毛束感とは
毛束感のある髪型の魅力
毛束感とは、ブロックごとにある程度髪の毛がまとまっていることを指します。髪の毛に動きをつけてくれるため、カジュアルさやラフさがプラスされます。シンプルなヘアスタイルに毛束感を出してあげるだけで、こなれた雰囲気に早変わりするところが魅力です。
毛束感の出し方:ワックス

毛束感は、ワックスでつくる方法が一般的です。毛先を中心にワックスをつけ、髪にしっかりと馴染ませてください。その後、毛束にした部分を指でつまんでいきます。髪の毛全体に毛束を作ってあげるとバランスがよくなります。
毛束感の出し方:ジェル

ワックス以外に、ジェルを使って毛束感を出す方法もあります。ジェルもワックス同様、先に髪の毛へジェルを馴染ませて指で毛束をつくっていきます。ジェルはワックスよりもツヤが出て、最近トレンドになっている濡れ感を演出できますよ。
毛束感の出し方:ヘアオイルとアイロン

アイロンを使う場合は表面から少量の髪をすくい取り、ウェーブやカールした毛束をつくります。なお、アイロンを使う前にはヘアオイルを髪に馴染ませて、熱から守ってあげてください。
【ショート・ボブ】毛束感でつくるおすすめアレンジ
おすすめアレンジ:ハンサムショートヘア
ショートはボリュームが少なくペタッとしがちですが、毛束感で動きを出してあげるだけでふんわりとした仕上がりになります。また、ショートの場合はワックスよりもジェルで毛束をつくって濡れ髪にしてあげると、よりトレンド感が出ます。
おすすめアレンジ:外国人風ショートボブ
外国人風ショートボブ+毛束感は、カジュアルかつクールなスタイルが好きな人におすすめです。アイロンで毛束をカールさせれば、海外の少年風に早変わり。もう少し個性を出したいという人は、ハイトーンカラーやハイライトを入れるのがおすすめです。
おすすめアレンジ:こなれ感あふれる重めボブ
こなれ感を出したいという人は、あえて重めボブにするのがおすすめです。毛量の多い方が毛束感をつくりやすくなり、重めボブとはいっても軽やかに仕上がります。
【ミディアム】毛束感でつくるおすすめアレンジ
おすすめアレンジ:ミックス巻きで毛束感をアピール
ミディアムをアレンジするなら、ミックス巻きがおすすめです。毛束感が強調され、ゆるふわな女の子を演出できます。フェミニンやガーリースタイルにピッタリなアレンジです。
おすすめアレンジ:ウェットな質感で大人可愛い
あえてウェットな質感に仕上げることで色気のある雰囲気になり、大人可愛く仕上げたいときにぴったり。カジュアルなファッションはもちろん、クールやアンニュイな雰囲気にも似合うアレンジです。
おすすめアレンジ:ゆるふわだけど甘辛テイストをミックス
ゆるふわに巻くとガーリーになりすぎることもありますが、大きめの毛束感をプラスすることで甘さを緩和できます。甘辛テイストはフェミニンからカジュアル、クールまでさまざまなファッションに合う万能アレンジです。
【ロング】毛束感でつくるおすすめアレンジ
おすすめアレンジ:無造作毛束感セミロング
ロングの場合、無造作に毛束感をつくってみるのがおすすめです。きっちりと毛束感をつくるよりもラフな印象になり、こなれた雰囲気に。また、セミロング+暗髪だと重くなりがちですが、毛束が軽さをプラスしてくれます。
おすすめアレンジ:くびれロングで大人っぽさUP
毛束感を使ってくびれロングにすれば、より大人びた感じになります。外にはねさせるのであれば、毛束をいくつかに絞るとナチュラルな印象になります。
おすすめアレンジ:ノーバングで毛束間が出しやすくなる
ノーバングとは、前髪をつくらない髪型のことです。もともと前髪が長ければそのまま横に長し、そこを一つの毛束とすると毛束感は出しやすくなります。キレイにまとまって見えるのでショートでもできる髪型と言えるでしょう。
【前髪】毛束感でつくるおすすめアレンジ
おすすめアレンジ:シースルーバングも作りやすい
おでこが見え隠れするような前髪をシースルーバングと言い、10~20代女子の流行りになっています。アレンジは簡単で、元ある前髪にいくつかの毛束をつくるだけでシースルーバングができあがります。
おすすめアレンジ:ぱっつん前髪も毛束感で印象チェンジ
ぱっつん前髪の人は、毛束感をつくることによってちょっとした隙間ができ、おでこがチラ見えします。これだけでかなり軽く見えるので、髪を切らずに印象を変えたいならおすすめの方法です。
おすすめアレンジ:サイド流しこそ毛束感が命!
前髪が長い場合、サイドに流すこともできますよね。その時に毛束感があるかないかで印象はかなり違います。毛束感があれば前髪からサイドの流れができて、まとまった印象に。初心者でも簡単にできるのでおすすめです。
毛束感をマスターして今どき女子になろう♡
今ドキ女子になるなら毛束感は必須。毛束は簡単につくることができますので、ワックスやジェル、ヘアオイルを使ってアレンジしてみてくださいね。

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