更新日:2023.07.06
37452

リバースケアの効果ややり方を徹底解説!シャンプー前のトリートメントで美髪をゲット!

美髪に期待できると話題の「リバースケア」が注目されています。この簡単なホームケア方法では、いつものヘアケアの順番を変えるだけで効果が得られます。今日からすぐに試せる注目のケア方法なので、ここではリバースケアについて詳しく解説します。美しい髪を手に入れるために、ぜひリバースケアを取り入れてみましょう!

SNSでも話題?!リバースケアって何?

髪をさらに美しく!リバースケアとは

リバースケアとは、通常のヘアケアの手順を逆にする方法です。通常はシャンプーの後にトリートメントを行いますが、リバースケアではトリートメントを先に行い、その後にシャンプーをするのです。この方法には、髪の摩擦を軽減したり、ダメージを防いだり、スタイリング剤の残留物を取り除いたりするメリットがあります。そのため、美髪に近づけるためのヘアケア方法として注目を集めています。

 

悩み解決?!リバースケアがおすすめな人

リバースケアは、髪のダメージが気になる人に特におすすめです。さらに、乾燥した髪やまとまりにくい髪、静電気が起きやすい髪、絡まりやすい髪、そして細くてくせ毛の人にも効果的です。この方法は、髪の摩擦を軽減し、ダメージを最小限に抑えることができます。また、髪の毛にツヤや潤いを与え、扱いやすく整える効果も期待できます。

リバースケアは週に1~2回の頻度で!

リバースケアは、週に1~2回の頻度で行うことがおすすめです。この方法には、オイルや洗い流さないトリートメントを使用します。ただし、オイルを使用せずにシンプルにトリートメントとシャンプーの順番を入れ替えるだけなら、毎日でも行うことができます。頻度を調節する際には、自分の髪の状態やニーズに合わせて判断しましょう。定期的にリバースケアを行うことで、髪の健康を保ちながら美しい髪を手に入れることができます。

髪が美しくなる?リバースケアに期待できる効果とは

シャンプーによる摩擦ダメージを軽減できる

リバースケアでは、シャンプーの前にトリートメントを行うことで、シャンプー時の摩擦を軽減します。通常、シャンプーによって髪のキューティクルが開き、摩擦によるダメージが生じますが、リバースケアをすることでトリートメントが髪に膜を作り、摩擦を緩和する効果があります。この方法により、髪のキューティクルが保護され、ダメージを最小限に抑えることができます。

スタイリング剤などの汚れが落ちやすくなる

リバースケアでは、トリートメントを先に行うことで髪に油分を与えます。この油分がスタイリング剤や外部の汚れと結びつき、浮き上がらせます。その後のシャンプーによって、これらの汚れがしっかりと落ちます。通常のシャンプーではなかなか取りきれなかった残留物や汚れも、リバースケアによって効果的に除去できます。清潔な髪を保つためにも、この方法は有効です。

日常のダメージをケア!傷んだ髪のケアに期待できる

リバースケアは、シャンプーの前にオイルを使ったトリートメントを行います。この方法により、髪に必要なミネラルや美容成分が浸透しやすくなり、ダメージケアに効果を発揮します。オイルは髪に潤いを与え、髪の内部まで栄養を届ける働きがあります。また、トリートメントも髪の表面をコーティングし、キューティクルを整える効果があります。リバースケアは、髪のダメージを補修し、健やかな髪を取り戻すための効果的な方法です。

ヘアカラーの色持ち・キープが良くなる

リバースケアは、ヘアカラーの色持ちを良くする効果も期待できます。通常のシャンプーは洗浄力が高く、カラー剤が洗い流されてしまうことがありますが、リバースケアではオイルやトリートメントにより髪に保護膜を作ります。この保護膜は、カラー剤が髪にしっかりと密着し、色落ちを防ぐ役割を果たします。さらに、リバースケアによって髪が潤いを保ち、カラーの鮮やかさや輝きが持続します。

なめらかな指通り、クシ通りになる

リバースケアを試してみると、ドライヤーで髪を乾かすと驚くほどなめらかな指通りやクシ通りを実感できます。オイルやトリートメントにより髪がしっかりと潤い、キューティクルが整えられるためです。髪の毛が滑らかになることで、絡まりやすさや広がりも軽減され、スタイリングのしやすさも向上します。また、指で触れるとサラサラとした手触りがあり、髪の美しさを実感できます。

知っておこう!リバースケアのデメリット

仕方ないけど…!トリートメントの減りが早い

リバースケアには、トリートメントの使用量が通常よりも多くなるというデメリットがあります。通常の手順ではシャンプー後にトリートメントを行うため、必要な量は比較的少なくて済みます。しかし、リバースケアではトリートメントを最初に行い、その後にシャンプーをするため、通常の2倍の量を使用する必要があります。そのため、トリートメントの減りが早くなることは避けられません。

