ツインテールのヘアアレンジで可愛さUP♡
でもツインテール成功のコツ、知ってる?
ヘアアレンジのなかでも、特に可愛らしさを引き出してくれるツインテール。
華やかさもたっぷりだから、休日のお出かけヘアとしてだけでなく、フェスに文化祭、ハロウィンなどイベントにもぴったり。
でもゴワっとしてしまってなかなか上手くできなかったり、なんだか幼くなってしまうという方も多いのでは?
そんな時はプロの美容師さんに、今どきツインテールのコツを教えてもらっちゃいましょう!
今回お話を伺ったスタイリスト、濵﨑沙織さん
お名前:濵﨑沙織さん
スタイリスト歴:6年(美容師歴 9年目)
得意なスタイル:髪を綺麗にする技術全般。おくれ毛やうぶ毛を含めた、顔周りの似合わせカット。一人ひとりのライフスタイルに合わせた、日々のお手入れ方法やスタイリングのポイントも伝授します。
自己紹介:"トレンドは押さえたいけれど人とカブるのは嫌!、ダメージを感じさせない髪をいつもキープしていたい!"そんな大人女性にときめきを感じていただくヘアを提案しています。
まずはベースから!基本のツインテールのやり方&コツ
ストレートヘアの基本ツインテール
<How To>
①耳の上で結ぶと顔が大きく見えてしまうので、耳は出して耳のすぐ後ろで二つ結びにします。
②顔横の髪を少し取り、細めにおくれ毛を出します。産毛くらいのニュアンスおくれ毛にすることで、女の子らしさが出ます。
③結んだ毛束から髪を一束取り、ゴムの結び目に巻きつけてピンで留めます。このひと手間を加えることでさらにツヤ感がUP。
*結び目隠しのやり方は後に解説アリ。
④最後にオイルをつけてスタイリング。まずは適量を毛先につけ、その後は下から結び目に向かってオイルを伸ばします。
*オイルをつけるタイミングは髪を結ぶ前と後、どちらでもOKですが、後の方がつけすぎ防止になります。
⑤おくれ毛の毛先やパサッと見えやすいもみあげ辺りにもオイルをつけることで、顔が引き締まって見えますよ。
<Point>
濵﨑さん:「後頭部に向かってサイドの髪をキュッとまとめてしまうと顔の大きさが目立ってしまう原因に。
サイドはあまり引っ張りすぎず、耳の後ろに自然に落ちる位置でまとめるのがポイントです。
そうすることで前から見た時に頭の形がひし形になり、小顔効果も発揮してくれます」
手ぐしでラフにまとめて、あか抜け♪
濵﨑さん:「ツインテールをする時は、手ぐしでざっくり分けて結ぶのがあか抜けのコツ。
日本人にはハチが張っている方が多いので、トップからしっかり分けてしまうと頭が四角く見えてしまいます。
手ぐしが上手くいかない場合は、コームの柄の先やヘアピンの先でジグザグに分け目を作るとフワッと仕上がってGOODです!」
巻き髪ツインテールはベース作りが鍵!
<How To>
①まずはコテで髪を巻いてベース作り。毛束を1本取り、根本から2ウェーブ分波巻きにします。
②波巻きの下はフォワードもしくはリバース巻きに。①〜②の要領を繰り返し、全体をミックス巻きにします。
③巻き髪の場合はバームでスタイリング。毛先から中間はしっかりめに、根本は避けつつ全体的につけてからアレンジを始めるのがポイントです。
*バームがない場合はオイルでもOK。
<Point>
濵﨑さん:「ストレートヘアに比べて巻き髪はパサッとして見えやすいため、バームで束感やツヤを仕込んでから結ぶと◎。
コテの太さは26mmか19mmがおすすめです。
32mmだと巻いた直後はフワフワなのですが、スタイリング剤をつけるとボリュームダウンしてしまうことも。
ただ細めのコテは毛束を細かく取ると、カールがキツく見えてしまうので注意を。
今回ご紹介する巻き髪ツインテールはすべて波巻きとミックス巻きを組み合わせているのですが、よりガーリーに仕上げたい場合は全体を波巻きにしてもカワイイですよ!」
巻き髪の基本ツインテール
<How To>
①ストレートの時と同様に手ぐしで髪を分け、耳の少し後ろで二つ結びに。
②鳥のくちばしのように人指と親指を使い、髪の表面を少しずつつまんで引き出し、フワッとさせます。
③結んだ毛束から髪を一束取り、ゴムの結び目に巻きつけてピンで留めます。
④最後におくれ毛も出して巻いてあげるのをお忘れなく。こめかみの横が広がって見えないよう、外巻きにするのがベターです。
<Point>
濵﨑さん:「ストレートのツインテールは耳のすぐ後ろで結びましたが、巻き髪の場合、同じ場所だとボリューム感が悪目立ちしてしまうことも。
ストレートの時よりも少し後ろで結ぶことを心がけてみてください」
結び目隠しの完成なやり方を伝授♪
<How To>
①結び目隠しをする際は、黒くて細いシリコンゴムで髪を結びます。
①結んだ毛束から髪を適量取り、結び目が隠れるようにゴムの周りに巻きつけます。
③巻きつけた毛束の先をアメピンで挟み、そのピンを毛束に縦にさして固定すれば簡単に結び目隠しができちゃいます!
