更新日:2023.06.24
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パーマが持続する期間はどれくらい?次回のパーマはいつかける?

パーマを綺麗に保つことは難しいものです。本記事では、パーマの持続期間や連続施術の最適なタイミング、そして持続させるためのコツについて解説します。さまざまなパーマの種類に応じて詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてください。

パーマの種類

コールドパーマ

コールドパーマは、熱を使わずにパーマ液だけでカールを作る方法です。熱を加えないため、髪へのダメージが少なくなります。髪をしっかりと濡らすことで、自然なウェーブがより出やすくなります。

デジタルパーマ

デジタルパーマは高温を使って髪にパーマをかける方法で、そのため長時間持続するパーマスタイルとして知られています。髪が濡れた状態ではまっすぐですが、乾かすとしっかりとカールが形成されるのが特徴です。乾いた状態でパーマが完成するため、スタイリングが簡単で扱いやすいのも魅力です。

ストレートパーマ(縮毛矯正)

ストレートパーマ(縮毛矯正)は、薬剤と熱を使って髪をまっすぐな状態にする方法です。縮毛矯正は施術した髪に対しては長期間持続すると言われていますが、新しく伸びてくる髪には効果が及びません。また、元々髪がくせっ毛の場合、効果がすぐに取れてしまうこともあります。

コールドパーマの最適な期間

コールドパーマが持続する期間

コールドパーマの持続期間は、約3~4カ月程度が一般的です。デジタルパーマと比べると施術時の熱を使用しないため、持続期間がやや短くなる傾向があります。髪の長さによっても異なりますが、ミディアムからセミロングの髪の場合、最も長持ちしやすいとされています。

コールドパーマをかける最適な間隔

コールドパーマの持続期間は、髪の長さによって異なります。ミディアムからセミロングの髪の場合、約2カ月程度持ちます。ショートやロングの場合は、約1カ月程度が最適です。髪が短いとパーマが持ちにくく、髪が長いと重みでパーマが取れやすくなる傾向があります。

コールドパーマを長持ちさせるコツ

コールドパーマの持続力を高めるためには、日々のスタイリングが重要です。毛先をしっかりと濡らし、水分の多いムースを使ってクセをつけましょう。丁寧にもみ込むことで髪にボリュームやウェーブを与えることができます。

デジタルパーマの最適な期間

デジタルパーマが持続する期間

デジタルパーマは、熱を使って施術するため、コールドパーマよりも約1.5〜2倍の持続力があります。通常は約5〜6カ月間持つことが期待されます。この期間は一般的な目安となっています。

デジタルパーマをかける最適な間隔

デジタルパーマの持続期間は、髪の長さによって適切な間隔があります。ウェーブを美しく維持するためには、ミディアムからセミロングの場合は約4〜5カ月、ショートやロングの場合は約2〜3カ月程度の間隔が最適です。

デジタルパーマを長持ちさせるコツ

デジタルパーマを長持ちさせるためには、毎日のケアが重要です。前日にしっかりと乾かし、カールをクセづけることがポイントです。朝はヘアオイルを馴染ませるだけで簡単にスタイリングができます。また、ヘアケア成分の入ったスタイリング剤を使用して髪を健康に保ちましょう。

ストレートパーマの最適な期間

ストレートパーマが持続する期間

通常のストレートパーマは、約2~3カ月ほど持続します。ただし、縮毛矯正の場合は半年以上も持続することもあります。ただ、個人の髪質や癖の強さによっても異なるため、サロンでしっかりと相談し、自身の髪の状態に合わせた施術を受けることが大切です。

地毛の癖が目立ってくる時期

地毛の癖が目立ってくるのは、ストレートパーマから約1~3カ月ほど経った頃です。ただし、癖が目立つかどうかは個人の主観による部分もあり、判断が難しいです。ストレートを長くキープしたい場合は、スタイリングやヘアケアに注意を払いましょう。日常のケアが重要です。

ストレートパーマをかける最適な間隔

ストレートパーマの最適な間隔は個人によって異なりますが、一般的には3か月、6か月、または12か月を目安に考えることができます。ウェーブのパーマとは異なり、ストレートパーマでは癖が目立ちやすく、気になることがあります。トリートメントをする際には、サロンでの相談をおすすめします。

ストレートパーマを長持ちさせるコツ

ストレートパーマを長持ちさせるためには、以下のポイントに注意しましょう。まず、施術当日はシャンプーを控え、1週間程度は髪を結ばずにまっすぐに保つことが重要です。また、お風呂上りにはヘアケアをしながら髪をしっかり乾かし、キューティクルを保護しましょう。湿った状態で寝るとダメージが増えるだけでなく、寝癖がつきやすくなりますので注意が必要です。

いくつかのメニューを組み合わせていた場合

ストパ+デジパのかけ直しはできる?

ストレートパーマとデジタルパーマを組み合わせた場合、髪質や状態によって完璧な仕上がりにならないこともありますが、共通して熱を加える点から考えると相性は良いです。ただし、コールドパーマのように薬剤のみで施術する場合は髪がごわごわになる可能性が高いため、注意が必要です。

パーマ+カラーの同時施術

パーマとカラーを同時に施術することは可能ですが、両方が髪にダメージを与える可能性があります。ダメージを最小限に抑えるためには、髪と同じ弱酸性の薬剤を使用しているサロンを選ぶと良いです。事前に確認し、施術当日は丁寧なカウンセリングを受けながら進めましょう。

ダメージと相談しながらパーマ計画を

パーマを長持ちさせるには、髪のダメージに気を配りながら計画を立てることが重要です。適切なヘアケアを行いながら、パーマの持続性を高めましょう。

HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

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