50代のエイジングケア方法とは?肌トラブルの改善に効果的な化粧品も紹介
「最近シミとシワが増えてきた気がする…」
「更年期に入って肌の調子が悪くなってきた」
「エイジングケア化粧品ってどうやって選べばよいのかわからない」
50代の女性は、女性ホルモンのバランスやターンオーバーの乱れが原因で、シワやシミなどのさまざまな肌トラブルに悩まされやすいです。
今回は、50代の肌トラブルに効果的なエイジングケアについて次の5つを解説します。
- 50代のエイジングトラブルと原因
- 効果的なエイジングケアの方法
- エイジングケア化粧品の選び方のポイント5つ
- 人気のエイジングケア化粧品10選
- エイジングケアに効果的な5つの生活習慣
最後まで読むと、自身の肌に合うエイジングケア化粧品がわかり、化粧品以外でも生活習慣にエイジングケアを取り入れられます。-
50代が悩む肌のエイジングトラブル

50代になると、さまざまな肌トラブルに悩まされるでしょう。
その中でも代表的な5つを紹介します。
- 肌の乾燥
- シワ
- たるみ
- 毛穴の開き
- シミやくすみ
50代の肌トラブルの原因は、おもに加齢によるホルモンバランスやターンオーバーの乱れ、肌の油分や水分の減少です。
ここから詳しく解説します。
肌の乾燥
50代になると肌の乾燥を感じやすいです。
年齢を重ねるとともに、肌の水分量と油分量は低下します。
また、肌のうるおいを保つ役割をしている次の成分の減少も乾燥肌の原因です。
- コラーゲン
- エラスチン
- ヒアルロン酸
- セラミド
それぞれ肌の表面から水分が逃げるのを防いだり、肌の弾力を維持したりする重要な成分です。
だいたい20代~30代ごろから減少しはじめるため、若いころと同じ保湿方法では乾燥しやすくなります。
シワ
シワの大きな原因の一つは紫外線による肌へのダメージですが、加齢によるもので考えると次の4つがあげられます。
- 弾力を維持させる成分の低下
- 真皮層の構造の変化
- 筋力の低下
- ホルモンバランスの乱れ
コラーゲン、エラスチンは年齢を重ねるごとに減少し、肌の弾力低下につながります。
水分量の低下で乾燥し、肌が硬くなることもシワの原因の一つです。
また、加齢は肌の真皮層の構造を変化させ、肌を支える土台の部分が弱くなるため、皮膚のたるみやシワができやすくなります。
目元、口元、眉間などに、笑うときや驚いたときの表情のクセが元に戻りづらくなることも原因の一つです。
たるみ
加齢によるたるみの原因は、おもに次の3つです。
- 筋力の低下
- 皮下脂肪の減少
- 骨量の減少
日本人女性の筋肉量は、50歳を過ぎると減少し続けます。
筋肉量が下がるのみならず、皮下脂肪や骨量も年齢とともに減少します。
骨量の減少は顔の骨が萎縮する原因になり、骨が萎縮するとたるみやくぼみができやすくなるでしょう。
たるみやくぼみのある部分は影になり、老けた印象を与えやすいです。
また、年齢とともにコラーゲンやエラスチンが減少し、肌の弾力が失われることもフェイスラインの崩れやたるみの原因の一つです。
毛穴の開き
肌のたるみが進行し、弾力が低下すると毛穴が縦長に開き、目立ちやすくなります。
肌のコラーゲンやエラスチンは毛穴の引き締め効果もあるため、少なくなると毛穴が開く原因になります。
とくに、鼻や頬の部分の毛穴が大きく見えやすいです。
肌に必要な皮脂を残せるやさしい洗顔料を使用したり、保湿成分を多く含むスキンケア用品を使用したりすると清潔な肌を保ちつつ、肌の弾力をサポートできるでしょう。
シミやくすみ
50代の肌はターンオーバーの乱れや紫外線から受けたダメージなどの影響で、シミやくすみが目立ちやすくなります。
- 日焼け止めの使用
- 美容におすすめの成分を含む化粧品でのケア
- ビタミンCを含む食品を摂る
