まずは縮毛矯正のメカニズムを知ろう!
縮毛矯正で髪がまっすぐになるのはなんで?
縮毛矯正は髪に薬剤を塗り、アイロンで熱を与えて髪をまっすぐに整え、仕上げにストレートの状態をキープする薬剤を塗ります。
最初に塗る薬剤は髪のくせを組織から切断させるものです。薬剤と熱の効果でクセを伸ばすので、効果は高いですがダメージも大きい施術になります。
ストパーと縮毛矯正の違いってなに?
ストレートパーマはくせ毛ではなく、パーマをかけた髪やボリュームが多い髪を整えるためにおこないます。
縮毛矯正と違い、くせ毛を伸ばす効果は弱めです。
縮毛矯正はどんな人におすすめなの?

縮毛矯正はうねりやはねなど強いくせ毛や縮毛に効果があります。
ストレートパーマと違い、効果は半永久的に続くので、一度縮毛矯正をかけると強いくせ毛や縮毛もまとまりやすくなるのです。
いよいよ本題!縮毛矯正をした髪にアイロンは使っていい?
縮毛矯正した髪にアイロンを使うとどうなる?

縮毛矯正をかけた髪には一生アイロンやコテを使えない、というわけではありません。
しかし縮毛矯正は髪に与えるダメージが大きいので、長時間アイロンやコテを髪に当て続けたり使う頻度が多かったりすると、髪が通常より痛みやすくなります。
縮毛矯正した髪はコテでキレイに巻けるの?

髪質が元々硬く太い場合は、縮毛矯正をかけてコテでカールは作りにくい可能性があります。
ただ巻き髪をつくりやすい高機能のコテやカール専用のスタイリング剤を使えば、カールの持ちが良くなります。
縮毛矯正で巻き髪をキープするのが難しい理由

縮毛矯正は髪を巻くといより、毛先までまっすぐに強く整える施術なので、髪のカールはつきにくいという特徴があります。
施術直後は特にカールがつきにくいですが、時間が経つにつれて比較的巻きやすくなるので、ずっと巻き髪アレンジを楽しめないというわけではありません。
縮毛矯正をかけた髪をスタイリングするベストな方法
毎朝の基本スタイリングにはドライヤーを
縮毛矯正をかけたらダメージ進行を抑えるために、基本スタイリングはブローで済ませましょう。ブローだけでも癖が抑えられるのが縮毛矯正のメリットのひとつ。
ブローブラシを使えばキューティクルが整えられ、ツヤのある仕上がりになります。
コテを使うなら縮毛矯正をかける部分にこだわって

巻き髪アレンジを楽しみたいなら、癖が強い部分だけ縮毛矯正をかけるという手もあります。
また縮毛矯正の度合いはスタイリストの腕で変わるので、巻き髪も楽しみたいとあらかじめ伝えて相談しましょう。
ダメージを最小限に抑えるアウトバス系トリートメントは必須!

縮毛矯正をかけたらヘアケアに力を入れることは必須!
アイロンやコテを使う前に必ず熱から髪を守る効果のあるアウトバストリートメントを使いましょう。
トリートメントをつけた直後ではなく、数分髪になじませてからコテやアイロンを当ててください。
縮毛矯正をかけた髪でも使える!アイロンやコテの選び方
セラミック加工プレートでダメージを抑えられる!

ダメージを抑えるためには、できるだけダメージの少ない加工がされたアイロンやコテを使いましょう。
セラミック加工をはじめ、プレート部分に摩擦が少ない素材が使われたアイロンやコテがおすすめです。
コテは巻き髪が得意なものを選ぼう

コテはカールが得意なものを選びます。
滑りがいいコテは弾むようなカールをつくりやすく、髪への摩擦ダメージも少ないので傷みを進行させずに巻き髪アレンジを楽しめます。
ヘアケア効果があるタイプならベスト!

マイナスイオンや遠赤外線効果など、髪のダメージを最小限に抑えるような効果があるものならベスト。
もちろんアウトバストリートメントと並行して使い、ダメージを抑えましょう。
縮毛矯正済みの髪でも安心!おすすめアイロン&コテ3選
クレイツイオン エレメアストレート
パサついて水分を失った髪の水分バランスを整えながら、クセを伸ばして毛先までまっすぐストレートに仕上げます。
遠赤外線効果で髪のうるおいを逃さないから、仕上がりはパサつかずツヤのある仕上がり。
SALONMOON ストレートヘアアイロン
ストレートもふんわりウェーブも楽しめる2WAYアイロンです。仕上がり別にプレートを使い分けていろいろなスタイリングを楽しめます。
摩擦を抑えるプレート素材で傷んだ髪にも使いやすく、さらにダブルマイナスイオンがダメージ進行を抑えます。
クレイツ イオン エスペシャルカールⅡシリーズ
髪滑りがいい独自プレート加工で髪を傷めず毛先までするっとスタイリング。ツヤのある弾むようなカールに仕上げます。
温度調節ができるので、髪のダメージに合わせて温度を変えてダメージ進行を抑えながらスタイリングを楽しめます。
縮毛矯正した髪にアイロンやコテを使うならダメージケア必須!
癖を伸ばす効果は高いけど髪へのダメージも大きい縮毛矯正。コテやアイロンを使うとダメージがさらに進行するので、ヘアケアにはいつも以上に力を入れて。コテやアイロンもダメージの少ないものにこだわりましょう。

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