更新日:2026.05.04
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大人のフェードカット入門:ビジネス向けの長めスタイルと日々のメンテナンス

清潔感と男らしさを両立できると、世代を問わず定番となっている「フェードカット」。今回は、その特徴やツーブロックとの違いから、毎日のセット方法までフェードカットのすべてを解説します。ビジネスシーンで浮かない長めのスタイルから、50代の大人の魅力が引き立つスタイルまで、自分に似合う髪型が必ず見つかる内容です。

海外メンズの定番スタイル「フェードカット」とは

フェードカットとはどんなスタイル?

フェードカットとは、極めて短いベリーショートの刈り上げスタイルです。一般的な刈り上げが3ミリから15ミリ程度なのに対し、フェードカットは最短で0ミリ(スキンフェード)からスタートするのが最大の特徴。地肌が見えるほど短く刈り上げた部分から、トップへ行くにつれて長く残すことで、美しいグラデーションをつくります。

 

フェードカットとツーブロックの違いは?

フェードカットとよく比較されるのが「ツーブロック」です。両者の最大の違いは「刈り上げ部分とトップの繋がりに段差があるかどうか」です。

フェードカットは、下から上へ徐々に長くなるようにカットするため、境目が自然なグラデーションになります。頭の形に沿ってなめらかに繋がるため、洗練されたスマートな仕上がりになるのが特徴です。

一方、ツーブロックはサイドを一定の長さで刈り上げ、その上にトップの長い髪を被せるため、くっきりと段差ができるスタイルです。どちらも人気のスタイルですが、よりビジネスシーンに自然に馴染みやすく、大人っぽい清潔感を出せるのはフェードカットと言えます。

 

ツーブロックや刈り上げから移行しやすい

フェードカットは、ツーブロックや一般的な刈り上げスタイルから簡単に移行することができます。すでに短く刈り上げている部分をベースに、さらに短くグラデーションを付けるだけで完成します。今の髪型にマンネリを感じている方は、ぜひ一度フェードカットを試してみてはいかがでしょうか。

 

ビジネスシーンでも清潔感があって好まれている

フェードカットは、ビジネスシーンにおいて「仕事ができる男性」という印象を与えやすい、清潔感に溢れたヘアスタイルです。トップの長さを調整することで、髪質や顔型を問わず誰にでも似合わせやすいのが特徴。職場の雰囲気に合わせてバリエーションを変えることで、自分らしい大人スタイルを確立できます。

 

フェードカットにすることのメリット

硬派な男らしさが出せる

硬派な男らしさが出せる

フェードカットは、地肌に近い短さから生まれるシャープなグラデーションによって、上品でクラシカルな雰囲気を与える髪型です。硬派で男らしい魅力を引き出せるのが最大のメリットといえます。顔周りがクールに引き締まるため、若さよりも大人の風格や品位を重視したい男性に最適です。 

 

無駄のない洗練されたデザイン

無駄のない洗練されたデザイン

フェードカットは、シンプルで無駄のないデザインが特徴的です。トップの髪をサイドに流す定番スタイルは男性の骨格を綺麗に見せ、スーツから休日のカジュアルダウンした服装まで、あらゆるファッションに自然に馴染むメリットがあります。

 

スタイリングに時間がかからず簡単に決まる

スタイリングに時間がかからず簡単に決まる

コームとスタイリング剤だけで手軽にセットできるのが、フェードカットの大きな魅力です。サイドやバックが極端に短いため寝ぐせがつきにくく、トップの毛流れを整えるだけで完成します。スタイリングが苦手な方や、朝の身支度の時間を短縮したい大人の男性にこそおすすめのスタイルです。

 

フェードカット・短髪の定番スタイルを楽しむ

カジュアルファッションを格上げするフェードスタイル

フェードカットはスーツだけでなく、休日のカジュアルダウンした服装とも相性抜群です。首元やサイドがスッキリしているため、オーバーサイズのトップスやパーカーなど、ボリュームのある服を着ても野暮ったくならず、全体のシルエットをスマートに引き締めてくれます。

 

初心者にも受け入れやすい定番フェードカット

刈り上げ部分を頭部の中間まで(ミドルフェード)にし、トップを自然に立たせる定番スタイルです。奇抜になりすぎないため、ツーブロックから移行する方や、初めてフェードにする方に最も適しています。極端な短さに抵抗がある場合は、この王道スタイルから始めてみてください。

 

ヒゲと一体化して調和がとれているフェードカット

ヒゲをコンプレックスに感じる男性も多いですが、フェードカットと組み合わせることで、ヒゲと髪の毛が一体化した印象を与えることができます。ヒゲの長さを髪の毛と同じ長さに切りそろえ、丸みを帯びた形に整えることで、上品で洗練されたシルエットを作り出すことができます。