紫外線対策やスキンケア以外にも、食べる食材の工夫や質のよい睡眠をとるなど、生活習慣を見直してシミの予防につなげられます。
50代で肌のエイジングトラブルが増える原因

50代で肌に起きるエイジングトラブルのおもな原因には、次の4つがあげられます。
- 女性ホルモンのバランスが乱れる
- 角層が厚く硬くなる
- 不規則な生活を送っている
- スキンケアを怠っている
肌トラブルの原因は身体的な要因もありますが、生活習慣やスキンケアを変えることで改善できる可能性があります。
年齢肌に起きやすい肌トラブルの原因について、詳しく知りましょう。
女性ホルモンのバランスが乱れる
50代に入り、更年期になるとエストロゲン(女性ホルモン)の分泌が減少します。
エストロゲンの役割の一つは、肌や髪の毛のうるおいを保つことです。
そのためエストロゲンが減少すると肌が乾燥し、シワやニキビなどの肌トラブルが起きやすくなります。
またエストロゲンの減少にともない、もう一つの女性ホルモンであるプロゲステロンが優位に働くと、皮脂の分泌が促進されてニキビの原因になることがあります。
角層が厚く硬くなる
肌は、通常28日程度のサイクルで新しい細胞に生まれ変わるターンオーバーを繰り返しています。
しかし、年齢とともにターンオーバーの周期が長くなり、古い角質が肌に残り角質が厚く硬くなります。
古い角質が肌の表面に長い間残ると、肌がゴワゴワしたりカサカサしたりしやすくなるでしょう。
また、角質層が厚くなることで、化粧品の浸透が悪くなり、ニキビやくすみの原因にもなります。
スキンケア用品の効果を高めるためにも、表面の古い角質は早めに除去して、できるだけ肌をやわらかい状態に保ちましょう。
不規則な生活を送っている
睡眠不足やストレス、不健康な食生活などは肌の健康を損ないます。
睡眠が不足すると肌の回復が十分に行われず、肌のくすみや目の下のクマの原因になります。
食べものの選び方も、健康的な肌づくりをするためには欠かせない要素のひとつです。
食べたものをエネルギーに変える代謝の過程で発生する「活性酸素」が肌を酸化させ、老化させる原因になります。
そのため、健康によい食べものをすすんで摂取するとよいでしょう。
次の成分に、健康によい成分が期待できます。
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンE
- カロテノイド
- ポリフェノール
たとえばトマト、にんじん、アーモンド、大豆などに上記の成分が含まれています。
スキンケアを怠っている
適切なスキンケアをおこなわずにいると、肌の老化はどんどん進行します。
日焼け止めを怠ると紫外線によるダメージが蓄積し、シミやしわの原因になります。
また、十分な保湿をしないと肌の乾燥がすすみ、肌のバリア機能が低下するでしょう。
肌の乾燥やバリア機能の低下はシワやたるみ、シミなどのトラブルも引き起こします。
十分にスキンケアで保湿、バリア機能を高める努力をして、加齢に負けない健康的な肌を保ちましょう。
50代に効果的なエイジングケア方法

では、自宅でできる効果的なエイジングケアの方法は、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、次にあげる5つの方法を解説します。
- 保湿をおこなう
- 朝と夜お手入れをする
- マッサージは優しくおこなう
- 基礎化粧品は同じメーカーで統一する
- 化粧品の用法、用量を守る
保湿はもちろん、朝と夜で使用するスキンケア用品をわけることや、マッサージのしかたにも気をつけるポイントがあります。
保湿をおこなう
年齢を重ねると肌の乾燥がすすむため、保湿は最も重要なエイジングケアの一つです。
乾燥は肌のバリア機能を低下させ、シワやたるみなどさまざまな肌トラブルの原因となります。
