くるりんぱを使ったギブソンタックのアレンジ方法
髪全体にヘアワックスをつける

やや硬めのヘアワックスを髪に軽く馴染ませておきます。すると、ハリが出てまとめるのが楽になり潰れにくくなります。また髪を引き出してゆるっとした感じにするときにも、形がつけやすくなるので持っていない人はぜひ用意してください。
低めの位置でひとつ結びにしてくるりんぱ
低めの位置でひとつ結びをした髪をくるりんぱします。後々、髪の毛束をたくし込んでシニヨンをつくっていきますので、低い位置で結ぶほうが都合が良いです。髪の長い人は、何回かくるりんぱを繰り返してくださいね。
くるりんぱの毛先をゴムでまとめる
くるりんぱをした髪の毛先をゴムでまとめます。まとめると毛先がばらつきにくくなり、シニヨンがつくりやすくなりますよ。髪の中に入れ込んでしまうので、キレイにまとめなくても大丈夫です。ただ解けないようしっかりと結びましょう。
結んだ毛先をくるりんぱの中に入れる
ゴムで結んだ毛先を、くるりんぱの中にたくし込んで見えないようにピンで留めて完成です。ピンが落ちなければ、キレイにまとまらなくてもラフな感じが雰囲気をつくってくれます。何度か練習すれば簡単につくれるようになりますよ。
ヘアワックスをつけるコツ
ベタベタつけ過ぎはNG!
良かれと思ってベタベタつけ過ぎてしまうと、髪が重い雰囲気になり、アレンジもしにくく扱いずらい髪になります。せっかくの優しい雰囲気のあるギブソンタックがまとめ髪になってしまいますので、ベタッとつけないように注意しましょう。
手に伸ばしてふんわりとつける
ワックスは、少量を手のひらで伸ばしてから髪の毛全体にふんわりつけていきます。髪の毛全体に軽く馴染ませる程度で、まとまりや動きのあるアレンジが可能になるんです。優しく可愛らしい仕上がりになるようにワックスはふんわりとつけましょう。
おすすめのワックスの硬さ
ワックスはいろいろな用途に合わせて硬さがあります。ギブソンタックのまとめ髪をするなら、やや硬めのワックスがおすすめです。髪をまとめるキープ力と動きが出る硬めのワックスなら、ギブソンタック初心者さんでも上手にまとめることができます。
①毛量が多くて上手くまとまらない
スタイリング剤の活用
ワックスの使用をおすすめしてきましたが、毛の量が多くてまとまらない人はヘアオイルやセット力の強いスタイリング剤を使用して、ボリュームを抑える方法があります。どちらもつけ過ぎないように、まとまりと動きがつく程度の使用量をキープしましょう。
ヘアピンを使う
ヘアピンは、片方が波型になっているピンを選ぶようにします。どうしても自分でヘアアレンジするとヘアピンを横に打ってしまいがちですが、髪型がくずれないように固定するには縦に打ちましょう。髪の色に合わせたヘアピンを選ぶと目立ちにくいので、キレイに仕上がります。
②髪が長くてまとめにくい
くるりんぱの回数を増やす
髪が長いと、くるりんぱをした後に毛束を髪の中に入れ込むのが困難になります。何回かくるりんぱを繰り返すことで、安定感とまとまりが感じられてアレンジも上手になりますよ。その場合、最初に髪をまとめるひとつ結びの位置を、もう少し下にしても良いかもしれません。
サイドの髪を三つ編みにする
全部の髪の毛をひとつにまとめると髪が長くなるので扱いにくく、まとめるのが難しくなりますね。そんな人は、両サイドの髪を少し残して、後ろでまとめてくるりんぱをします。サイドは三つ編みをして、くるりんぱをした毛束に巻きつけます。その毛束ごと髪にたくし込んでピンで固定します。
③すぐに崩れてしまう
スプレーや硬めワックスを使う
せっかくまとめたギブソンタックですから、崩れないようにしたいものですね。後れ毛や髪を引き出して動きをつけた部分が崩れないように、硬めヘアワックスをつけておくと崩れ防止になります。またセット力の高いヘアスプレーをアレンジ後にするのもおすすめです。
ヘアピンで補強する
まとめた部分が崩れてしまうようなら、ヘアピンをプラスして補強します。しっかり固定していないと、歩くたびに崩れてきてしまいます。外出の際は予備のヘアピンを持って出かけるようにしましょう。またアレンジ中にちょっと多めのヘアピンを使って固定しても良いですね。
ねじりや三つ編みを取り入れる
髪の毛をそのまままとめるよりも、ねじったり三つ編みなどの編み込みの方が崩れる可能性がグッと低くなります。両サイドにねじりを入れたり、くるりんぱをした毛束を三つ編みにしてまとめるとイメージがもっと華やかになります。
簡単だけど華やかなくるりんぱギブソンタックに挑戦♪
本記事で紹介したちょっとしたコツを使えば簡単にできるのがギブソンタックです。最初は難しいと感じるかもしれませんが、慣れたら簡単にできるでしょう。皆さんぜひ、華やかなくるりんぱ ギブソンタックに挑戦してみてくださいね。

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