 

短髪フェードカットならカラーリングも目立ちやすい

フェードカットはサイドがスッキリしている分、トップに施したカラーリングが綺麗に際立ちます。ビジネスシーンや大人の男性であれば、白髪ぼかしの細かいハイライトや、落ち着いたアッシュ系のカラーを取り入れるのがおすすめ。狭い面積に色を入れるため、悪目立ちしすぎず上品に個性を表現できます。

 

50代×グレイヘアにフェードはよく似合う

年齢を重ねた50代の大人男性にこそ、フェードカットは最適です。サイドを短くスッキリさせることで、トップのボリューム不足を視覚的にカバーする効果があります。さらに白髪を隠さずそのまま活かすことで、渋さと大人の色気が格段に引き立ちます。

 

前髪長めのフェードカットはビジネスにも最適

フォーマルなシーンでも使いやすいローフェードカット

ローフェードカットは、耳周りと首のラインのみを低めの位置で刈り上げるデザインです。短くする面積が少ないためグラデーションがより自然になり、厳格なビジネスシーンやフォーマルな場でも悪目立ちしません。頭の形を綺麗に見せつつ、落ち着いた大人の雰囲気を演出できます。

 

ウェットなスタイリングでビジネスシーンを彩る

前髪をサイドからバックへ流すことで、ビジネスシーンでも爽やかな印象を与えます。ウェットにスタイリングすることで、より清潔感がある仕上がりになります。フェードカットのグラデーションは自然でありながらも洗練された印象を与え、ワンランク上のヘアスタイルに仕上げることができます。スーツやカジュアルスタイルにも合わせやすく、社会人であればマスターしたいスタイリングの一つです。

 

長めトップのサイド流しでビジネスカジュアルに

長めの前髪をサイドに自然に流すスタイルは、フェード特有のいかつさを抑え、知的な印象を与えます。カッチリ固めすぎず、手ぐしで程よくふんわりさせることで、スーツはもちろんオフィスカジュアルにも適応します。営業職や接客業など、第一印象の清潔感と親しみやすさを両立させたい方におすすめです。

 

前髪下ろすフェードカットでナチュラルな短髪へ

前髪を下ろせば自然なスタイルが完成

前髪を下ろしたクロップスタイル(ベリーショート)は、飾りすぎない自然な印象が魅力です。シルエットがコンパクトに収まるため、ヒゲやメガネといった大人のアイテムと相性が良く、知的な雰囲気を引き立てます。少量のワックスを髪全体にサッと馴染ませるだけで決まる手軽さもポイントです。

 

束感スタイリングで男らしく

束感が出るようにスタイリングすれば、より男らしいスタイルになります。ドライなスタイリング剤を使用すると、マットでボリューム感が出て、カジュアルな雰囲気に仕上がります。一方、ウェットなスタイリング剤を使うと、クールで色気のある印象を演出することができます。束感を出すことでフェードカットの部分もより活きます。どのシーンにも合うスタイルなので、ベリーショートの方はぜひ習得してみましょう。

 

長めのセンターパートで大人の個性を引き出す

前髪をセンターで分けるスタイルは、サイドの短いフェード部分とのコントラストが際立ち、洗練された大人の色気を引き出します。直毛で扱いにくい場合は、毛先にゆるくパーマをかけると自然な毛流れが作れます。アパレルやクリエイティブ系の職種の方にも似合う、デザイン性の高いスタイルです。

 

個性あふれるスタイルで自分らしく

大人の遊び心満点のアシメのフェードカットスタイル

王道のフェードカットに変化をつけたい方は、アシンメトリーカットを取り入れるのが効果的です。トップの長さを左右で変えることで、毛流れをシャープに見せることができ、スタイリングの幅がグッと広がります。分け目やスタイリング剤の質感を変えるだけで、オンオフ問わず様々な表情を楽しめます。

 

ツーブロックは海外ではアンダーカットフェードと呼ぶ

日本でいうツーブロックは、海外にてアンダーカットと呼びます。しかし、サイドやバックはほぼ同じ長さに刈り上げることが多いので、ツーブロックとは少々違いがありますね。そして、アンダーカットフェードはトップにあるつなぎ目に少しフェードを残すデザインのことです。海外の男性のようなヘアスタイルに仕上げたい人は、挑戦してみてはいかがでしょう。

 

