更新日:2021.08.17
2169

ヘアアイロン10選をプロが比較検証!髪によし・コスパよしの神アイロンはどれ?

ヘアアイロンはストレートやカール(コテ)をはじめ、ブラシタイプや自動巻きタイプなども登場。なりたいスタイルを簡単に、髪に負担をかけずに、安全につくれるヘアアイロンはどう選ぶ?元美容師が選び方から注目アイテムまでご紹介します。

元スタイリストが教える、ヘアアイロンの選び方とおすすめ商品

1ランク上のヘアスタイリングを叶えてくれるヘアアイロン。種類が豊富で値段もピンキリだし、髪へのダメージも気になるところ…。

今回は元美容師のHAIR編集部・杉山が、ヘアアイロン選びのポイントをご紹介します。

さらに売れ筋のヘアアイロン10品を、

  • 機能
  • 安全性
  • 価格

の面から比較検証!

購入前の参考にしてみてくださいね。あなたが気になるヘアアイロンの5段階評価はいかに!?

この記事の監修者

width='399'

HAIR編集部 杉山

 

スタイリスト共創・専売ブランド「ONCE」の開発者。
7年間スタイリストとしてのキャリアを歩んだ。
スタイリストとともに創り、スタイリストが輝けるブランドを目指し、商品開発を行っている。

1.まずはヘアアイロンの「タイプ」を決めよう

ヘアアイロンは大きく分けて、ストレートカール(コテ)2WAYの3タイプがあります。それぞれの違いを押さえておきましょう。

ストレート

平らなプレートで髪を挟み、くせやうねりのある毛をまっすぐに伸ばします。

毛先で手首を返しながら熱をあてると、ワンカールの内巻きや外ハネをつくることも可能。前髪のくせを伸ばしたり流したりするのにも最適です。

部分的に使うことが多いメンズにもおすすめ。

カール(コテ)

髪をプレートに巻き付けることで、カールをつくることができます。

全体に巻いてパーマっぽいスタイルに、部分的に巻いてワンカールの内巻きや外ハネに。スタイリングの幅が広がります。

ただしストレートアイロンのように、まっすぐにすることは難しいのでご注意を。

2way

ストレートとカールの2つの機能を1台にまとめたヘアアイロン。

その日の気分でまっすぐにしたり巻き髪にしたり、1台でどちらのスタイルもつくれます。省スペースで保管できるのもメリット。

プレートの内側だけでなく外側も温まる仕様のものが多いので、やけどに注意してくださいね。

2.ニュアンスをつくるプレート幅

アイロンのタイプを選んだら、ニュアンスを左右するプレート幅をチェック。髪の長さやつくりたいスタイルに合わせて選びましょう。

ストレートアイロンの場合

プレート幅が狭いものは、髪の根元付近から挟むことができます。髪が短い人も長めな人も、全般的に使いやすいでしょう。

ただしロングヘアの場合は時間がかかるので、時短したい人には幅の広いものがおすすめです。

カールアイロン(コテ)の場合

柔らかいカールをつくりたい人やロングヘアの人には、プレート幅が広いものがおすすめ。目安は32~36mmです。

ショートヘアの人や強いカールをつくりたい人は、幅が狭いものを選ぶとよいでしょう。

3.髪のダメージを左右する温度

温度が高い方がすばやく・しっかりスタイルをつくれますが、髪にかかる負担は大きくなります。

特に180℃以上は、揚げ物を揚げる温度と変わりません。プレートを過度にあてすぎると毛髪の内部から損傷してしまい、修復不可能になる危険性もあるのです。

最高温度に注目しがちですが、最低温度もチェックしましょう。

 

4.手に取りやすい機能性・安全性

アイロンは高温になるので、慌てて使うと髪にも肌にも危険です。使い勝手のよさも重要なポイントに!