毎日化粧水のあとに乳液や保湿クリームを塗ると、肌の水分量を維持させて乾燥による肌トラブルを防げます。
目元や口元の乾燥が気になる部分には、スキンケアの最後にアイクリームの塗布もおすすめです。
水分を多く含み、肌に優しい成分の保湿製品を選びましょう。
朝と夜お手入れをする
日中と夜間では肌の状態が異なるため、それぞれに合わせたお手入れが必要です。
- 朝は紫外線やPM2.5などの外的ダメージから肌を守るケア
- 夜は肌の回復と栄養補給を中心にしたケア
朝はUVケアに重点を置き、メイクをする場合はベタつき感の少ない軽めの保湿クリームを使用するとよいです。
夜は栄養豊富なクリームや美容液で肌をケアしましょう。
夜は保湿を重視し、肌の回復と再生に役立つ成分を含むスキンケア用品の使用がおすすめです。
マッサージは優しくおこなう
優しいマッサージは血行を促進し、肌のハリや弾力の維持に役立ちます。
強いマッサージは肌に負担をかけ、摩擦が乾燥やシワの原因となる場合があります。
保湿クリームやオイルで肌に優しく圧をかけながら、軽く顔全体をなでるようにマッサージしてリンパの流れをよくしましょう。
基礎化粧品は同じメーカーで統一する
同じメーカーの製品は成分が調和されているため、相乗効果が期待できます。
異なるブランドの製品を組み合わせると、成分の相性が悪く、肌トラブルの原因になる場合があるでしょう。
同じメーカーの化粧水、美容液、クリームを併用すると、製品の相性による最大限の効果を得られ、より高い効果を発揮できます。
自身の肌質に合うメーカーをみつけて、同じメーカーでのラインナップ使いがおすすめです。
化粧品の用法・用量を守る
いくら保湿が大切とはいえ、過剰な使用は肌に負担をかけます。
スキンケア用品は用法、用量を守り使用してください。
製品に記載された使用量を守り、とくに刺激の強い成分が含まれる製品は慎重に使用しましょう。
また、季節の変わり目で敏感な時期や紫外線を多く浴びたときなど、肌の状態にあわせて使用する量を調整するとよいです。
50代のエイジングケア化粧品の選び方

エイジングケア化粧品はさまざまな商品が販売されています。
ここでは、50代がエイジングケア化粧品を選ぶ際のポイントを5つあげて解説します。
- 保湿力の高さで選ぶ
- エイジングケア成分で選ぶ
- 続けやすさで選ぶ
- 自身の肌質で選ぶ
- 刺激成分の有無で選ぶ
保湿力の高さで選ぶ
50代の肌はとくに乾燥しやすいため、保湿力が高い化粧品の選択が重要です。
ヒアルロン酸やセラミドなど、保湿成分が豊富に含まれているローションやクリームを選ぶとよいです。
肌に水分を閉じ込められる、保湿力に特化した製品を選びましょう。
エイジングケア成分で選ぶ
肌の保湿力アップや弾力アップに効果が期待できる成分を含む製品を選びましょう。
- レチノール(ビタミンA誘導体)
- ビタミンC誘導体
- ペプチド
上記の成分は肌の再生やコラーゲンの生成を促し、肌本来の機能を保つサポートをします。
肌の再生を促す成分が含まれた製品を選び、定期的な使用で肌のうるおいを維持し、健康的な肌を目指せるでしょう。
続けやすさで選ぶ
スキンケアは続けることが重要なため、日常生活に取り入れやすい製品を選びましょう。
難しい手順や時間がかかるケアは長期的に継続するためにはあまり現実的ではありません。
シンプルなステップで使用できる多機能製品や、肌に優しく使い心地のよいテクスチャーのものを選ぶとよいです。
日常生活に無理なく取り入れられる、使いやすさを重視した製品の選択をおすすめします。
自身の肌質で選ぶ
自身の肌質に合った製品を選ぶことが、エイジングケアの効果を最大限に引き出します。
肌質に合わない製品を使用すると、肌トラブルを引き起こすことがあります。
