ニキビ用洗顔料のおすすめ人気ランキング10選|思春期ニキビ・大人ニキビ別に商品をご紹介
ニキビは、思春期から30代の方に多く見られる肌悩みで、その対策化粧品も様々販売されています。そこで今回は、ニキビ対策の洗顔料にスポットを当てて解説します。
本記事では、ニキビ用洗顔料の選び方・おすすめ人気ランキングをご紹介します。何を選べばいいのか迷っていたり、なかなかニキビが治らなくて違う商品を試したいと思っている方は必見です。
ニキビができる原因とは|タイプ別に解説!
思春期ニキビの原因|過剰な皮脂や食生活など
思春期ニキビとは、中学生や高校生など主に10代後半あたりの年代に多いニキビです。思春期ニキビの原因と考えられるものには、以下の2つがあります。
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過剰な皮脂分泌
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脂っこい食生活
主な原因は過剰な皮脂分泌によるもので、鼻や額など皮脂量が特に多いTゾーンにできるのが特徴。思春期は、男性や女性問わず、皮脂量が盛んになる時期です。
また、春から夏にかけての時期や、元々オイリー肌の方にもできることが多く、ニキビに効く洗顔料で過剰な皮脂を落としながら、炎症を抑える適切なスキンケアをすることが大切です。
大人ニキビの原因|乾燥やホルモンバランスの乱れなど
大人ニキビは、20代半ばから30代前半にできるタイプで、主に顔の下半分にできるのが特徴です。大人ニキビは思春期ニキビと違い、以下のようなさまざまな原因があります。
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免疫力・バリア機能の低下
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ホルモンバランスの乱れ
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古い角質の蓄積
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乾燥
ニキビというと皮脂量が多い方に多くできるイメージもありますが、大人ニキビは、逆に乾燥が原因となる場合もあります。
体に起こるさまざまな不調がニキビとなって現れやすいのも、思春期ニキビとの大きな違いですね。皮脂を取りすぎないようにし、十分に保湿ケアをすることがスキンケアのポイントです。
もう迷わない!ニキビに効く洗顔料の5つの選び方
ここでは、ニキビに効く洗顔料の選び方を紹介します。選ぶときにチェックしてほしいポイントは、以下の5つです。
それぞれ詳しく解説していくので、迷う方はまずこちらをチェックしましょう。
①洗浄成分|ニキビタイプや肌質に合わせて選ぼう
思春期ニキビ|石けん系で余分な皮脂を落とす
過剰な皮脂分泌が原因の思春期ニキビには、洗浄力の高い石けん系洗浄成分がおすすめです。固形石けんを使用する際は、石けんの透明度にも注目してください。不透明なタイプは特に洗浄力が高い傾向があるので、よりさっぱりとした洗い上がりを好む方は不透明の固形石けんを検討してみましょう。
石けん系洗浄成分の成分名には、名前にラウリン酸K・パルミチン酸K・ステアリン酸K・石ケン素地とつくものが多いです。洗顔料を選ぶ際は、ぜひチェックしてみてください。
大人ニキビ|アミノ酸・ベタイン系で優しく洗う
大人ニキビは、思春期ニキビとは反対に、アミノ酸系・ベタイン系の優しい洗浄力の洗顔料がおすすめです。アミノ酸系は肌に元々ある皮脂を落としすぎることなく洗い上げるので、乾燥によるニキビを防ぐことができるでしょう。
ベタイン系は低刺激で安全性が高く、ベビー用シャンプーにも使われています。アミノ酸系とベタイン系は程よい洗浄力で溜まった角質を落とし、肌の乾燥が抑えられることで、バリア機能の低下も防げます。それぞれの成分名表記を以下にまとめたので、購入の際は参考にしてください。
▼洗顔料の肌に優しい洗浄成分
脂性肌・混合肌|クレイで皮脂を吸着
元々の肌質でニキビが発生しやすい肌タイプは、脂性肌や混合肌の方です。特に肌のベタつきやテカリが気になるときは、クレイが配合された洗顔料も検討しましょう。
クレイには古い角質や毛穴汚れ、皮脂を吸着する作用があり、ベタつき・テカリの原因にアプローチできます。成分名にはモロッコ溶岩クレイ・ベントナイト・海シルトと表記されているので、購入の際は成分はこの3つのいずれかが入っているか確認しましょう。
②有効成分|ニキビケアや保湿できる成分をチェック
殺菌成分|サリチル酸・イソプロピルメチルフェノールなど
ニキビの原因であるアクネ菌の繁殖を抑えるのに有効なのが、殺菌成分。特に、思春期ニキビの原因は過剰な皮脂なので、アクネ菌の繁殖を抑えるためにも取り入れてください。
特に、サリチル酸やイソプロピルメチルフェノールは、ニキビケア化粧品に配合されることの多い成分です。殺菌成分の配合された洗顔料を使うことで、すでにできてしまったニキビのケアはもちろんのこと、予防も可能です。
