ヘアモデルとは
髪型のサンプル画像や映像のモデル
ヘアモデルとは、髪型のサンプル画像や映像などにモデルとして起用される人のことを指します。一般的には、広告モデルやイメージモデルの役割を担うことが多いです。
また、ヘアモデルは美容師にアレンジを任せることになるため、基本的に希望の髪型を指定することはできません。
雑誌やHPなどに掲載されることも
ヘアモデルは髪型のサンプルモデルを務めるため、雑誌やサイト・ヘアカタログなどに掲載される可能性が高いです。
カットモデルと違って、ただ髪型を変えてもらうだけではないので、ヘアモデルの仕事を引き受ける際は詳細をしっかり確認するようにしましょう。
ヘアモデルになれるのはどんな人?
あくまでも髪型が主体ではありますが、パーツモデルのように髪だけを見せるという仕事はほとんどありません。顔はもちろん、全身を写してもらうことが多いです。
そのため、ファッションやメイクなども含め、容姿や顔立ちがある程度整っていることが求められます。
ヘアモデルになる条件や方法
ヘアモデルになるには、ヘアモデルの募集を行なっているサイトなどから応募するという方法があります。
案件によっては一度きりではなく定期的にサロンに通う必要がある場合もあるので、期間や回数などを事前に確認することをおすすめします。
ヘアモデルの報酬
報酬額は応募をかけている美容師や企業が設定しますので、案件によって異なります。内容とあわせて、報酬額も確認するようにしましょう。
写真が売れるごとに一定額の報酬を支払ってくれる場合もありますので、継続的に収入を得られる可能性もあります。
サロンモデルとは
あるサロンのイメージモデル
サロンモデルとは、その名の通りサロンのイメージモデルを指します。ヘアモデルが髪型サンプルのモデルであるのに対して、サロンモデルはそのサロン専属のモデルです。
撮影した写真や動画はサロンの宣伝などのために使われます。サロンの顔と言える存在なのです。
看板や広告に掲載される
サロンの宣伝のため、撮影した写真などは看板や広告に掲載されることになります。集客のための重要な役割を担うことになりますので、美容院側もサロンモデルは慎重に選ぶことが多いです。
街中でスカウトされることもあれば、美容院に来店した際に声をかけられることもあります。
ヘアカタログやネットに載ることも
撮影した写真はサロンの公式サイトなどのネット上や、ヘアカタログに掲載されることもあります。
そこから別の美容系モデルの依頼が舞い込んだり、ショーなどへの出演依頼に繋がることもあるようですね。モデルになりたい人にとって、サロンモデルは活躍の場を広げる足掛かりにもなり得ます。
ヘアモデルとの違いは活躍の範囲
サロンモデルとヘアモデルでは、活躍の範囲も異なります。サロンの宣伝をする、言わば広告塔のような存在ですので、より幅広いメディアに掲載されることが多いでしょう。
ヘアモデルと比べて、サロンモデルのほうが圧倒的にたくさんの人から注目される機会が多いと言えます。
サロンモデルになる方法
サロンモデルはスカウトで選ばれるのが主流です。街中でのスカウトも盛んですが、来店時に声がかかることもありますので、美容院に行くときはファッションやメイクに気を使いおしゃれして行きましょう。ネット上などで募集していることもあるため、自分から応募することも可能です。
カットモデルとは
美容師見習いの練習台
カットモデルとは、免許を取得したばかりの美容師見習いの練習台になる人のことを指します。見習い美容師は複数のカットモデルで練習を重ねて、ようやく一人前の美容師としてデビューできるのです。
ヘアモデルやサロンモデルのように、雑誌やヘアカタログなどに写真が掲載されることはありません。
閉店後などにカットやブローの施術練習をする
営業時間中は見習いとしての仕事があるため、基本的にカットモデルとして施術してもらうのはサロンの閉店後になります。
他の客がいない、人が少ない環境でカットしてもらえるというメリットもありますが、終わる時間が遅くなることも多いので、その点は注意しておきましょう。
練習のため基本は無料
デビュー前の見習いによる練習なので、カット料金は基本的には無料です。そのため、美容院代を節約したい人にはぴったりです。
仕上がりを不安に思う人もいるかもしれませんが、知識や技術を勉強して免許を取得した人による施術なので、大きな問題は発生しにくいと言えるでしょう。
カラーなどの場合は材料費がかかることも
カットとブローは無料で施術してもらえる場合がほとんどですが、ヘアカラーはカラー剤などの材料費を支払う必要がある場合もあります。
カラーもお願いしたい場合や、カラー込みのカットモデルを頼まれたときは、料金のことを事前にしっかり確認しましょう。
駅前などで声をかけられる事が多い
カットモデルは、都心の駅前や人通りの多い路地などで声をかけられるパターンがほとんどです。
また、店頭やネット上でカットモデルを募集していることもあります。カットモデルをやりたい場合は、募集しているお店を探して自分から応募してみるというのもひとつの手段です。
それぞれの違いを把握しよう
名前だけ聞くと同じように思いがちですが、内容は全くの別物です。引き受けたあとに「思っていたのと違った…」とならないように、違いをしっかり把握しておきましょう。

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