SNSでも話題?!リバースケアって何?
髪をさらに美しく!リバースケアとは
リバースケアとは、通常シャンプーのあとトリートメントをするところを順番を逆にして、トリートメントしてからシャンプーをすること。シャンプーによる髪の摩擦を防いだり、ダメージを軽減したり、スタイリング剤の汚れがとりやくなったりと、メリットがたくさん!
美髪に近づけるヘアケア方法と、注目されているのです。
悩み解決?!リバースケアがおすすめな人

リバースケアは、髪のダメージが気になる人におすすめです。その他にも髪が乾燥している、まとまりにくい、静電気が起きやすい、絡まりやすい、細くてくせ毛の人などに有効です。
リバースケアは週に1~2回の頻度で!

オイルや洗い流さないトリートメントを使うリバースケアは、週に1~2回の頻度で行うのが最適です。オイルを使わず、シンプルにトリートメントとシャンプーの順番を入れ替えるだけなら、毎日でもOKです。
髪が美しくなる?リバースケアに期待できる効果とは
シャンプーによる摩擦ダメージを軽減できる

リバースケアは、シャンプーの前にトリートメントで髪に油分を与えることで、シャンプーのときの摩擦を軽減します。摩擦が少なくなると、キューティクルも傷まず、髪のダメージも防げます。
スタイリング剤などの汚れが落ちやすくなる

髪の摩擦と同様に、トリートメントを先にして油分を与えることで、髪についたスタイリング剤の汚れが浮いてきます。その後、シャンプーするれば、スタイリング剤の汚れはきれいに落ちます。
しっかり洗っているつもりでも、汚れが残っているという人が多いので、これは有効な方法ですね。
日常のダメージをケア!傷んだ髪のケアに期待できる

後ほど詳しくやり方をご説明しますが、リバースケアはシャンプーの前にオイルをつけてトリートメントをします。これは、美髪にかかせないミネラルや美容成分が髪に浸透しやすくなり、ダメージケアに有効なのです。
ヘアカラーの色持ち・キープが良くなる

リバースケアはヘアカラーの色落ちを良くする効果も期待できます。市販のシャンプーは洗浄力が高すぎて、油分まで洗い流してしまいます。一方でリバースケアでは、トリートメントとオイルで油分を先に髪に行きわたらせるため、カラー剤がシャンプーによって落ちるのを防ぐ効果があるのです。
なめらかな指通り、クシ通りになる

リバースケアをやってみて、ドライヤーで乾かすと驚くほど指通り滑らかなさらさら髪になっているのを実感できます。これは、前述したように、油分がシャンプーによる摩擦を防ぎ、キューティクルが守られているからなのです。
知っておこう!リバースケアのデメリット
仕方ないけど…!トリートメントの減りが早い

リバースケアのデメリットを挙げるなら、やはりトリートメントの減りが通常より早いことでしょう。トリートメントをしてからシャンプー、そしてまたトリートメントをすれば、通常の2倍の量を使うことになります。
いつもよりヘアケアに時間がかかってしまう

リバースケアは、工程が多いため、いつもよりも時間がかかってしまいます。忙しい人は、週に1~2回のスペシャルケアとして時間がとれる日に行うといいですね。
今日からトライ!リバースケアのやり方【ステップ①】
1.まずは丁寧にブラッシングをする

早速、今日からリバースケアを始めてみましょう。まずは乾いた髪を丁寧にブラッシングします。ブラッシングは髪についた汚れを落とす効果があり、そのあとのオイルやトリートメントが浸透しやすくなるのです。
また、髪の絡まりをなくして摩擦も軽減します。
2.髪にヘアオイルを馴染ませて20分ほど放置

次にヘアオイルやオイルタイプの洗い流さないトリートメントを髪の長さに応じて適量、ダメージが気になるところを中心に馴染ませていきます。そのまま20分ほど時間を置きます。
時間を置くことで、オイルが髪の内部まで浸透します。
3.髪にトリートメントを馴染ませる

オイルが髪に浸透したら、次はトリートメントです。ここでは、インバスのトリートメントを使います。頭皮につかないように、毛先を中心に優しく馴染ませていきましょう。
頭皮にトリートメントがついたままの状態だと、毛穴をふさいでしまうこともありますので、注意しましょう。時間を置くタイプのトリートメントは、注意書きの通りに時間を置きます。
4.髪を軽めに洗い流す

髪にしっかり馴染んだトリートメントを軽く洗い流します。少しぬめっとした感じが残るくらいがちょうど良いです。
また、お湯の温度が熱すぎると、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうため、38度~40度を目安にしましょう。
今日からトライ!リバースケアのやり方【ステップ②】
5.シャンプーでやさしく頭皮マッサージ

いよいよシャンプーです。シャンプーをするときは、指の腹で頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。頭皮全体と髪を洗い終えたら、トリートメントと同じようにぬるめのお湯で洗い流します。
このときは、洗い残しのないようにしっかりと洗い流しましょう。
6.ダメージが気になる人はもう一度トリートメント

髪のダメージが気になる人は、ここでもう一度トリートメントをします。それほどダメージが気にならない人や時間がない人は、シャンプーで終了しても大丈夫です。
7.タオルドライ&アウトバストリートメント

シャンプーまたはトリートメントを流し終えたら、タオルドライで余分な水分をとったあと、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を髪に馴染ませます。
8.ドライヤーでしっかりと乾かす

最後にドライヤーで髪をしっかり乾かします。熱をあてすぎるのも髪によくないため、ドライヤーは頭から20cmほど離しましょう。
完全に乾いたら、髪がさらさらになっていることが実感できるはずです。
リバースケアで輝くような美髪を手に入れよう!
いつものヘアケアアイテムを使って、順番を入れ替えるだけでスペシャルケアができるリバースケア。カラーやパーマなどで髪のダメージが気になる人は、さっそくためしてみましょう!

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