抗炎症成分|アラントイン・グリチルリチン酸ジカリウムなど
抗炎症成分は、すでにできてしまったニキビだけでなく、肌荒れによる炎症にもおすすめです。思春期ニキビと大人ニキビ、どちらのタイプにも適しているでしょう。
成分表には、アラントインやグリチルリチン酸ジカリウムなどと表記されています。そのほかにもニキビに有効な成分は複数あるので、以下の表で自分のニキビタイプに合わせた成分をチェックしましょう。
▼ニキビの有効成分の働きと成分名
保湿成分|セラミド・グリセリン・ヒアルロン酸など
乾燥が原因の大人ニキビにとくに必要なのが、保湿成分です。優しい洗浄力の洗顔料を使っていても、皮脂を落としたことによりうるおいがいつもより不足気味になってしまうこともあるでしょう。
洗顔料は基本流すものですが、保湿成分が含まれることで、洗浄中に肌の水分が流れ出てしまうのを防ぎます。さまざまな保湿成分がありますが、以下の成分は要チェックです。
▼保湿成分の種類と特徴
ちーのコメント
殺菌成分は皮膚に元々いる常在菌まで除去してしまう可能性があるので、殺菌作用のある洗顔料は使い過ぎに注意しましょう。1日1回、または週に2・3回がおすすめです。
③肌への優しさ|ノンコメドジェニックを選ぼう
皮脂分泌が気になる思春期ニキビには、「ノンコメドジェニック」と表記されているものもおすすめです。ノンコメドジェニック化粧品は、油分が少ない成分構成になっているため、油分をエサとするアクネ菌の増殖を抑えられます。
敏感肌の方は、肌がゆらぎやすいのが特徴です。季節の変わり目や体調によって、一時的に敏感肌になる方も多くいます。そんな時はより、化粧品の品質保持のために配合されている成分に注意が必要です。
ちーのコメント
敏感肌の方は、ほかに「アレルギーテスト済み」「スティンギングテスト済み」と表記された洗顔料もおすすめです。肌への刺激を極力抑えているため、購入前にパッケージを確認しましょう。
④使用感|泡の固さ・香り好みで選ぼう
洗顔料を使う際に重要視する人もいるのが、泡の質です。また、好みによりますが香りもチェックしてみましょう。
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弾力のある泡立ち|もちもちした泡でスッキリ洗浄
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香り|さっぱりとした柑橘系や石けんの香りなど
弾力のある泡立ち|もちもちした泡でスッキリ洗浄
特に濃密で弾力のある泡は、汚れを絡めとるように浮かせてスッキリと洗い上げてくれます。
反対に、水分が多くてキメが荒くやわらかい泡では、肌と手のひらの摩擦が起こりやすくなるのです。これが刺激となり、肌トラブルの原因にもなってしまいます。洗顔料を選ぶ際は、ぜひ泡の固さにも注目しましょう。
香り|さっぱりとした柑橘系や石けんの香りなど
洗顔料は顔に直接のせるものなので、苦手な香りものはなるべく避けましょう。ニキビ用洗顔料の中でも、特にさっぱりとした柑橘系や、爽やかな石けんの香りは好評です。
ちーのコメント
もこもこの泡は潰れにくいため、肌の不要な皮脂や汚れをきちんと落とせます。香りは好みがありますが、刺激が気になる方は「無香料」と表記されたものを選びましょう。
⑤価格帯|継続しやすい商品をチェック
洗顔料は、洗顔1回分の量にもよりますが、1本を大体2〜3ヶ月で使い切る人が多いようです。この期間を踏まえたうえで、自身が続けやすい価格の商品を選びましょう。
ちーのコメント
洗顔料は、ドラッグストアでも簡単に購入できる市販のものから、デパコスのリッチなものまでさまざまあります。使用頻度を考えたうえで、自分にとってベストな洗顔料を見つけましょう。
ここまでは、ニキビに効く洗顔料の特徴や、選び方を解説してきました。ここからは、ニキビに効く洗顔料のおすすめ人気をランキングで紹介します。
【総合】ニキビに効く洗顔料のおすすめ人気ランキング10選
ここからは、総合版のニキビに効く洗顔料のおすすめ人気ランキング10選を一挙に公開します!
今回はニキビに効く洗顔料を、下記2点で比較しました。
▼ランキングの選定項目と基準
- 利用者の口コミ評価…Amazon・楽天・Yahoo!の評価平均点4.0以上の商品をピックアップ。
- 成分…石けん系洗浄成分・クレイ洗浄成分・低刺激洗浄成分配合商品をピックアップ
KANEBO カネボウ スクラビング マッド ウォッシュ
SABON(サボン)フェイスポリッシャー リフレッシング
ファンケル ディープクリア洗顔パウダー
d プログラム エッセンスイン クレンジングフォーム
SABON(サボン)フェイスポリッシャー リラクシング
suisai スイサイ ビューティクリア パウダーウォッシュN
メラノCC ディープクリア酵素洗顔
KANEBOカネボウ コンフォート ストレッチィ ウォッシュ
カウブランド カウブランド 赤箱 (しっとり)
なめらか本舗 薬用泡洗顔
思春期ニキビ向け洗顔料のおすすめ人気ランキング3選
次に、思春期ニキビ向け洗顔料のおすすめ人気ランキングを3選ご紹介!
