更新日:2021.06.22
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ビビり毛とは?状態と原因、直し方を説明|ならないようにするための方法

ビビり毛とは、激しいダメージによって髪の毛がチリチリになってしまった状態を言います。この記事では、ビビり毛になってしまう原因やその直し方をご紹介します!いつまでもキレイな髪を保ちましょう。

ビビり毛とは

激しいダメージ毛

ビビり毛と呼ばれる激しいダメージ毛ですが、このダメージは日々の蓄積で起こることもあります。髪を洗った後、毎日ゴシゴシと強くタオルで髪をこすったりすると、それが髪のダメージとして蓄積されていきます。

 

度重なるカラーや縮毛矯正で起こる

ヘアカラー剤やブリーチ、縮毛矯正のダメージが原因によるビビり毛もあります。おしゃれのために髪を染めすぎて健康な髪を失ってしまうのはもったいないです。頻度や程度を考慮しながらおしゃれを楽しみましょう。

 

チリチリになり髪のツヤがなくなる

ビビり毛になってしまうと、まっすぐな髪がチリチリになって髪のツヤもなくなってしまいます。こうなると見た目はパサパサな髪に見えて、とても見栄えが悪くなってしまいます。

 

ビビり毛の直し方

ホームケアでは不可能

ビビり毛の直し方ですが、残念ながらホームケアでの回復はできません。一度髪にダメージが蓄積されてしまうとそれを元の状態に直すことは難しいので、大切なのはこの状態にさせないという日頃のケアです。

 

美容室でも元の状態に戻すことはできない

ホームケアではビビり毛を直せないのであれば、美容室はどうかというと、これも残念ながら元に戻すことはできません。それくらいビビり毛は厄介なものです。

 

髪は死細胞なので修復されることはない

髪のプロでも直せないというのには理由があります。それは、髪は死細胞であり、修復されることはないからです。生きている細胞なら活発化させる方法もあるのですが、死んでいる細胞を修復することは不可能なんです。

 

「髪質改善」「ビビり毛修繕」と言ってる美容室は本当?

死細胞はどうにもできないはずなのに、「髪質改善」「ビビり毛修繕」という謳い文句を掲げる美容院もよく目にしますよね。これは、細胞を蘇らせるのではなく、ツヤを出す工夫をしているという意味です。

 

傷んだ部分を切り、伸びるのを待つ

具体的には、美容院ではビビり毛修繕のために傷んだ部分を切り、また健康的に伸びるのを待つ方法が取られます。どうにもできないところは切ってしまうのが手っ取り早いです。

 

綺麗な状態に戻るまでにできること

美容室の高保湿トリートメントを使う

では、きれいな状態に戻るまでに自分でできることは何かないでしょうか。一つは、美容室で売っている高保湿トリートメントを使うことです。これで髪がこれ以上傷つかないように守りましょう。

 

シャンプーも髪のダメージに合わせて変える

今使っているシャンプーも見直し、ダメージから髪を守ってくれる力が強いものに変えてみましょう。死細胞にツヤを与えることは難しいので、それよりはダメージから守ることに焦点を当ててみてください。

 

見た目を少しキレイにすることは可能

ビビり毛は、髪をお団子にしたりとヘアスタイルを変えて隠すことで見た目をキレイに見せることは可能です。ヘアセット剤をたくさん塗ることもできますが、過度であるとダメージに繋がるので注意しましょう。

 

繰り返し使用することが必要

美容院の高保湿トリートメントなどは、繰り返し使用する必要があります。髪が伸びて健康な状態になるまで根気強くケアしましょう。

 

ビビり毛にならないようにするには

美容師に髪のダメージ遍歴を正しく伝える

ビビり毛にならないようにするためには、美容院に行った時に今までの髪のダメージ遍歴を伝える必要があります。髪を染める頻度やブリーチをしたのがいつなのか、これらを正しく美容師に伝えましょう。

 

同じ部分に何度も施術を重ねない

カラー等の施術をしてもらうと見た目はキレイになりますが、将来的なことを考えるとその部分が傷んでしまうことにもなりかねません。同じ部分にダメージの強い施術は繰り返さないようにしましょう。

 

日々のヘアケアをしっかりする

ビビり毛になってしまうとホームケアではどうにもならないと書きましたが、それを予防する策ならできます。日々のヘアケアをしっかりとし、髪を洗う時には優しく注意してあげましょう。この繰り返しがビビり毛予防として大きな意味を持ちます。

 

きちんとドライヤーで乾かす

濡れた髪はキューティクルが開いているので、自然乾燥ですませるとダメージが進行しやすくなります。シャンプー後は早めにドライヤーで乾かし、キューティクルを閉じましょう。乾かし方のポイントはこちらの動画で紹介しています。

 

 

ドライヤー前はオイルで保湿・補修

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高い保湿効果と内部補修効果で、髪のダメージをケア。パサつきやくせ・うねりに特化したヘアオイルです。トレンド感のあるナチュラルなツヤも再現。アウトバストリートメントとしてもスタイリング剤としても使用できます!

 

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信頼できる美容師に相談する

一番良いのは信頼できる美容師に相談することです。今までの自分の髪の染め方などを全て知ってくれている人であれば細かに髪ダメージの遍歴を説明する必要もありませんし、自分に合ったぴったりな方法を提案してくれるはずです。

 

ビビり毛になってしまったら美容室に連絡しよう

ビビり毛になってしまったら、とにかく美容室に連絡して相談をしてみましょう。今できるケアは何か聞き、見た目をキレイにしたいなら傷んだ部分を切ってしまうようお願いしましょう。

 
HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

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