<Point>
濵﨑さん:「髪が短い、不器用などで結び目隠しが難しい場合は、専用のアクセサリーが売られていたりするので活用してみてくださいね!」
高め位置のおしゃカワ♡ツインテール
ゴム1本でできる!あざと可愛いツインテール
<How To>
①髪を巻いてベースを作り、左右にブロッキングします。
②髪を耳上まで持ち上げて、三つ編みにしていきます。毛先は多めに残しておいて、巻き髪を生かしましょう。
③結んだ毛束から髪を一束取り、ゴムの結び目に巻きつけてピンで留めます。
④三つ編み部分とトップを少しほぐし、フワッとさせたら完成。
<Point>
濵﨑さん:「女性らしいふんわりとした立体感が出るため、モテも狙えるツインテール。
三つ編み部分がダレてきやすいので、上の方からギュッと編み始めるのがポイント。
ベースは巻いておくことで、最後に上手く髪をほぐしやすくなりますよ♪」
イベント向けのお目立ちツインテール
①コームなどを使ってジグザグに髪を分けます。
②上の方から左右編み込んで、耳上の少し後ろの位置でツインテールにします。
③結んだ毛束から髪を一束取り、ゴムの結び目に巻きつけてピンで留めたら完成。
<Point>
濵﨑さん:「ピシッとまとまりすぎないよう、トップの分け目をジグザグにしてあげることが重要。
編み込み部分にラメをつけたり、サイドやバックにたくさんカラーピンをさすとお目立ち度がパワーアップしますよ!」
前から見るとハーフアップ!?な大人ツインテール
<How To>
①まずはコテでベースを巻き髪に。
②左右にブロッキングし、基本のツインテールよりも少し後ろの方で二つ結びに。
③ゴムを少しゆるめて、くるりんぱを作ります。
④トップの髪から少しずつ毛束を引き出して完成。
<Point>
濵﨑さん:「基本のツインテールよりも後ろの方で結んでいるので、タイトですっきりとしたツインテールです。
前からみるとハーフアップをしているように見え、大人っぽい印象を与えてくれますよ」
低め位置の大人っぽツインテール
ヘアアクセいらずのパパッと華やかツインテール
<How To>
①まず基本の巻き髪ツインテールを作ります。
②結び目の上部中央を手で裂き、くるりんぱにします。
③トップやおくれ毛をほぐして完成。
<Point>
濵﨑さん:「顔横にゆるふわな立体感が出るので、こちらもモテが狙えるツインテール。
くるりんぱをすることでゴムが隠れ、アクセサリー要らずなのも嬉しいですよね!」
トレンド感バッチリ!たまねぎツインテール
<How To>
①まず基本の巻き髪ツインテールを作ります。
②結んだ毛束から髪を一束取り、ゴムの結び目に巻きつけてピンで留めます。
③はじめに結んだところから少し下の位置で再度結びます。また毛束から髪を一束取り、ゴムの結び目に巻きつけてピンで留めます。
④ゴムとゴムの間の毛を適度に全方位引き出し、たまねぎのような丸みをつけます。
⑤ ③〜④をもう一度繰り返します。同じ工程で反対サイドも結んだら完成。
<Point>
濵﨑さん:「流行中のたまねぎアレンジをツインテールに応用したものがコチラ!
