更新日:2020.06.19
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寝癖予防は寝る前のひと手間がカギ!プロ直伝の寝癖対策ポイント

朝起きて寝癖がひどく、スタイリングに時間がかかりアタフタ…なんて経験、誰もがしたことがあるのではないでしょうか? 今回は、寝癖の原因と予防対策についてご紹介します。

知っていると便利!寝癖の原因&対策

寝癖の原因

寝癖ができてしまう一番大きな原因は、髪が湿ったままの状態で寝てしまうこと。
髪の形は、内部にある「水素結合」によって決まります。シャンプーなどで髪を濡らすと水素結合が切れ、髪が自由な状態に。
髪が乾いていくうちに水素結合がおこり、再び髪の形が決まるという仕組みなんです。

つまり、髪を乾かさずに水素結合が途切れた状態のまま寝ることによって、
寝相や枕の癖がついたまま髪が乾き、寝癖がついてしまうということ。

 

寝癖だけじゃない!濡れ髪を放置した時のデメリット

髪をしっかり乾かさないまま寝る=水素結合が切れている、髪が無防備な状態で寝るということ。
寝相による摩擦などで、髪は簡単にダメージを受けてしまいます。
また、濡れ髪のまま放置するのは嫌な臭いの原因にもなるので、必ずしっかり乾かしてから寝るのがおすすめです。

 

寝癖をつけないための正しいケア方法

①ドライヤーでしっかり乾かす

とにかく一番大切なのは、髪全体をしっかり乾かしてあげること。
よく、毛先は濡れたままでもOK、という方もいますが、これは間違い。
毛先までしっかり乾かしてあげることをおすすめします。

また、全体が乾いた後は冷風で冷ましてあげることもポイント。
こうすることで髪の形がキープされるだけではなく、開いたキューティクルが閉じ、髪にツヤが出ます。

 

②コテやアイロンでクセづけ

ドライヤーの後に、アイロンなどで根元からしっかりクセづけしてあげるのもおすすめ。
クセづけした後は、ドライ時同様しっかり冷ましてあげるのがポイントです。
間違っても髪が濡れたまま熱を加えないように注意してください。

 

③寝る前の水分補給も大事

人には寝汗によって寝癖がつくという方もいます。

体内に水分が不足していると、寝癖の原因となりやすいべとついた汗が出やすくなります。
健康のためにも、寝る前にコップ1杯の水を飲むのがおすすめですよ。

 

寝癖対策をすればゆとりのある毎朝に! 

朝起きた時に、寝癖が一切ついていないストレートな状態だと嬉しくなりますよね。
寝る前の寝癖対策で、忙しい毎朝のスタイリング時間を短縮しましょう♡ 

HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

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