立ち上がり時間

忙しい朝に使うことが多い人は、設定温度に達するまでの時間が短いものを選びましょう。

安全性

電源を切るのを忘れても問題ないように、一定時間経過すると電源がオフになるものがおすすめです。

アイロンを初めて使う人や不慣れな人は、やけどしにくい仕様になっているものもおすすめ。

売れ筋ヘアアイロンを5段階評価で検証!

ヘアアイロン選びのポイントを押さえたら、さっそく商品をチェック。編集部が注目した10アイテムをご紹介します!

SALONIA(サロニア)

ストレートヘアアイロン

  • 総合評価:3.8
  • ストレート
  • 温度:120~230℃
  • プレート幅:15・24・35mm
  • 立ち上がり時間:約30秒(120℃)
  • 安全性:耐熱ポーチ付属、自動電源オフ
  • 機能:マイナスイオン機能
  • 価格:3,278円(税込)

 

摩擦を起こしにくいチタンプレートで、負荷を抑えながら髪をまっすぐにしてくれます。

立ち上がり時間が早く、忙しい朝でもサッと使えて便利。

定番の24㎜サイズは、髪の長さを問わずマルチなスタイリングが可能です。ヘアアイロン初心者の方にもおすすめ。

 

SALONMOON(サロンムーン)

チタニウム ストレートヘアアイロン

  • 総合評価:4.0
  • ストレート
  • 温度:80~230℃
  • プレート幅:15・24mm
  • 立ち上がり時間:約90秒(180℃)
  • 安全性:自動電源オフ、開閉ロック
  • 機能:マイナスイオン機能、チタニウムプレート
  • 価格:3,599円(税込)

髪へのダメージを最小限に抑える、チタニウムプレートを採用しています。

一般的なアイロンよりも狭い15mmプレートは、短い髪もしっかりキャッチ。誰でも簡単に細かいアレンジや前髪のスタイリングができます。ショートヘアの人やメンズにおすすめ。

テスコム Nobby(ノビー)

ヘアーアイロン NBS1100

  • 総合評価:4.2
  • ストレート
  • 温度:60~200℃
  • プレート幅:25mm
  • 立ち上がり時間:約40秒(180℃)
  • 安全性:自動電源オフ、開閉ロック
  • 機能:独自のプロコーティング
  • 価格:36,300円(税込)

 

美容師の支持率が高い、プロ仕様のストレートアイロン。

髪を挟むときのテンションと滑りのバランスを計算し、独自技術でコーティングしたプレートを採用しています。
細身のボディと断熱フェルトで、髪の根元に近いところまで使用可能

60~200℃と温度幅が広く、髪質やダメージ度合いによって細かく調整できます。くせが強い人やダメージが気になる人におすすめ。

 

バイオプログラミング

ヘアビューロン 7D Plus[ストレート]

  • 総合評価:4.5
  • ストレート
  • 温度:40~180℃
  • プレート幅:30mm
  • 安全性:自動電源オフ、自動ロック
  • 機能:バイオプログラミング技術
  • 価格:71,500円(税込)

独自技術のバイオプログラミングを搭載。

ゆっくりと何度も滑らせることで、髪をまっすぐにしながら、うるおいとツヤを与えてくれます。

多くの高級サロンでも取り扱われているシリーズの、最新かつ最上級モデル。

値段は高いものの、くせが極端に強く定期的に縮毛矯正をしている人や、ダメージ度合いが深刻な人にもおすすめです。

MiroPure

ストレートブラシ ヘアアイロン

  • 総合評価:3.9
  • ストレート
  • 温度:120~230℃
  • 立ち上がり時間:約60秒(180℃)
  • 安全性:自動電源オフ
  • 機能:やけど防止、マイナスイオン機能
  • 価格:3,599円(税込)

 

ブラシ感覚でとかすだけで、髪をまっすぐにしてくれるストレートアイロン。

一般的なアイロンのように髪を挟む必要がないので、誰でも簡単に扱えます。寝ぐせを直したい人や、ナチュラルなスタイルにしたい人におすすめ。

一方でくせが強い人や、根元付近からしっかりまっすぐにしたい人には不向き。通常のアイロンよりも時間がかかる場合があります。

SALONMOON(サロンムーン)

