更新日:2020.06.25
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【カラーバター、カラートリートメント】カラー剤となにが違うの?!

髪色を変えたい、この素敵な髪色をできるだけ長持ちさせたい!そんな人に今回はカラーバターとカラートリートメントの特徴をお伝えします。自分の印象を大きく左右する髪色を意識してさらにおしゃれ見せさせませんか?

美カラーへの道のりは?

ヘアカラーについて

ヘアカラーには大きく分けて医薬部外品の「染毛剤」と化粧品の「染毛料」があります。カラー剤は酸化染毛剤といって医薬部外品に属し、カラーバター、カラートリートメントは酸性染毛料といって化粧品に属しています。酸化染毛剤に含まれている酸化染料が人によってかぶれの原因になるため、使用前にはパッチテストが必要となっています。

 

酸化染毛剤の特徴♡

①1回の使用でしっかり染まり、シャンプーしても色落ちしない
②色は2、3カ月間持続する
③黒色の毛髪を明るい色に染毛することもできる
④人によってはアレルギー反応が出る
⑤染めた後、毛髪の手入れが十分出ない場合、毛髪を傷めるおそれがある

 

酸性染毛料の特徴♡

①かぶれ、毛髪の傷みがほとんどない
②色持ちが2〜4週間
③シャンプーのたびに少しずつ色落ちしていく
④黒色の毛髪を明るい色にはできない
⑤汗で色落ちしやすい
⑥皮膚に染まりやすく、付くと取れにくいことがある

 

なぜ色持ち期間がこんなにも違うの?

カラー剤は、染毛成分がキューティクル及び毛皮質の奥深くまで浸透し、化学的に固着するのに対し、カラーバター、カラートリートメントは、酸性染料がキューティクルと毛皮質の浅いところまでしか浸透せず、毛髪タンパクとイオン結合して染まるものです。そのため色持ち期間に差があります。

 

色落ちに影響はあるの?

比較的にすぐに色落ちしてしまい元の髪色に戻ってしまいます。中にはHC染料が多く含まれているものもあり、染め上がりがよくなるものもあります。しかし色落ちしにくい為に髪に色が残ってしまい、次回のカラーに影響することもあります。

 

ダメージは?

カラートリートメントは、トリートメント成分が主成分になっており、髪の毛を染める染料は微量に配合されているだけなので、カラー後はトリートメントをした時と同じような手触りで、さらさらになることが多いです! カラーバターも90%以上がトリートメントでできているので、カラートリートメントとの違いはそこまでありません。使用後は、使用前よりもツヤ髪になります。

 

違いを理解して時と場に応じたヘアカラーを♡

カラーバター、カラートリートメントは髪が明るければ明るいほど、そして髪が傷んでいるほど発色し、短期間で色が抜ける特徴を持っています。ライブやイベント、長期休みの期間だけ好きな色にしたいという願いが叶う優れもの。
ドラックストアなどにも置いてあるので、是非挑戦してみてくださいね♡

 

HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

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