美容業界を専門学校から変えていきたい!美容師として必要な技術を、学生時代につけられるようにしていきたいです。
あなたは、自分の担当スタイリストのことを、どのくらい知っていますか? スタイリストが普段話さないような、嬉しかったことや苦労したことなどを、日本全国のスタイリストにインタビューするコーナー。 あなたの大切な髪を任せる人だから、一生大切にできるパートナーを見つけてほしい。 「あなたのストーリーを教えて下さい。」
得意スタイル3選!
白髪ぼかしハイライト
明るめではなく、暗めの白髪ぼかしハイライトのデザインです。 1人1人の白髪の生え方に合わせてハイライトを入れていきます。 僕の白髪ぼかしのポイントを簡単に言うと、暗めにするけど白髪を完全に消さずに繋げると言うところが1番大きいかなと思います。
大人ハイライト
「ハイライト=派手」なイメージが多いと思いますが、派手にならずにコントラストはしっかりつけるデザインです。 長めの前髪は流れやすい様に、かつハイライトを活かすようにしています。
ベージュ系ハイライト
結んでも「可愛い」を崩さないスタイルです。 計算されたハイライトの配置と、薬剤の選定で巻かなくても可愛いを実現したデザインとなっています。
パーソナルストーリーをインタビュー!
美容師になろうとしたきっかけは?
中学一年の時に初めて母に美容室に連れて行ってもらいました。 高校からは、母の知り合いの美容室に通うようになったのですが、その知り合いの美容師の方が、とても楽しそうに勤務されている姿を見て、衝撃を受けたことが美容師になる決め手です。 地域密着ということもあったからかもしれませんが、お客様たちがその美容師さんに会いに行っている。というのが、すごくかっこよく感じました。 僕は会社員になるのではなく、人と関わる仕事に就きたいと思っていました。 まさに、僕のなりたい姿がその母のお知り合いの美容師さんだったんです。 美容師というのは、ずっとお客様と関われることも良いポイントの1つだと思います。 お客様にもちろん合わせますが、しゃべりながらコミュニケーションが取れるのもとても楽しいです。
美容師になって最も嬉しかったエピソードは?
アシスタント1年目のカラーモデルからずっと来てくれている子がいます。 その子が大学4年生頃の時に僕がスタイリストデビューをしたのですが、「明日好きな人に告白をするから可愛いくしたい」とお店に来てくれました。 次のご来店の際に、付き合えた事を報告してくれた事が印象的には最も嬉しかったことですね。 僕の力ではないと思っていますが、少しでも背中を押すことができたのかなと思います。
美容師になって最も苦労したエピソードは?
苦労した事はあまり思いつかないですね。 大変なことは色々とありましたが、それを苦労とは受け取っていないです。 唯一言うのであれば、僕は八方美人なので(笑)あまり人を嫌いになったりしない性格です。 でも人生で初めてというくらい、少し合わない方がいて、その人とのコミュニケーションを図ることに苦労しましたね。 あとは苦労とはちょっと違うと思うのですが、カリキュラムが進まなかったことでしょうか。 僕はカラーが好きだったので、カラーモデルばかりしていました。 その為、カリキュラムを全然進めず、デビューが少し遅かったです。 他店勤務で練習好きな同期の子がいたのですが、その子はデビューがとても早かったんですね。 僕はそこから半年ちょっとくらい差がついてデビューしました。 その半年の差って、すごく大きいんです。 やはりライバル心もあったりするので、ちょっと焦りがあった部分はありました。
尊敬・刺激を受けているスタイリストは?
iLe.の酒井さんと西村さんです。
どんな部分に刺激を受けていますか?
僕はカラーが好きなので、昔からカラーがすごいなと思っている方々です。 西村さんはセミナーで実際に会ったことがあるのですが、人柄もとても素敵でした。 アシスタントの頃から、この色はどうする?と毛束をいじったりしていました。 このお二人からは学ぶことしかなく、とても尊敬しています。
今後、挑戦してみたいことは?
僕なんてまだまだの立場なので、全部が挑戦です。 後々は店長を経験してから更に上に上がりたいと思っています。 その為には口だけではなく、結果を残さないといけません。 また、現在専門学校に行き、教えることも行っています。 教えることも好きなので、愉しく担当していますね。 僕のボスも良くおっしゃっていることなのですが、美容業界を専門学校から変えていきたいと思っています。 悪いとは思わないですが、美容室に入ってから使う技術の勉強をしていないのが現状です。 国家試験に対しても、美容師になって使う技術か?と言われると、実際は使っていないです。 そういったところも変えていきたいし、携わっていきたいと思っています。 他にもやっていきたいこととして、後輩が好きなので後輩と関わっていきたいと考えています。 どう接したら後輩が伸びるかを考えた時に、時代ではないですが、社会的に厳しくし過ぎることがNGだったりしますよね。 今はメンタルコントロールが必要になってきています。 「社会人として」「美容師として」が出来ていない子が多いと感じています。 怒りたくはないので、根本から指導して後輩たちを成長させていきたいです。
プロフィール
サロン:Euphoria 池袋東口駅前店
お名前:石橋 怜大
HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。
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