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2021.06.23

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【保存版】失敗しないセルフカラーのやり方とコツを紹介!脱プリン頭を約束します

自分で髪を染めるセルフカラー。美容室に行く必要もなく、自宅で手軽に行えるのが魅力です。しかしムラができたり、上手く色が入らないという場合もあります。そんなセルフカラーが簡単にできるやり方と、失敗しないためのコツをご紹介します。

自分の目的に合ったカラー剤を選ぶ

オシャレ染めと白髪染めの違い

オシャレ染めと白髪染めの違いは、髪の色の素であるメラニン色素にあります。オシャレ染めはメラニン色素を分解するのに対し、白髪染めはメラニン色素を形成します。また、カラーの明るさのバリエーションも異なり、オシャレ染めは13まであるのに対し、白髪染めは10までしかありません。

泡・乳液やジュレなどタイプの違い

カラー剤にはさまざまなタイプがあります。シャンプーと同じ要領で染める泡タイプは、初心者や不器用な人でも簡単にできます。乳液タイプは種類が豊富で、髪や頭皮へのダメージも少ないカラー剤です。ジェルタイプはどろっとしており、髪の毛1本1本をしっかりと染めることができます。

明るさや色味の違い

カラー剤のパッケージには、髪色が表示されています。4〜6トーンはナチュラルに、13〜14トーンは明るめに仕上がります。また、アッシュやレッド系など、色味によっても大きく仕上がりが変わってきますので、しっかりと確認をすることが大切です。

セルフカラーの簡単なやり方

準備する道具

セルフカラーをする際には、カラー剤、ブラシ、ヘアクリップやヘアゴム、手袋、タオルを準備しておきます。ヘアクリップ、ヘアゴム、タオルなどは、汚れても良いものを使用します。また、これらがすべて付属されている商品もあります。

髪をとかしてブロッキングする

まずは髪をしっかりとかして、ほつれや絡まりをほどきます。そして、カラー剤を塗りやすいようにブロッキングします。ブロッキングとは、髪をいくつかのブロックに分けて留めておくことです。

ファイスラインや汚れたくない部分を保護する

カラー剤は衣服などに付いてしまうと、キレイに落とすのは難しいです。そのため、汚れても良い服装を着たり、汚れたくない部分は事前に保護しておきます。また、フェイスラインや耳周りは、ワセリンやフェイスクリームを塗っておくと良いです。

カラー剤を染まりにくい部分から順番に塗る

準備ができたらカラー剤を塗っていきます。ただ闇雲に塗っていくのではなく、染まりにくい部分から順番に塗っていきます。最も染まりにくいのは襟足です。襟足からバック、サイド、前髪、トップの順番で塗っていくと、キレイに塗れます。

放置して乳化させる

全体になく万遍なく塗ったらラップで髪を包み、パッケージの表記時間通りに放置します。時間になったら軽くぬるま湯をかけて2〜3分放置します。これを乳化といい、根元から毛先まで、しっかりとカラー剤を定着させることができます。

38℃以下のぬるま湯でシャンプー&トリートメント

乳化が終わったら、38℃以下のぬるま湯でカラー剤を落とします。このとき、落とし残しがないように注意してください。しっかりと落としたら、シャンプーとトリートメントで、ヘアケアをして完成です。

セルフカラーのコツ

自分に合うかパッチテストを必ず行う

パッチテストとは、皮膚のアレルギーテストのことです。少量のカラー剤を腕などの目立たない場所に塗り、アレルギー反応を確認します。アレルギー発症には個人差があるため、確実な結果を出すには48時間待つと良いです。

部屋の温度は20~30℃

髪を放置している際の室内の温度によって、カラーの入り方が変わることがあります。最適な部屋の温度は20〜30℃です。部屋の温度が高すぎると、カラーの入りが早くなり、寒すぎると染まりにくくなります。

ムラなく染めるにはブロッキングが大事

泡タイプやジェルタイプは不要ですが、クリームタイプのカラー剤はブロッキングが必須です。セルフカラーは、素早く行うことが大切。ブロッキングをすることで、作業がしやすくなり、ムラなく染めることができます。

髪が乾いている状態でカラー剤を塗る

髪に濡れている部分と乾いている部分があると、ムラが出てしまいます。そのため、髪はしっかりと乾いた状態で、カラー剤を塗ってください。髪が濡れている場合は、ドライヤーで乾かしてから、作業を開始します。

カラー剤の塗る量を調整する

前述の通り、髪には染まりやすい部分と染まりにくい部分があります。それぞれ塗る量を調整することで、塗りムラがなくなります。こめかみやつむじ部分は少なめに、襟足やサイドは多めに塗るとキレイに仕上がります。

放置する時間を守る

商品の説明書には、必ず放置する時間が記載してあります。その時間は必ず守ってください。短すぎると、根元まで染まっていない場合があります。逆に長すぎると、髪へのダメージが大きくなってしまいます。

洗い流さないトリートメントを行いヘアケアをする

カラー剤の使用は、髪にダメージを与えてしまいます。セルフカラー後はヘアケアを行うことが大切です。特に、カラー剤を洗い流した直後のトリートメントは、洗い流さないタイプのトリートメントを使うことをおすすめします。

失敗しないセルフカラーで脱プリン頭宣言!

カラー髪を放置していると、すぐプリン頭になってしまいます。手軽にできるセルフカラーのコツを抑えて、自宅で簡単にカラーリングしましょう。

HAIR
HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

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