乾燥肌の方はとくに保湿力の高い製品を、脂性肌の方はさっぱりとした使用感の製品を選ぶとよいでしょう。
自身の肌質を理解し、合った製品を選べると肌トラブルが予防でき、効果的なケアにつながります。
刺激成分の有無で選ぶ
50代の肌は敏感になりがちなため、刺激が少ない製品を選ぶことが大切です。
刺激の強い成分は肌荒れやアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
- 無香料
- 無着色
- アルコールフリー
上記の項目に注意して、肌に優しい製品を選びましょう。
とくに、もともと敏感肌の方はパッチテストなどで自身の肌に合うかどうかの確認が重要です。
50代に人気のエイジングケア化粧品10選

ここでは、50代のエイジングケアにおすすめの化粧品10選を紹介します。
- Attenir ドレススノー ローション
- FANCL ビューティブーケ 発酵浸透化粧水 しっとり
- ロート 50の恵 養潤クリーム
- GRACE ONE 集中リペアジェルクリーム
- b.glen QuSomeローション
- POLA B.A ローション N
- KOSE 米肌 肌潤クリーム
- ドクターシーラボ アクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX
- DECORTE リポソーム アドバンスト リペアクリーム
- HAKU メラノフォーカスEV
Attenir ドレススノー ローション
Attenirのドレススノー ローション(医薬部外品)は、ナイアシンアミドとコラーゲンを配合しており、年齢を重ねた肌に潤いを与えてケアします。
ナイアシンアミドはシワ改善の効果が期待できます。
コラーゲンの効果は肌の保湿と弾力をサポートし、乾燥による小じわの予防です。
とろみがあり、かつ肌になじみやすいテクスチャーが特徴です。
浸透効率のよい肌に導く設計が考えられています。
FANCL ビューティブーケ 発酵浸透化粧水 しっとり
FANCLのビューティブーケ 発酵浸透化粧水 しっとり(化粧品)は、ヒアルロン酸とWコラーゲンを含む、高い保湿力を持つ化粧水です。
「白麹ステロール」と「発芽米発酵液」2つの発酵成分で美しい肌づくりをサポートします。
これらの発酵成分は、乾燥から肌を守りながら大人の複合的な肌悩みにアプローチが可能です。
防腐剤、合成香料フリーで肌に優しくつくられているため、敏感肌や乾燥肌の方も取り入れやすいでしょう。
ロート 50の恵 養潤クリーム
ロートの50の恵 養潤クリーム(化粧品)は、「50の恵」の名前のとおり50種類のうるおい成分を配合しており、3種のコラーゲン、ヒアルロン酸Na、CoQ10などが肌の潤いを保ちます。
これらの成分は肌の保湿力を高め、乾燥による小じわや肌荒れを防ぎます。
また、次の3つの機能が一つの製品に備えられているため、時短のお手入れが可能です。
- 美容液
- クリーム
- パック
デイリー使いしやすい製品で、継続して使用しやすいでしょう。
GRACE ONE 集中リペアジェルクリーム
GRACE ONEの集中リペアジェルクリーム(化粧品)は、目元や口元などに使用できる部分用ジェルクリームです。
「進化型コラーゲンCPX」と「レチノール誘導体」を配合し、乾燥小じわ対策を中心にアプローチします。
ほかにも3種のヒアルロン酸、エラスチンs、ローヤルゼリーなど保湿効果の高い成分が豊富です。
これらの成分が肌に潤いをもたらし、乾燥を防いでハリ肌をサポートします。
b.glen QuSomeローション
b.glenのQuSomeローション(化粧品)は、公式サイトでは「朝7時から夜12時まで17時間の保湿効果」のコピーを掲げています。
「QuSome(キューソーム)」と「Charged QuSome(チャージドキューソーム)」という独自の浸透技術が特徴です。