チタニウム 2WAY ヘアアイロン ストレート&カール

  • 総合評価:4.3
  • 2WAY
  • 温度:100~220℃
  • プレート幅:32mm(カール)
  • 立ち上がり時間:約60秒
  • 安全性:自動電源オフ
  • 機能:マイナスイオン機能、チタニウムプレート
  • 価格:3,699円(税込)

1台で“まっすぐストレート”と“巻き髪カール”がつくれる2WAYタイプのアイロン。

「前髪はストレートで全体は巻きたい」という人におすすめです。

ワンタッチで切り替えができるから操作が簡単。やけど防止のシリコンカバーや誤動作防止ロックなど、安全性も◎です。

クレイツ

グレイスカール ポータブル

  • 総合評価:3.5
  • カール(コテ)
  • 温度:100~220℃
  • プレート幅:32mm
  • 機能:ゴールド加工プレート
  • 価格:7,150円(税込)

 

コンパクトに折り畳みできるカールアイロン。外出先や旅行先などで使いたい人におすすめです。

滑りがよく耐久性にも優れた、独自のゴールド加工プレートを採用。短時間できれいなカールがつくれます。

温度設定は180℃のみなので、自宅でしか使わない人はあえて選ぶ必要はないかも。

 

REAK

オートカールアイロン

  • 総合評価:3.3
  • カール(コテ)
  • 温度:140~230℃
  • 安全性:自動電源オフ
  • 機能:自動巻き
  • 価格:3,299円(税込)

ハンドルに挟むだけでカールがつくれる、自動カールアイロン。

髪を巻き付ける作業が不要なので、通常のカールアイロンではうまく巻けない人、やけどが心配な人などにおすすめです。

ただしカールの強さを調整するのは「慣れ」が必要かも…。スタイルによっては、通常のカールアイロンより時間がかかることもあります。

ReFa(リファ)

リファビューテック カールアイロン

  • 総合評価:4.5
  • カール(コテ)
  • 温度:120~180℃
  • プレート幅:26mm
  • 立ち上がり時間:約60秒(180℃)
  • 安全性:自動電源オフ
  • 機能:カーボンレイヤープレート、ヒートセンシング
  • 価格:22,000円(税込)

独自技術によるカーボンレイヤープレートを採用。

濡れた髪に高温のプレートをあてたときの「水蒸気爆発」を防ぎ、髪のダメージを抑えてくれます。

熱をムラなく均一に伝える機能もあるので、やわらかくきれいなカールがつくりやすいのも◎。アイロンによるダメージが気になる人や、ナチュラルな質感が好きな人におすすめです。

アイビル

DHセラミックアイロン

  • 総合評価:3.7
  • カール(コテ)
  • 温度:100~190 ℃
  • プレート幅:12・16・19・25・32・38mm
  • 安全性:自動電源オフ
  • 機能:セラミックコーティング
  • 価格:4,170円(税込)

髪への負荷を軽減するセラミックコーティングや、10℃刻みのダイヤル式温度調節など、全体的に高い性能をもっています。

プレート幅のサイズが豊富なのも特徴。一般的なプレート幅より狭い19mmは、短い髪にもしっかりとカールをつくることができます。おくれ毛を巻きたい人やパーマっぽくしたいメンズにおすすめです。ただしミディアム~ロングヘアーの人は、細かいカールになるのでご注意を。

ヘアアイロンでのスタイリングを楽しんで!

ヘアアイロンをよく使う人は、トリートメントやオイルなどで髪のダメージケアもお忘れなく。つややかで健康な髪で、ヘアアイロンでのスタイリングを楽しんでくださいね。

HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

消費税法による総額表示義務化(平成16年4月1日)に伴い、記事中の価格・料金表示は最新の情報と異なる場合がございます。ご利用やご購入の際には最新の情報をご確認ください。

関連する記事

関連記事はありません。