最新のトレンドを取り込んだスタイリングの仕方も伝授します♪

堀さんの得意スタイルは？

しっかり切り込んだワイドバング

前髪だけが独立しないようおくれ毛とのバランスが大事◎ スタイリングはオイルを前髪の内側につけるのがポイント

堀研太さんってどんなスタイリスト？

■スタイリスト名：堀研太
■サロン名：MY hair design
住所：愛知県岡崎市欠町清水田20-25
電話番号：0564-21-5638
■インスタグラム：@horikengram

専門学校時代に美容師への想いが強くなりました

Q：堀さんがスタイリストになったきっかけを教えてください。

A：福岡の専門学校時代を過ごし、強く思ったのがきっかです。美容にはちょっと興味を持っていたという感じで、ノリで美容学校に入りました。自分が通った学校が、サロンワークに就職してすぐ通用するようなカリキュラムで、実践型の美容学校でした。

美容業界を全然知らなかったのですが、高校にパンフがきたので行ってみました。東京に就職したかったので、その学校に入り、周りはすでに意識高めの人が多かったです。自分はとんでもないところに来てしまったと思っていました。専門学校に通うにつれ、思いがどんどん強くなっていて、いろんなことを吸収しました。

Q：どんな学生時代を送ってましたか？

A：ひたすらコンテストを受けてました。学内のコンテストにチャレンジをしてきました。ワインディングを１学期間はずっとそれをやっていき、不器用だったので挫折しました。それまで何かに一生懸命になったり、達成したことがなかったので、挫折したけど必死で乗り越えて、１学期のコンテストで賞めりこんでいきました。

２年間の中で強烈に心に残っていることは、ビダルサスーンのカットコンテストの全国大会に出たとき、夏休みを返上して練習をしたことです。出場はしたけど、当日インフルエンザになってしまい、フラフラで何もできなくて苦い思いをしました、体調管理には気を付けた方がいいですね。頑張っても結果残さないと何の意味もないことを学びました。

実家から通うことを条件に通っていたので、高速バスで１時間半かかっていました。毎朝７時３０分に学校ついて８時から練習、夕方６時のバスに乗って家に帰り、そこからアルバイトしていました。大変な生活でしたが、皆勤賞をとれました。

スタイリングの幅が効くツーウェイショート

美容師になってからの変遷を教えてください。

A：新卒で福岡から名古屋の大型サロンに就職しました。入社約1年半での最速デビューを果たしました。学校生活が実践型だったので、アシスタント時代は苦ではありませんでした。

技術はできていても、心がまだできていないので、小手先の技術ばかりで苦労をしました。休まず、汗を流して、長いこと店に居て、自分の全部を犠牲にしてやってきました。25歳になったら次のステップへ行きたいと思っていたので、当時のサロンをやめるのは決めており、25歳まで在籍し、現サロンへ転職しました。

やめて福岡に帰ろうと思っていたのですが、どういう風にやっていくか全くビジョンがありませんでした。そんな時、たまたま現オーナーのインスタをフォローしました。オーナーが撮影を第一線でやっている人で、郊外だけどこんなに上手な人がいるんだと思ったのがきっかけで、 求人広告を見て、なぜか入ろうと思いました。周りにはびっくりされました(笑)。

ほぼ顧客ゼロからのスタート。もともと前のサロンで指名３５０人くらいを担当していたけど、ほぼゼロになったときに無力さを感じました。会社が呼んでくれていたと痛感しました。価格に自分が勝てていなかったんですね。完全に天狗だった鼻が折れました。

なので、自分の本当のスタートはここだと思い、郊外からトレンドを発信し続け、立場を確立しました。入社4年目に店長に就任し、現サロンの舵取りをしながら第一線でハサミを握っています。

癖毛を活かしたセミウェットヘア

Q：今後やりたいことはありますか？

A：社長（インスタフォローしたオーナー）の想いをカタチにできるよう、愛の溢れる会社を作っていきたいです。そして田舎でも小さくても強い店、美容師を育てる事を信念に置いています。都会ではないので、サロンのコンセプトが、都会に行かなくてもかわいくなれるというもの。都会に行けば何とかなると思っている人も、郊外でも最新のトレンドを取りに行けるように自分たちがここで美容師をやっています。そんな中で一人ひとりが輝くためにも、常に技術も磨いていかなくてはならないと思っています。

From：堀研太／ MY hair design