Charged QuSomeは肌の角層のすみずみまで保湿成分をいきわたらせ、QuSomeは肌のバリア機能を強化して外部刺激から肌を守ります。
また、肌荒れを防ぐ成分であるアラントインが含まれているため、敏感肌の方でも安心して使用できる設計の製品です。
POLA B.A ローション N
POLAのB.A ローション N(化粧品)は、ポーラオリジナルの保湿成分が多く含まれている保湿ローションです。
ヘチマエキスやイザヨイバラエキスなど5つの成分を合成した独自成分「BAコアリキッド」が、みずみずしく透明感のある肌づくりをサポートします。
角層のイオンバランスに着目した、肌のうるおいを持続させる処方設計です。
テクスチャーはとろみがあり、肌の角層まで浸透して保湿します。
香料は華やかな香りが特徴のエレミ、ネロリを含むため、1日の疲れのリフレッシュ効果も期待できる製品です。
KOSE 米肌 肌潤クリーム
KOSEの米肌 肌潤クリーム(化粧品)は、豊富に含まれるエモリエントオイルが保護膜を形成し、化粧水や美容液を肌に閉じ込めます。
こっくりとした重みのあるテクスチャーのため、秋冬の乾燥する時期や年齢肌の保湿におすすめです。
- 無香料
- 無着色
- 鉱物油フリー
- 弱酸性
- アレルギーテスト済み
すべての方にアレルギーが起きないわけではありませんが、肌に優しくつくられているため敏感肌の方にもおすすめです。
ドクターシーラボ アクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX
ドクターシーラボのアクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX(化粧品)は、エンリッチシリーズのなかでも高濃度のナイアシンアミドを配合したオールインワンゲルです。
ナイアシンアミドは美白ケア、エイジングケア双方にアプローチする成分です。
ほかにも浸透型コラーゲンEX、浸透型ヒアルロン酸EXを含み、ハリ肌をサポートします。
- 化粧水
- 乳液
- 美容液
- クリーム
- アイクリーム
- マッサージクリーム
- パック
- 化粧下地
上記の8つの役割があり、化粧下地にもなるため朝はゲルと日焼け止めを塗れば外出できます。
DECORTE リポソーム アドバンスト リペアクリーム
DECORTEのリポソーム アドバンスト リペアクリーム(化粧品)は、「美的」や「VOCE」などの2022年ベストコスメに選ばれたクリームです。
「ナイト多重層バイオリポソーム」という独自のリポソーム技術を用いており、少しずつじっくりと肌内部に美容成分を放ち続けます。
また、 シャルドネ(ブドウ果実)エキス、甘草葉エキス、グリセリンの保湿効果で乾燥小じわにアプローチします。
HAKU メラノフォーカスEV
HAKUのメラノフォーカスEV(医薬部外品)は、メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐトラネキサム酸と4MSK( 4-メトキシサリチル酸カリウム塩)が配合された製品です。
また、独自の処方で有効成分を肌の内部に引き込む効果もあり、シミの元にもアプローチします。
エイジツエキスを新たに配合したことで肌を刺激から守り、美白ケア成分と肌へのやさしさを兼ね備えています。
50代のエイジングケアにおすすめの生活習慣

ここからは、エイジングケアにおすすめの生活習慣を5つ紹介します。
- 紫外線を避ける
- 起床後にコップ1杯分の水を飲む
- 入浴はぬるめのお湯に浸かる
- エイジングケアに効果のある食べ物を摂取する
- 顔のエクササイズをおこなう
先にも述べましたが、肌トラブルを防ぐためには生活習慣の改善も非常に重要です。
