更新日:2021.07.14

自分のレベルを上げていきたい。次なる”挑戦”へ。青木魁亮さんに注目です!

あなたは、自分の担当スタイリストのことを、どのくらい知っていますか? スタイリストが普段話さないような、嬉しかったことや苦労したことなどを、日本全国のスタイリストにインタビューするコーナー。 あなたの大切な髪を任せる人だから、一生大切にできるパートナーを見つけてほしい。 「あなたのストーリーを教えて下さい。」

得意スタイル3選!

ミニボブ×ラムネカラー

スタイルのポイントはシンプルなボブですが、インナーカラーにブルーを、全体にミントグリーンを使い遊びを入れています。顔まわりにディスコネ(つながりがないカット)で短い毛を入れているので、ほとんどの骨格に合わせることが可能かと思います。 髪質はブリーチが必要なので、癖のある方には向いていないかと思いますが、もちろんカットだけでも楽しめます^^ 施術する上でのポイントは、いかにブリーチのダメージを削れるかと、色落ちを考慮してブリーチできるかどうかです。

エアリーハネボブ

スタイルのポイントは、ふわっとしたナチュラルな外ハネです。レディースですが、マットワックスを使ってふわふわの質感にしています^^ 髪質や骨格は特に選びませんが、癖が強い方はストレートカールなどおすすめします。 施術する上でのポイントが、カラーがナッツベージュという色なのですが、肌の色に合わせて配合を変えています。もちろんカラーの前処理や中間、後処理もしっかりしてダメージを最小限にします。

シンプルショート

スタイルのポイントは、最近っぽいウェットな質感のショートです。今後はもう少しナチュラルな質感になると思います。 あとはカットで骨格矯正をして丸みのあるフォルムにしています! どんな髪質、骨格でも似合わせは出来ますが、髪質に合わせた施術は行った方が似合うかと思います。 施術する上でのポイントは、襟足・もみあげのカットです。質感にこだわってオイルをつけた時、可愛くなるようにしています。

パーソナルストーリーをインタビュー!

美容師になろうとしたきっかけは?

何かを創る職業に就きたかったからです。 もともと細かい作業とか黙々と行うことが好きでした。なので、小さい頃から図工など物を作ることが好きでしたね。 そういった『創る』方面に行きたいと思って、候補として美容師がありました。 他には生き物が好きなので、水族館の飼育員への就職も考えましたが、学生時に進路指導室の資料を読んだらあまりの倍率の高さに断念しました(笑) それで飼育員の道がなくなったので、高校生の時に髪の毛をいじることが好きだったこともあり、美容学校の専門学校に進みました。

美容師になって最も嬉しかったエピソードは?

前の勤務先で出会ったお客様が、現勤務先の中野に着いて来てくれていることですね。 そのお客様が就職で北海道に行ってしまったのですが、忙しい中、髪を切るためだけに毎月中野のお店まで来てくれているんです。飛行機に乗らないといけない距離の中、こっちまで足を運んでくださることはあまりないと思うので、とても嬉しいですね。 お互い生き物が好きで、そういった共通の話で盛り上がっていたことも、お客様との関係を築けた1つだと思っています。

美容師になって最も苦労したエピソードは?

人に指示を出すのが苦手で、アシスタントのリーダーをしていた時がとても苦労しました。 後輩たちはとてもいい子でしたが、営業中は先輩の指示を聞いたりお客様の対応で手一杯になり、思うように後輩に指示が出せず反省の日々でした。先輩と後輩の板挟みというポジションだったので、そこにお客様対応も入り、正直辞めたいと思った時期もありましたね。 ある日、先輩に「先を見据えた仕事をしなさい」と言われ、今よりこの先に起こることを想像して先に対策を立てておくといい。と教わりました。 最初は難しかったのですが、先に起こることを想像していれば指示が出しやすくなり、慌てる必要も無くなってフロアをまとめることができました。 僕はお店の中でもデビューするのが早かったのですが、早くアシスタントリーダーを抜け出したいという想いで頑張れた部分もあります(笑)美容師は経験を重ねることで分かることが多いので、アシスタントリーダーの経験を経て、一層先を読むという深みがわかったと思っています。 今となっては辛かったけど良い経験だったと思います。

尊敬・刺激を受けているスタイリストは?

ocean tokyo の髙木琢也さんです!

どんな部分に刺激を受けていますか?

常に挑戦している姿ですね!! 高校生くらいの時から自分の好きな俳優を髙木さんが担当していて、そこで以前自分が働いた勤務先を知りました。 髙木さんが勤めているところで働きたいと思ったのもあり、学生時に自分自身もそのサロンに通っていました。髙木さんに直接カットしてもらい、そのすごさを実感していましたね。 残念ながら、僕が入社したころにはoceanに行かれてしまい、一緒に働くことはできませんでした。 髙木さんはヘアスタイルに関しても、斬新で新しいスタイルを創っています。 美容師は「創る」職業なので、長い目で見ても「こんなスタイルはない」というような真新しいものを拓いていく感じに圧倒されています。本なども新鮮で斬新です。 自分だったら躊躇してしまうことにも挑戦している姿は、とても尊敬していますし、大好きなスタイリストさんです。

今後、挑戦してみたいことは?

今年中に自分のお店を出したいと考えています。 今は集まってフリーランスでやっていますが、フリーランスのデメリットとして、楽になりたいからフリーランスになっている人も多いのが現状です。 なので、そこまで熱意を感じられない部分があることが残念だと思っています。 僕はもっと自分のレベルを上げたいという想いがあるので、シェアサロンでもいいですし、次なる挑戦としてお店を出したいと考えています。 「自由な部分」と「仕事」をきっちりと分けて、取り組んでいきたいです。 以前の勤務先の関係上、メンズのお客様が多いのですが、今後はレディース中心で行っていきたいなと思っています。 そのため、柔らかい雰囲気のお店が出せたらいいなと考えています。 今のお客様ももちろん大切にしたいので、エリアは新宿か吉祥寺、銀座あたりで考えています。 また、挑戦的に進んでいきたいので、こういった場所に出店したいですね。

プロフィール

Le'a 中野 プロフィール画像

サロン:Le'a 中野

お名前:青木魁亮

詳細ページ:https://hair.cm/stylist/kaichon

HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

消費税法による総額表示義務化(平成16年4月1日)に伴い、記事中の価格・料金表示は最新の情報と異なる場合がございます。ご利用やご購入の際には最新の情報をご確認ください。