パーマの種類
コールドパーマ
熱を加えずパーマ液のみでカールをつけていくのが、コールドパーマの特徴です。熱を加えていないので、髪のダメージが比較的少ない方法です。髪をしっかりと濡らすことで、パーマのウェーブが出やすくなります。
デジタルパーマ
デジタルパーマは高温を髪にあてて施術するので、長持ちしやすいパーマヘアだと言われています。髪が濡れたときはまっすぐに、乾かすことでしっかりカールが出るのが特徴です。乾いた状態きれいにパーマスタイルに仕上がるのでスタイリングが楽なのも嬉しいポイントです。
ストレートパーマ(縮毛矯正)
薬剤と熱によって髪をストレートの状態にします。縮毛矯正は半永久的に持続するものとされますが、それは施術した髪に限定される効果なので、新たに伸びてくる髪に対しては当然有効ではありません。また地毛の癖が強いとすぐにとれたと感じてしまうこともあります。
コールドパーマの最適な期間
コールドパーマが持続する期間

コールドパーマの持ちは、約3~4カ月が目安となります。常温での施術となりますので、熱を加えるデジタルパーマと比較すると、持続期間が短くなるのが一般的です。長さでいうと、ミディアムからセミロングくらいが最も長持ちしやすくなります。
コールドパーマをかける最適な間隔

長持ちしやすいとされるミディアムからセミロングだと約2カ月、ショートやロングの場合には、約1カ月程度がベストといえます。基本的に髪が短いとパーマの持ちが悪く、長いと髪の重みでパーマがとれやすくなるのです。
コールドパーマを長持ちさせるコツ

コールドパーマを長持ちさせるためには、毎日しっかりスタイリングしてクセづけておくことが大切です。スタイリング時は少し毛先を濡らしたうえで、水分量の多いムースをもみ込むようにしましょう。
デジタルパーマの最適な期間
デジタルパーマが持続する期間

パーマ液のみで施術を行なうコールドパーマよりも、熱を加えている分、1.5~2倍持続するイメージです。約5~6カ月を1つの目安として考えておくとよいでしょう。
デジタルパーマをかける最適な間隔

デジタルパーマでもやはり、長さによって最適な間隔が違ってきます。ウェーブをきれいに持続させるには、ミディアムからセミロングだと約4~5カ月、ショートやロングの場合には、約2~3カ月程度がベストな間隔です。
デジタルパーマを長持ちさせるコツ

デジタルパーマも、毎日カールを出すことで癖づけるのが大切です。デジタルパーマでは前の晩にしっかり乾かしておくだけでカールが出やすくなるため、朝はヘアオイルなどを馴染ませるだけでスタイリングが決まります。ヘアケア成分配合のスタイリング剤を使うなどして、髪の健康を保ちましょう。
ストレートパーマの最適な期間
ストレートパーマが持続する期間

通常のストレートパーマが持続する期間の目安は、約2~3カ月ほどです。縮毛矯正の場合には半年過ぎても効果を感じる人がたくさんいます。いずれの場合でも、元々の髪質や癖の強さによって違いが出ます。サロンで癖の強さや髪の状態などをしっかり相談した上で施術してもらいましょう。
地毛の癖が目立ってくる時期

元々癖が出やすい人の場合には、約1~3カ月ほど経った頃には少し気になり始めるかと思います。多くの部分を主観が占めるため、癖が目立つどうかの判断は実は難しい部分でもあります。しっかりストレートをキープしたい場合には、日頃のスタイリングやヘアケアに力を入れましょう。
ストレートパーマをかける最適な間隔

ウェーブのパーマだと、とれかけの状態でもふんわり可愛く仕上がることが多いのですが、ストレートだと癖が目立ちやすく気になるという人が少なくありません。個人差が大きい部分なので、3か月・6か月・12か月といった間隔を目安に、トリートメントをするついでにサロンで相談することをおすすめします。
ストレートパーマを長持ちさせるコツ

パーマをかけた当日はシャンプーを控えること、そして1週間くらいはなるべく髪を結んだりせずにまっすぐの状態をキープすることがポイントです。また、お風呂上りはヘアケアしながら髪の毛をしっかり乾かすことでキューティクルを守りましょう。濡れた状態で寝てしまうと髪へのダメージが大きい上に寝癖が付きやすい点でも要注意です。
いくつかのメニューを組み合わせていた場合
ストパ+デジパのかけ直しはできる?

髪質や髪の状態によっては、思い通りに仕上がりにくいケースもあることを知っておきましょう。しかしストレートパーマとデジタルパーマはいずれも熱を加えて施術する点で共通しているので、相性的には失敗しづらいパターンです。逆に薬剤のみで施術するコールドパーマだと髪の毛がごわごわになってしまう可能性が高いのでNGです。
パーマ+カラーの同時施術

パーマとカラー、どちらも髪へのダメージがありそうですが、同時施術は可能です。例えば髪と同じ弱酸性の薬剤を使用しているサロンを選ぶなどすると、同時施術でもダメージを抑えることができます。そのあたりを事前に確認したうえで、当日はしっかりカウンセリングしてもらいながら進めていきましょう。
ダメージと相談しながらパーマ計画を
どんなパーマも長持ちさせるためにはヘアケアが大切になってきます。髪のダメージに配慮しながらパーマ計画を立てましょう。

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