更新日:2019.02.26
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ただ優秀なだけじゃない。“卓越”した技術で女性の“美”をサポートする「Areti.」の挑戦

美的、CLASSY.、25ans、美STなど、美しさを求める女性たちから人気の雑誌で数多く取り上げられ、人気を博している「Areti.(アレティ)」の美容家電たち。今回はそんなアレティのブランドコンセプトや、開発にまつわる秘話を聞かせていただきました!

「Areti.(アレティ)」。社名に込められた熱い想いとは?

Areti.株式会社 (左)EC・カスタマーサポート・新規ビジネス担当 篠原拓海さん、(右)EC・PR担当 大島塔子さん、

―よろしくお願いいたします。Areti.という社名がすごく気になったのですが、ギリシャ語なんですね。

篠原さん:はい。「Areti.」という言葉には「卓越」という意味があります。Areti.は、ヘアアイロンなど美容機器をメインに開発するメーカーなのですが、今の日本は、新しい家電が出てもすぐに廃盤になってしまうなど、流行り廃りが激しいもの。そのため、価格競争ばかりが進んでしまい、美容機器が使い捨てされているのが現状です。

でも、美容家電はそもそも、使用する人の悩みを解決するために試行錯誤され、手間暇をかけて開発されているもの。私たちとしては、長く愛用していただきたいですし、ユーザーの皆様の悩みに寄り添っていきたいと思っています。ですから、優秀の上をいく「卓越」したアイテムを作り、使い捨てにされない、愛着を持って使っていただける製品づくりを目指そうと思い、“Areti.”と名付けたんです。

―ブランドコンセプトも、詩的でおもしろいですね。

篠原さん:「美は旅のよう」、ですね。旅というワードは、物理的にあちらこちらに出掛けるという意味もありますが、その人が生きる人生もまた“旅”だと思うんです。

外的な美しさだけではなく、生き様とともに内面で磨かれるひとりひとりの美しさ。そうしたものをサポートできる美容家電を作り続けていきたいと、私たちは思っています。Areti.の製品を使うことで、人生に広がりを持たせていただけたらうれしいですね。

実は男性からも注目が!? ヘアアイロンへのこだわりは?

―製品のメインターゲットは女性ですか?

大島さん:具体的なターゲット層は、20~40代の女性になりますが、青色の製品を展開してから、男性からの問い合わせが急増しているんです。

―そうなんですか!?こうした家電は、女性が購入して、それを男性が何の気なしに使う…というイメージが強かったのですが、変化しているんですね。

大島さん:そうですね。変化してきていると思います。弊社はECのみで販売しているのですが、男性の購入割合が上がっています。

特に人気は細身の黒いストレートアイロンですね。高校生~大学生の購入が多くて…まさか、男子がアイロンを使ってヘアアレンジをする時代が来るとは!と、私自身もびっくりしています。

―では次の質問です。「Areti.」ならではの製品へのこだわりはどのあたりにありますか?

大島さん:当社の製品は、風量を強くする、高温を出す、といった機械的なパワーを上げることにこだわっていないのが特徴です。

 ―え!?

大島さん:その代わり、優しい温度で施術が行えるよう調整することで、使う人に優しく、健康な髪をキープできるよう気配りしているんですよ。強くすることは簡単なんです。でもそれ以上に私たちは、髪に優しくありたいし、質感を重視したい。なのであえてパワーアップはしていません。

篠原さん:時短になるから…と、パワーを高めて高速で乾くドライヤーを求める方もいますが、そうやって高速・高温で乾かしてしまうと、髪が傷んでパサついてしまいます。それよりも、個人個人の髪質に合わせて細かい風量設定ができるドライヤーなど、丁寧な製品づくりに特化したい。それが「Areti.」なんです。

他とは違う「Areti. アンバサダー制度」。リアルな声を拾うことが、製品の改良につながる

―御社が手掛けている「Areti. アンバサダー」という制度について、くわしく教えてください。

篠原さん:アンバサダー制度は、今、さまざまな企業で行われています。でもその多くは、芸能人やインスタグラマーといった有名人を使うもので、PR的要素が強くなっていて、その発信も限られたものになってしまっています。

弊社では、実際に「Areti.」の製品を使い、共感し、愛してくれている一般の方々にアンバサダーをお願いしているんです。現在、2000人ほどの方に登録いただいているのですが、新商品をお試しいただいたり、イベントに参加していただいたりして、リアルな声を届けていただいています。

大島さん:こうした声の中から、製品の改良へとつなげることもあります。我々はBtoCのメーカーですからね。いただいたアイディアを2週間後に工場で実施した例もあるんですよ。速やかに消費者の希望を反映できることは、アンバサダーの活動にもつながり、お互いにWin-Winの関係をつくれる強みであると思っています。

―なるほど、「Areti.」を愛してくれるアンバサダーの皆さんと一緒に、製品を創りあげているんですね!今後の展開は何かお考えですか?

篠原さん:今考えているのは、美容室でAreti.の製品を実際に試していただく機会を増やしたいと思っています。ご自身の髪で体験し、気に入っていただければその場で購入できるようにしたいですね。

―実際に自分の髪で試せるのは嬉しいですね!美容室で製品を目にする日を楽しみにしています! ありがとうございました。

HAIR編集部

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