パーマとカラーリングの順番や間隔は?同時に施術できる方法はあるのか
「パーマとカラーリングは間隔を空ける」と耳にしますが、実は髪のダメージ以外にもしっかりした理由があるんです。そこで、順番や施術間隔、同日に可能かなどの疑問にお答えしていきます。
どっちが優先?パーマとカラーリングの順番
色落ちを防ぐために!先にパーマが望ましい
パーマとカラーリングの順番は、「先にパーマ」が理想的です。カラーリングを先に行ってしまうと、パーマの薬剤によってせっかく入れたカラーの色落ちが起こる可能性があるからです。意図しないカラーにならないようにパーマを優先させましょう。
パーマとカラーリングの施術間隔はどのくらい必要?
パーマとカラーリングの施術期間は、「1週間以上」の期間をあけることをおすすめします。パーマ液が髪に定着するのに1週間程度かかるといわれていますし、パーマによるヘアダメージをしっかりと回復させてからのカラーリングがベストだからです。
パーマとカラーリングは同日にできる?
同日施術は禁止!実は「薬機法」でNGとなっている
薬機法では、パーマとカラーリングに使用する薬剤がどちらも「医薬部外品」に分類される薬剤の場合、同日の施術を禁止しています。これは、髪や頭皮への負担が大きく、深刻なダメージを与えてしまうことが懸念されるからです。
コスメパーマなら同日でも一緒に施術可能
薬機法で禁止されていますが、「同日施術可能」というサロンもあると思います。これは、パーマかカラーリングのどちらかの薬剤が「化粧品」に分類される薬剤を使用しているからです。コスメパーマは化粧品分類の薬剤でのパーマなので、同日に行いたい場合はサロンを確認しましょう。
後悔しないためには別日での施術がおすすめ!
コスメパーマによる同日施術ができるとしても、結局はパーマとカラーによるダメージは避けられません。パーマとカラーリングはサロンメニューの中でも大きなダメージリスクのあるメニューなので、別日の施術が望ましいです。同日施術可能な場合は使っている薬剤も気にしたほうがいいでしょう。
セルフは厳禁!髪のダメージを心配して…
「いつでもできるし価格もリーズナブルだから」とセルフでパーマとカラーを同日に行うのは危険。市販の薬剤は誰の髪にでも効果が出るように強めの薬剤を使用しているので、その分ダメージが懸念されます。サロンなら髪の状態などを判断して薬剤を選んでくれたりするのでサロンで行いましょう。
パーマとカラーリングは順番と間隔を守ってサロンで行う!
パーマとカラーリングは順番や間隔を守らないと仕上がりに大きな影響を与えてしまいます。美しいカラーとウェーブのスタイルに仕上げるために、サロンで相談しながら行いましょう!
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