ウェットボブとは?
濡れ感のあるボブスタイル
“ウェットボブ”とはその名の通り、髪が濡れているようなウェット感あふれるボブスタイルのことです。不器用さんでも手軽に挑戦できる髪型としても人気を集めています。少し濡れ感を出すだけでも、トレンドライクに仕上がりますよ。
普通のボブとの違い
普通のボブとの違いは”ウェット感”の有無ですが、ウェット感があるだけで雰囲気がガラッと変わります。濡れ髪にすることでアンニュイでセクシーな雰囲気を醸し出せるうえ、トレンド感のある垢抜けたイメージも演出できます。
ツヤと束感がポイント
ウェットボブのつくり方のポイントはたった2つ、「ツヤと束感」です。これらを押さえておくだけで流行りのウェットボブがつくれます。2つのポイントを意識してスタイリングしていきましょう。
スタイリングで誰でも簡単にできる♪
ウェットヘアが大流行している理由は、その手軽さにもあります。サロンに行かなくても、スタイリングで人気の髪型にできるのは嬉しいところ。長さ的にもウェットボブは簡単にできるため、ポイントやコツを知ってぜひ挑戦してみてください。
ウェットボブのつくり方
馴染みのいいオイルで濡れ感をプラス
きれいなウェット感を出すためには、馴染みのいいオイルを使うのがマスト。適当なスタイリング剤を持っていないなら、ベビーオイルでもOK。まずはちょっと試してみたいという人にもおすすめですよ。
束感を出すならワックスで
トレンドライクなウェットボブをつくるなら、オイルできれいな濡れ感をだすだけでなく、束感も意識したいところ。ワックスを使って程よい束感を意識しながらスタイリングしましょう。ツヤが出やすく髪をきれいに見せてくれるようなワックスを選びたいところです。
パーマヘアはクセをつぶさないようにワックスを
ボブでパーマをかけている人は、クセを生かしながらスタイリングしてくださいね。ここでも束感を意識しながらウェーブを出していくと失敗しにくいでしょう。ゆるふわで可愛らしい雰囲気のパーマヘアも、ウェット感を加えることでクールな印象にも見せることができます。
顔周りにはヘアバームが活躍
基本的にヘアバームは、ハードワックスほどのキープ力はありません。その分よりナチュラルに仕上がり、ツヤのある髪に仕上がります。特に顔周りにはヘアバームを使って、自然な濡れ感を演出しましょう。
ウェットボブのスタイリングのコツ
つけすぎNG!品のない印象に
通常のスタイリングよりスタイリング剤をしっかりつけて濡れ感を出すウェットボブですが、つけすぎはNG。ウェット感を出し過ぎるとトゥーマッチで品のない印象になってしまうので注意が必要です。
手ぐしで溶かしながら馴染ませる
ブラシやコームでしっかり髪を溶かすのではなく、手ぐしで全体的に馴染ませるのがベター。ゆるいヌケ感や垢抜けたイメージを大切にするなら、手ぐしてざっくりと仕上げていきましょう。
内側や毛先の髪に濡れ感を
スタイリング剤を髪の表面にたっぷりつけてしまうと、髪全体がべったりとした印象に。髪の内側や毛先の髪にしっかり濡れ感を出すことを意識すると、適度なウェット感できれいに仕上がりますよ。
ウェットボブのスタイル例
外ハネ×ウェットボブ
外ハネにウェット感を加えることで、よりアンニュイな雰囲気に。ハネやすい髪をおしゃれ風に仕上げるのにも濡れ髪は使えます。伸びかけヘアは手抜きに見えがちですが、しっかり外ハネさせてウェットに仕上げるだけで、きちんとおしゃれ感が出ますよ。
ハイライト×ウェットボブ
髪に立体感を出し、カッコいい雰囲気に仕上がるハイライト。そこに濡れ感を加えることで、クール×セクシーの最強タッグに。クールな雰囲気に飽きてきたときには、ツヤと束感を意識してスタイリングしてみましょう。
Cカール×ウェットボブ
毛先だけをくるんとカールさせるCカールも、実はウェットヘアとの相性バッチリ。重たくなりがちな大きめカールでも、ツヤ感や濡れ感を出すことで軽やかな印象に仕上がります。Cカールの可愛さはそのままに、色っぽさをプラスできるのも嬉しいところ。
デジパ×ウェットボブ
パーマと濡れ髪は相性バッチリ。パーマのウェーブをしっかりと生かしつつウェットに仕上げると、グッと垢抜けた印象になります。パーマの束感を意識しながら、毛先を中心にスタイリング剤をつけてウェットに仕上げましょう。
黒髮×ウェットボブ
ウェットボブスタイルなら黒髪でも重たい印象がなくなってヌケ感のある印象に。髪の内側や毛先にしっかりウェット感を加えることで、黒髪ならではのツヤっぽさがさらにUPします。
いつものボブとは違う色気と垢抜けを狙って♪
ウェットボブにするだけで、いつのもボブとはガラッと違う印象に。濡れ感を出して色気や垢抜けた雰囲気を意識してみましょう。いつもと違う雰囲気で過ごすことは楽しいですよ。試してみて下さい。

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