フェードカット・パーマでスタイリッシュ感UP

フロントをメインにスパイラルパーマで髪全体に動きを

フェードカットとスパイラルパーマを組み合わせることで、おしゃれでモダンなヘアスタイルに。フェードカットの髪の毛を刈り上げる部分と、スパイラルパーマのカールをかける部分を明確に区別しているため、一段と魅力的に仕上がるでしょう。カールを強調するために、スタイリング剤を使うこともできます。ヘアスタイルにアクセントを加えたい人におすすめのスタイルです。

 

緩やかパーマでスタイリッシュの中に優しさをプラス

直毛で動きが出にくい方は、トップに緩やかなパーマを加えるのがおすすめです。毛先に自然なカールがつくことで骨格の補正効果が高まり、フェード特有のいかつさを中和して柔らかく親しみやすい雰囲気を引き出せます。

 

フェードカット×フェザーマッシュ:都会的なメンズスタイル

フェードカットにフェザーマッシュを融合したスタイルは、サイドとバックを段階的に短くし、トップに動きのあるレイヤーとパーマを加えることで、洗練された都会的なルックを演出します。トップのボリューム不足を自然にカバーできるため、実は年齢を問わず、大人の男性の髪の悩み解決にも繋がる優秀なスタイルです。

 

フェードカットのセット方法

スタイリング剤はポマードやグリースがおすすめ!

スタイリング剤はポマードやグリースがおすすめ!

フェードカットに合うスタイリング剤の王道は、ポマードやグリースです。綺麗なツヤ感と強いセット力が特徴で、毛流れをカチッとホールドしてくれます。ポマード特有の匂いが気になるビジネスシーンでは、無香料や微香性の水溶性グリースを使用するのがおすすめです。シャンプーで簡単に落とせる扱いやすさも魅力なので、ぜひご自身の好みに合ったものを見つけてみてください。

 

ナチュラル派にはヘアオイルも!

ポマードやグリースはツヤ感が強いため、ビジネスでは浮いてしまうことも。あまりツヤを主張しすぎたくない人には、自然なツヤ感が出せるオイルがおすすめです。

ONCEのヘアオイルは、サラッと軽いのにちょうどいいオイル感が残るのがポイント。スタイリングはもちろん、シャンプー後の髪を乾かすときにも使えます。

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ドライヤーで乾かす時は完成形の髪の流れを意識して

ドライヤーで乾かす時は完成形の髪の流れを意識して

まず、髪の毛を全体的に濡らします。その後、タオルで軽く水気を取って、余分な水分を落とします。髪の毛に必要な水分を残しつつ、過剰な水分を落としてセットしやすくします。

次に、ドライヤーを使って乾かします。ドライヤーは、温風と冷風を使い分けると良いでしょう。最初は温風で乾かし、髪の毛の根元から乾かしていきます。手で髪を持ち上げながら、ドライヤーを当てると根元から立ち上がりやすくなります。根元が乾いたら、中間部分を乾かしていきます。

最後に、冷風で髪の毛全体を冷やすと、スタイルが長持ちしやすくなります。乾かす際は、手グシやコームを使い、トップの流れをつくります。ここで、完成形の髪の流れをイメージしながら、スタイルの下地をつくります。

 

8割ほど乾かしてスタイリング剤を付けて整えれば完成

8割ほど乾かしてスタイリング剤を付けて整えれば完成

8割ほど乾き、綺麗にスタイルの下地をつくることができたらスタイリング剤で固めます。スタイリング剤は、髪の毛が少し湿った状態で使うのがポイントです。ポマードやグリースを使う場合は、指先で少量取って手のひらで温めてから髪になじませると、より効果的です。最後に、トップの毛流れを整えて、完成形の髪型をイメージしながら仕上げましょう。 

 

横顔のグラデーションを際立たせるバリカンの活用法

サイドを極限まで短くし、トップを七三に流してツヤを出した王道のバーバースタイルは、横から見たときのグラデーションの美しさが命です。地肌からのなめらかな繋がりをキープするには、美容室に通う合間のセルフケアが効果的。もみあげや耳周りの数ミリ伸びた部分を、自宅のバリカン(3〜6ミリ設定)で下から上に軽くぼかすように整えるだけで、トップとのコントラストが保たれ、大人の清潔感が長持ちします。

 

フェードカットで清潔感のある大人のスタイルへ

フェードカットは、ただ短く刈り上げるだけでなく、ミリ数の調整やトップの長さによって、あらゆるビジネスシーンや年代に適応できる万能なヘアスタイルです。特に、髪のボリュームや白髪が気になり始める40代・50代の男性にとっては、清潔感と大人の色気を引き出してくれる強力な味方になります。自分に合ったフェードスタイルを見つけて、洗練された印象を手に入れましょう。

 

HAIR編集部

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