今回は思春期ニキビ向け洗顔料を、下記3点で比較しました。
▼ランキングの選定項目と基準
- 価格…3,000円以下の商品をピックアップ
- 利用者の口コミ評価…Amazon・楽天・Yahoo!の評価平均点4.0以上の商品をピックアップ。
- 成分…グリチルリチン酸2K・パルミチン酸配合商品をピックアップ
オルビス クリアフル ウォッシュ
ファンケル アクネケア 洗顔クリーム
ロゼット 洗顔パスタ アクネクリア
大人ニキビ向け洗顔料のおすすめ人気ランキング3選
続いては、大人ニキビ向け洗顔料のおすすめ人気ランキングを3選紹介!
今回は大人ニキビ向け洗顔料を、下記3点で比較しました。
▼ランキングの選定項目と基準
- 価格…3,000円以下の商品をピックアップ
- 利用者の口コミ評価…Amazon・楽天・Yahoo!の評価平均点4.0以上の商品をピックアップ。
- 成分…グリチルリチン酸2K・保湿成分配合商品をピックアップ
ノブ ACアクティブ ウォッシングフォーム
ビフェスタ 泡洗顔コントロールケア
キュレル 皮脂トラブルケア 泡洗顔料
ニキビを予防!正しい洗顔のやり方
今あるニキビのケアも大事ですが、一番理想なのはニキビを予防することです。
ニキビはニキビ用洗顔料と正しい洗顔でできにくくすることができるので、ぜひ今日からでも以下のやり方を実践してみてください。
①洗顔料をきちんと泡立てる
洗顔料はそのまま直接顔に伸ばすのではなく、泡立てた状態で使用しましょう。そのまま使用すると洗い上がりがムラになるだけでなく、摩擦によりニキビを余計に悪化させてしまう可能性があります。
手で泡立てるのが難しい方は、泡立てネットを活用しましょう。ドラッグストアでも安価で購入できます。
②泡を転がすように洗う
洗う際の手の動かし方にも注意しましょう。力を入れる擦ると泡が潰れてしまいます。手のひらは肌につかないように浮かせた状態で、泡を肌の上で転がすように伸ばしていきます。
きちんときめ細かい泡になっていれば、手で擦らずとも泡が汚れを吸着してくれます。洗い上がりにも差が出るので、ぜひ試してみてくださいね。
③洗顔の回数は朝と夜の2回
特に皮脂量が多くて悩んでいる方の中には、1日に何回も洗顔してしまう人もいるのではないでしょうか?実は、洗い過ぎはとっても危険です。肌に元々いる常在菌までも除去してしまうと、肌のバリア機能が低下してしまいます。そうなると乾燥しやすくなってニキビを悪化させてしまうことに…。
オイリー肌の方でも洗顔は、1日朝と夜の2回に留めましょう。不要な皮脂だけ取り除き、肌のバリア機能を失わないようにすることが大事です。
④洗顔にかける時間は2分程度
洗顔にかける時間は、長くても2分程度にしましょう。洗顔が長引くほど洗顔料が顔にのっている時間も長くなるため、肌の乾燥を招きます。泡を肌にのせたら、手早く顔に全体に広げていくのがポイントです。
⑤タオルドライのときに擦らない
タオルドライをするときの摩擦でも、肌にとっては刺激になります。敏感肌の方でなくても、タオルドライ時はタオルで顔を優しく押さえるようにしましょう。水分を吸わせるように肌をおさえるのがコツです。
ニキビ用洗顔料でなめらかな素肌を目指そう
ニキビ用洗顔料は、ニキビのタイプや肌質、使い勝手によって自分に合ったものを使いましょう。使う際も、正しい洗顔方法であれば肌を優しくケアできます。
その後のスキンケアもきちんと行って、なめらかで美しい肌を手に入れてみませんか。
よくある質問
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洗顔以外でニキビを予防する方法は?
他のスキンケアもノンコメドジェニック、皮脂抑制・殺菌・抗炎症成分のものを選びましょう。脂質の代謝をコントロールするビタミンB群や、炎症を抑えるビタミンAを摂ることもおすすめ。便秘や睡眠不足もニキビを悪化させるので、食物繊維を多く摂ったり、睡眠をきちんととるように心がけましょう。
ちーのコメント
洗浄力が強いのは固形石けん、弱いのは泡タイプと覚えておくと、洗顔料選びに迷ったときに役に立ちますよ。