ベースの髪は巻いた方がたまねぎ型を作りやすくなりますよ」
【ボブ〜ミディアム】短くてもできる!こなれツインテール
フワッとキュート♡編み込みツインテール
<How To>①コテでベースの巻き髪を作り、左右にブロッキングします。
②トップから薄く髪を取って左右で編み込みを作り、耳の下で両方結びます。
③トップの髪をほぐしたら完成。
<Point>
濵﨑さん:「肩につくボブやミディアムくらいの長さがあればトライできるツインテールです。
髪が短い場合、ベースは必ず巻いてあげた方が可愛さがアップしますよ。
また編み込むことでトップやバックにボリュームが出て、バランス良くキマります」
結べない長さでもOK!ねじりツインテール
<How To>
①髪を左右にブロッキングします。
②顔横やもみあげのおくれ毛は残しつつ、サイドから耳後ろのラインまでの髪を取り、後ろにねじってピンで留めます。
③ ②の毛束と残りの髪をまとめて左右どちらも結びます。
④結び目にヘアアクセをつけ、もみあげのおくれ毛を少し内巻きにしてニュアンスをつけたら完成。
<Point>
濵﨑さん:「サイドの髪をねじることで、肩につかないくらいのボブでもできちゃうツインテールです。
髪が短いとツインテールが目立ちにくいため、リボンなどのヘアアクセをアクセントにすると良いですよ」
エアリー感が肝心!ゆるかわツインテール
<How To>
①ベースの髪を波巻き×ミックス巻きにします。
②ふんわり感をキープするため、分け目をジグザグにして左右に二分します。
③耳下の後ろでツインテールを作ります。
④結んだ毛束から髪を一束取り、ゴムの結び目に巻きつけてピンで留めたら完成。
<Point>
濵﨑さん:「このスタイルはエアリー感を出すために、ベースは必ず巻いてあげましょう。
結ぶ時もキュッとせずに、巻き髪をそのままフワッと包むようにまとめるが成功のコツです!」
美容師オススメのツインテール向けヘアアクセ&スタイリング剤
ツインテールをもっとおしゃれにする「ポニーフック」
濵﨑さん:「生地屋さんで手に入る布や革ヒモをヘアアクセ代わりにするのもイイですし、最近はゴムに引っ掛けるだけの『ポニーフック』といったものも出ています。
こういったアイテムをプラスすることで、ツインテールがもっと今っぽく仕上がりますよ」
スタイリング剤は「ダヴィネスオーセンティック オイル」
濵﨑さん:「スタイリング剤だと束感やツヤが出やすいダヴィネスオーセンティック オイルが気に入っています。
他にはOnceのオイルやymmeのバームもよく使いますよ」
HAIR厳選!ヘアカラーを生かしたツインテール3選
卒業式や成人式に!明るめカラーで華麗なツインテール
明るめトーンのカラーがより映える、華麗な編みおろしのツインテール。
華やかな振り袖にマッチしたスタイル。
甘さたっぷり♡ピンクヘア×ツインテール
クリーミーなピンクカラーにツインテールって糖度高めな組み合わせ。
ライブやフェスでも圧倒的な存在感を放てそう。
インナーカラーが上級者のオーラを発揮!
流行りのインナーカラーで、今どきムードのツインテールに。
ブリーチヘアがミックスされることで、ボブでも立体感が生まれます。
スタイリスト濵﨑沙織さんのプロフィール
所属美容院:MAISON LA MER(神奈川県横浜市西区南幸2-20-2共栄ビル4F)
肩書:店長
経歴:福岡南美容専門学校夜間課程を卒業。都内有名サロンに入社し、一流の技術を学びながら下積み後、オープニングから携わった表参道のサロンでスタイリストデビュー。Aujuaソムリエの資格を取得し、2018年にはMAHALO inc.に入社。現在は女性専用サロンとなる新店舗《MAISON LA MER》の店長を務める。指名売り上げ200万円を達成するなど、社内セミナーやスタッフ教育にも力を入れる傍ら、昨年立ち上げた自身のYouTubeアカウントでは、女性目線で取り入れやすいヘアケアの情報やサスティナブルなオーガニックコスメの情報を自ら撮影・編集し、発信。現在はMAHALO inc.のYouTubeの運営やプロダクト事業にも携わっている。
Instagram:@liosagirl
YouTube:『liosagirl』
取材・ライティング
ライター:片岡愛 経歴:女性誌からキャリアをスタートさせ、現在は雑誌からWEBにいたるまでさまざまなジャンルの編集・ライティングを担当。 自己紹介:コンサバからギャル、韓国系までジャンル限らずトレンドを日々収集中。気になったことはひたすら調べ上げる好奇心高めのミーハー気質。

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