ぜひ参考にしていただき、健康的な肌を目指しましょう。
紫外線を避ける
50代に入ると肌はバリア機能が弱まり、紫外線によるダメージを受けやすい状態になります。
紫外線はシミやシワの大きな原因となるため、日焼け止めの使用は不可欠です。
日焼け止めはSPF30以上のものを選び、屋外に出る30分前に塗ると効果的です。
また、日傘や帽子、サングラス、長袖の服を着用するとさらに紫外線をカットできます。
雨の日や曇りの日も紫外線は肌にダメージを与えるため、365日紫外線対策を十分にしましょう。
窓からの紫外線も考慮に入れ、屋内での紫外線対策も必須です。
起床後にコップ1杯分の水を飲む
睡眠中は多くの水分が身体から出ていくため、起床後に水分をとると体と肌の水分バランスを整えられます。
コップ1杯の水は、肌の新陳代謝を促進し、毒素の排出を助ける効果があります。
起床後に水を飲む習慣は、肌の潤いを保ち、乾燥によるシワ、シミを防ぐために必要です。
また、水分摂取は体全体の機能を正常に保つのにも重要で、全体的な健康と美容によい影響を与えます。
入浴はぬるめのお湯に浸かる
高温のお湯は肌に必要な油分を奪うため、乾燥の原因の一つです。
ぬるめのお湯に浸かることで肌への負担を軽減し、リラクゼーション効果を高めます。
また、適度な温度の入浴の効果は、血行をよくして肌の代謝を促進します。
肌に優しい入浴剤の使用も、保湿効果を高めて肌の柔軟性を保つ効果があるでしょう。
入浴はストレスを減らし、良質な睡眠を促進する効果もあるため、エイジングケアには理想的な習慣です。
エイジングケアに効果のある食べ物を摂取する
肌に美容成分を塗布する外からのケアのみでなく、エイジングケアに効果のある次の5つを食積極的に摂り、身体の中からもケアしましょう。
- 鉄分
- オメガ3脂肪酸
- ビタミン類
- カロテノイド
- ポリフェノール
鉄分は赤身肉、魚、豆類、全粒穀物、緑葉野菜などに含まれており、血液中で酸素の運搬を助けて肌細胞の再生を促進します。
ただし、鉄分の過剰摂取は便秘や亜鉛の吸収阻害を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
とくにサプリメントを服用する際は医師に相談しましょう。
オメガ3脂肪酸は、肌の保湿効果とバリア機能を強化して乾燥や炎症の減少に役立つ栄養素です。
オメガ3脂肪酸が含まれる食品には、サーモン、マグロ、アボカド、チアシード、亜麻仁などがあります。
ビタミン類、カロテノイド、ポリフェノールは抗酸化作用があり、肌の老化を防ぐはたらきをします。
これらの成分を積極的に摂取すると、若々しく健康的な肌に近づけるでしょう。
顔のエクササイズをおこなう
顔のエクササイズは、顔の筋肉を鍛えて肌のたるみを予防するのに効果的です。
たとえば、大きく口を開けて「あいうえお」と発音するエクササイズは、顔全体の筋肉を動かし、肌の弾力を保つ効果があります。
また、目を大きく見開いたり、頬を膨らませたりする動作も有効です。
これらのエクササイズは血行を促進し、肌の健康をサポートします。
日々の習慣として取り入れると、顔の筋力を上げて若々しい表情を保てるでしょう。
まとめ

50代になると、ホルモンバランスが乱れたり肌の水分量が低下したり、さまざまな要因で肌トラブルが起きやすくなります。
肌を若々しく健康的に保つためには、スキンケア用品で肌に塗布するケアのみでなく睡眠や食事など生活習慣の見直しも重要です。
- 質のよい睡眠
- エイジングケアによい食習慣
- 紫外線対策
上記の3つを心がけながら、エイジングケア化粧品は次の2つのポイントを参考に選びましょう。
- 保湿効果が高いもの
- エイジングケア成分が豊富
そして刺激が少なく、自身の肌質に合うものをみつけられると、健康的な肌づくりのための習慣を継続できます。