更新日:2020.01.29
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黒染め後のブリーチは髪へのダメージ大!黒色に見えるおすすめヘアカラー

黒染めは普通のカラーリングと全く異なります。そのため黒染め後のブリーチは、通常のカラーリング後よりも髪に対するダメージが大きいんです。せっかくの髪がボロボロになってしまうのは困りますよね。今回は黒染めの特徴と、黒染めではなくカラーリングで黒色に見せるヘアカラーをご紹介します。

黒染めとは

他のカラーと違って髪へのダメージが大きい

実はファッションカラーと黒染めは全く違うものです。普通にカラー入れる場合は、まず少量のブリーチ剤で髪を脱色したのち色を入れるのに対し、黒染めはブリーチせずに染めてしまいます。黒染めそのものが、髪へダメージを大きく与えてしまうのです。

 

他の色が入りにくくなりカラー変更がしずらくなる

脱色せずに黒色で髪の芯まで染め上げるため、文字通り「真っ黒」になります。そのため、その後カラーが入りにくくなることも。脱色するにも一筋縄ではいかず、失敗する可能性もあるため注意が必要です。

 

黒染めは自分でやるとムラが出やすい

真っ黒に染まる黒染めの厄介なところは、ムラができていても普通のカラーリングとは違い、なかなか自分で気がつけないことです。市販の黒染めは髪を痛めやすいため、ムラができた場合は必ず美容院に相談しましょう。

 

黒染めは色落ちすると逆プリンになる可能性あり

説明した通り、黒染めは髪の芯まで人工的に黒く染めてしまいます。その後1カ月、長い人だと半年は色が残ると言われています。
つまり普通のカラーリングとは逆に、黒染めしたところが残ってしまう可能性があるということです。

 

黒染め後に明るくするためのブリーチはダメージ大

髪を明るくするにはブリーチを行うのが早いが注意が必要

髪色を明るくするためには、まずは「ブリーチ」と考えますよね。事実、髪色を明るくするにはブリーチが速く確かではあります。しかし黒染め後はブローチを強めに行うことになるので、あまりおすすめできません。

 

色素が奥まで入っているので髪へのダメージが大きい

髪の奥まで黒く染まっているものを明るくするには、何度もブリーチしなければなりません。また自分で染めた場合はムラができていることも。綺麗に色が抜けないと、より一層ダメージが大きくなります。

 

赤みが出てきてしまう可能性あり

黒染めする前の髪質や、黒染めに含まれる成分によって赤みが出ることも。ブリーチした際にどの色が多く残るか分からないからです。
また日本人の髪には、赤色が多いことも理由の一つでしょう。こればかりは髪質や製品にも違ってくるため、やってみないと分からないのです。

 

黒染め後に明るくするときのポイント

美容院でお願いする

美容院に必ず相談しましょう。そして相談する際は、必ずいつ染めたのかをちゃんと伝えることが重要です。
カラーの種類も、品質も柔軟に対応できることは非常に安心です。プロにお任せしてダメージを極力少なくしたいですね。

 

ブリーチせずに時間をかけて地道に明るくしていく

一番髪のダメージを抑える方法です。なんども時間をかけてカラーを繰り返していきます。日本人は赤みがかった髪質の人がが多いため、できればオレンジ系の暖色カラーを選ぶのがおすすめです。

 

市販の黒染め落としを使用するときはムラに注意

やはり市販のものは、染めるにしても落とすにしても手軽な反面、非常に難しいです。失敗した場合は美容院に相談を。セルフで修復しようとすると、必要以上にダメージを重ねてしまう恐れがあります。

 

ハイライトでムラをカバー

もしムラが出てしまっても、カバーする方法があります。ハイライトを入れて立体的なイメージをつくります。境目がわかりづらくムラがわかりにくくなります。
部分的に入れるため、ダメージを与える範囲も最小限になります。

 

グラデーションで逆プリンをカバー

境目が曖昧になるため、グラデーションのカラーリングは非常に効果的です。ブリーチで色を抜いた後は赤みが残ることが多いため、赤みを抑えるカラーを入れれば、より効果的になるでしょう。逆プリンをカバーするだけでなくオシャレに。

 

黒染めではなく髪色が暗く見えるおすすめのヘアカラー

自然に見えるダークブラウン

日本人の瞳の色は茶色が多いため、ダークブラウンは自然に見えます。もともとの髪色がダークブランの人も多いのではないでしょうか。そのため、不自然な黒髪よりも、ダークブラウンの方がより自然な髪色に見えるのです。

 

透明感はキープしてくれるグレージュ

グレージュは、その名の通り「グレー」と「ベージュ」を合わせたカラー。寒色系なカラーですが、きれいな透明感があります。また赤みを抑えたカラーになるため、ツヤ感もアップ。より立体的に見えるカラーになります。

 

外国人風になれるブルージュ

ブルージュとは、「ブルー」と「ベージュ」を合わせたカラーです。ブルーが入っており、こちらも赤みが抑えられるため「外国人風」の髪色に。暗い配合でカラーを入れることによってツヤ感がアップし、よりツヤやかな暗い髪色をつくることができます。

 

ダークに入れれば黒髪に見えるオリーブアッシュ

オリーブアッシュはグリーンベースのカラーです。ブルー同様グリーンも赤みを抑えてくれるため、きれいな髪色に変わります。ブリーチをしなくてもしっかり色が入りやすく、ダークに入れれば黒髪のように。

 

就活や面接には黒髪に見えるカラーで好印象を演出☆

自分にあったカラーや、工夫をするだけで自然な黒髪カラーにすることができます。自然な黒髪で大事な時期を乗り越えましょう!

 

HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

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