更新日:2021.05.27

「似合わせ」は自分との戦い。おしゃれショートの匠が見据える未来

あなたは、自分の担当スタイリストのことを、どのくらい知っていますか? スタイリストが普段話さないような、嬉しかったことや苦労したことなどを、日本全国のスタ イリストにインタビューするコーナー。 あなたの大切な髪を任せる人だから、一生大切にできるパートナーを見つけてほしい。 「あなたのストーリーを教えて下さい。」

得意スタイル3選!

ハイライトでみせるオシャレショート

ショートは全体のバランスが重要です。ハチが張っている方や絶壁の方など頭の形は人それぞれ。 お顔の輪郭はもちろん、首の太さや長さ、襟足の生え際の状態、そして一番はヘアスタイルがお客様自身にフィットするかを考え、より素敵に見えるバランスへとご提案します。動きのあるカラーリングでより立体に。

クールな大人系前下がりボブ

大人ボブスタイルは、頭をいかなる方向に傾けてもシャープなヘアラインがみえなければ美しくありません。 カットが命です。特に似合う方は、 ①耳下から肩までの高さがある方 ②髪のクセが強すぎない ③襟足の髪の生え際が高い(首が長く見える)  全てにおいて長さ選択が一番大切なので、首が太く見えてしまうバランスにカットしてはダメ。

ご自宅でも再現可能なくびれショート

えりあしをタイトに切り込んだくびれショート。ヘアカタログにありがちなコテアイロンの巻きで作ったくびれではなく、カットで骨格、似合わせを考え切り込んでいるので乾かすだけでまとまる、持ちのよいショートスタイル。カットで骨格補正を行っているので、絶壁、ハチ張りな方には最もオススメです。

パーソナルストーリーをインタビュー!

美容師になろうとしたきっかけは?

中学生くらいから、自分で髪を切っていたからです。未だにあまり美容室に行ったことがないんですよ。 中学1年生までは床屋に行ってましたが、1,500円を浮かすにはどうすればいいか考えて、自分で切るようになりました。今までまったく知らない美容室に行ったことは2回しかないです。

美容師になって最も嬉しかったエピソードは?

シャンプーもままならなかった後輩が1人の美容師として成長して、一緒に熱い美容論を語り合えるときが一番嬉しいです。 高い意識をもっている人たちが、少しずつステップアップしていく過程はとても面白いので、そんな後輩を増やしたいです。

美容師になって最も苦労したエピソードは?

特に苦労と思っていないのでないです。逆にいうと、日々苦労しているのかもしれないですが、好きだから苦労とは感じないですね。

尊敬・刺激を受けているスタイリストは?

いません。

どんな部分に刺激を受けていますか?

いません。

今後、挑戦してみたいことは?

常に新しいものを取り入れる美容師でありたいですね。自分の価値観だけでやっているとヘアスタイルが古くなってくるし、そういうスタイリストも結構みてきました。だからこそ、時代をおさえる必要はあると思います。 あと、美容業と何かしらの業態とのミキシングした新たな美容の世界観を創ってみたいです。美容師単体で生き残っていくのは相当難しくなってくると思うので、そこは考えています。あらゆる業界の職人も減ってきているし、美容師も職人の中のひとつではあるので、まったく違う業種との掛け合いがあると面白いと思います。

プロフィール

LUTELLA プロフィール画像

サロン:LUTELLA

お名前:藤井健太郎

詳細ページ:https://hair.cm/stylist/cutcutken

HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

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