いつもよりヘアケアに時間がかかってしまう

リバースケアは、通常のヘアケア手順よりも工程が増えるため、時間がかかってしまうというデメリットがあります。トリートメントの後にシャンプーを行い、再びトリートメントをする必要があるため、手間がかかります。忙しい日常では、この追加のステップに時間を割くことが難しいかもしれません。ですが、週に1~2回のスペシャルケアとして時間を確保し、リバースケアを行うことで髪の健康をサポートすることができます。

今日からトライ!リバースケアのやり方【ステップ①】

1.まずは丁寧にブラッシングをする

さあ、今日からリバースケアを始めましょう!最初のステップは、乾いた髪を丁寧にブラッシングすることです。ブラッシングには髪についた汚れを取り除く効果があり、またオイルやトリートメントが髪に浸透しやすくなります。髪の絡まりや摩擦を軽減するため、丁寧なブラッシングを心がけましょう。

2.髪にヘアオイルを馴染ませて20分ほど放置

次に、適量のヘアオイルや洗い流さないトリートメントを手に取り、髪全体に馴染ませます。特にダメージが気になる部分に重点的になじませましょう。その後、髪にオイルを残したまま約20分間放置します。この時間をおくことで、オイルが髪の内部に浸透しやすくなります。

3.髪にトリートメントを馴染ませる

オイルが髪に浸透したら、次はトリートメントの出番です。適量のトリートメントを手に取り、頭皮に触れないように注意しながら、髪の毛先を中心に優しく馴染ませていきます。頭皮にトリートメントがついたままにならないように注意しましょう。時間を置くタイプのトリートメントを使用する場合は、指示通りに時間を置くことも忘れずに行いましょう。

4.髪を軽めに洗い流す

トリートメントが髪にしっかりと馴染んだら、軽く洗い流します。髪に残るほど洗い流さず、少しヌルヌル感が残る程度が適切です。また、洗い流す際にはお湯の温度にも注意しましょう。熱すぎるお湯は必要な頭皮の皮脂まで洗い流してしまう可能性があるため、38度~40度程度の温水を使用しましょう。リンスやコンディショナーは使用せず、洗い流すだけで終わりです。

今日からトライ!リバースケアのやり方【ステップ②】

5.シャンプーでやさしく頭皮マッサージ

さあ、いよいよシャンプーの時間です。シャンプーをする際には、指の腹を使って頭皮をやさしくマッサージするように洗いましょう。頭皮全体を丁寧に洗い、その後髪を洗います。洗い終わったら、ぬるめのお湯でしっかりと洗い流しましょう。洗い残しのないように注意し、頭皮と髪をスッキリと洗い上げます。

6.ダメージが気になる人はもう一度トリートメント

髪のダメージが気になる方は、ここでさらに一度トリートメントを行いましょう。ダメージが気にならない方や時間がない方は、シャンプーで終了しても問題ありません。トリートメントを行う場合は、髪の中心部から毛先にかけて適量をなじませ、少し時間を置いてから洗い流します。ダメージケアを重視する方には、追加のトリートメントがおすすめです。

7.タオルドライ&アウトバストリートメント

シャンプーまたはトリートメントを洗い流した後、タオルで髪の余分な水分を取ります。その後、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を手に取り、髪に馴染ませます。特に髪の毛先や乾燥が気になる部分に重点的につけると良いでしょう。アウトバストリートメントは髪に潤いを与え、まとまりやツヤを与える役割を果たします。

8.ドライヤーでしっかりと乾かす

最後に、ドライヤーを使って髪をしっかりと乾かしましょう。ただし、熱を当てすぎることは避けるため、ドライヤーは頭から約20cmほど離して使用しましょう。適度な距離を保つことで、髪に与える熱の負担を軽減します。完全に乾いたら、髪がサラサラとした指通りであり、スタイリングがしやすい状態になっていることを実感できるでしょう。

リバースケアで輝くような美髪を手に入れよう!

リバースケアは、通常のヘアケアアイテムを使用しながら順番を入れ替えるだけで、スペシャルケアを実現する方法です。髪のカラーやパーマなどによるダメージが気になる方にとって、リバースケアはぜひ試してみるべき方法です。オイルやトリートメントを髪になじませ、シャンプーの前にしっかりと浸透させることで、髪の内部から潤いを与え、ダメージケアを行うことができます。手軽に取り入れられるリバースケアは、美しい髪を目指す方にとって、新たなヘアケア方法として注目されています。ぜひ今日からトライしてみてください!

HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

消費税法による総額表示義務化(平成16年4月1日)に伴い、記事中の価格・料金表示は最新の情報と異なる場合がございます。ご利用やご購入の際には最新の情報をご確認ください。