分に色が強く入ってしまうので、一般的には一回色を明るくして、そこに色を重ねていく方法がありますが、そういった常識を大きく変えたところがアドミオの特長です。

こんなカラー剤初めて!色持ち・色ツヤ・手触り全部よし♡

-実際アドミオが発売されて、美容師さんの反応はいかがでしたか?

ツヤがあって手触りもいいのに発色もいい、と良い反応をしていただきました。さらに、色持ちも抜群だ、という声もお客さんの反応で返ってきました。なので、一番大事にしていた部分がお客さんにしっかり伝わったんだ、と感じることができました。

今はSNSなどにより、使った方の声がダイレクトに拾えることは開発側にとってとてもありがたいことで、「ツヤがすごく良かった」、「色がすごいキレイに染まった」、「色持ちがすごく良い」など、ポジティブな反応をしてくれたことは素直に嬉しかったです。

-やはり、美容師さんを通してカラー剤のことなどをお客さん自身も知ることは大事なことですよね。

私はかけ算だと思っています。薬剤だけが進化しても一方通行になってしまうと思うので、美容師さんが使いこなし、お客さんに良さ伝えてくれて、初めて僕らが作る薬剤が生きるのかなと。美容師さんの力と薬剤が合わさって初めて成功だと思っています。

美容師さんがより良くアドミオを活用できるように、アドミオスクールというものも作りました。

-それはどのようなものなのですか?

アドミオを使用したレシピやスタイルを中心に、情報などを充実させたアプリです。

新たにアップデートしたアプリでは、多くの美容師さんに協力してもらい、アドミオを使用してカラーリングをしたヘアスタイルを掲載しています。

また、アドミオ イシューは、アドミオに関するエトセトラを情報発信していく読み物コンテンツで、毎週アップしています。

カラーは美容室でする時代!

-今後のブランドビジョンを教えてください!

まずは、ブランドを通してサロンカラーの価値をあげるお手伝いをしたいと思っています。サロンカラーの価値を上げるためのひとつの方法として、新色を出したり、レシピやスタイルの幅を広げるお手伝いをすることで、年間提案を充実させていきたいです。

また、一般のお客さんに対しても、「こんなヘアカラーがあるんだ!」というところから、ヘアカラーに対するネガティブなイメージを払拭していきたいと思っています。

-ありがとうございました!

HAIR編集部

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