「頭をケアする文化の無かった日本にやってきた」 国際ホリスティック・ヘッドケア協会(LCICIJAPAN)に独占インタビュー!
今は「美容・リラクゼーション」と一言でいっても様々なやり方があります。また外見だけでなく内側のケアを重視していけるように様々な活動をされている協会にフォーカスして独占インタビューをさせて頂きました。今回は「国際ホリスティック・ヘッドケア協会(LCICIJAPAN)」の代表の鈴木陽子さんにお話を伺いました!
国際ホリスティック・ヘッドケア協会(LCICIJAPAN)
ヘッドマッサージはどうして日本で始まったのか
今は「ヘッドスパ」「ドライヘッドマッサージ」など頭を触るメニューが多いですが、もともと日本にはなかったものなんですか?
そうですね。もともと日本には頭をマッサージする文化がなく、家族同士でマッサージする文化もないですよね。
日本には頭をマッサージすることをきちんと専門的に学ぶスクールはありませんでした。元をたどればヘッドマッサージは「インド」が発祥と言われています。
そうなのですね!今では普通にどこでも受けれるので昔からあるものだと思っていました!今日は色々お話をお聞かせください!
どのような活動をしているのか
私たち国際ホリスティック・ヘッドケア協会の認定教育機関はLCICIJAPANといいます。英国ロンドンに本部を置く、インド式ヘッドマッサージの世界的リーディングスクールLCICIの公式日本ブランチです。(L.C.I.C.I.は、London Centre of Indian Champissage International の略)
インドのアーユルヴェーダ(伝統的な健康法)は非常に古い歴史があり、頭部は紀元前から重要な場所と言われています。
家庭やビーチ、床屋など様々なところでヘッドマッサージが行われてきましたが、どれも専門的ということではなくバラバラのテクニックでした。そのような中、インドの病院でポリオの小児麻痺の子供のケアをするマッサージ師であった、全盲のナレンドラ・メーター氏が、渡英して多くの人種が生活するロンドンで、どんな髪質でも問題なくできるヘッドマッサージを体系づけて「チャンピサージ」として世界に広めました。
LCICIJAPANはナレンドラ氏と私とで、日本にヘッドケアを広めるために作った教育機関です。
インドのヘッドケアを日本に広めていかれた第一人者ということですね!
今や全世界に広がっていて誰かの為になっていると思うと素晴らしいですね!
ありがとうございます。
インドでは目に見えないものエネルギーについても重要視しており、チャンピサージはクライアントが生まれ持っているエネルギーを本来のバランスが取れた良い状態に近づけることを目指しています。
ボディ(肉体)・マインド(感情)・スピリット(意識)にアプローチをするテクニックも含めたヘッドケアとして、ロンドンから世界に広げていきました。
また私達LCICIJAPAN (国際ホリスティック・ヘッドケア協会)では、日本において医師の監修のもと、ヘッドケアの安全性と有用性の検証をして学会発表も行っており、安心してご提供いただける内容をお伝えしているのも特徴のひとつです。頭をケアする文化の無かった日本に初めて本格的な国際基準のヘッドケアをお伝えして今に至っております。
統合医療も必要になっている今、研究などにも携わり寝たきりの方に行ったり美容領域でも問題なくできると立証しております。
どのような方が協会にいらっしゃるのか
先ほどお話した通り、私たち教育機関はセラピーの安全性と有用性の検証をして学会発表も行っていることから、「きちんとした理論と技術を知りたい。」「世界的パイオニアの学校で学びたい。」とお考えのさまざまな職種の方からお問合せいただきます。
理美容師の方には、理美容師の為の特別プログラムもあります。学ばれる理美容師さんの中には理美容室を運営している方も、ヘアメイク専門で行う方、美容師として医療ウィッグや介護施設での活動をされている方もいらっしゃいます。
また、セラピストが学び自宅サロンや店舗、イベントなどで活動する方、治療師の方は治療の一環として使われたり、医療介護福祉従事者の方が職場でストレスケアとして活用したりと様々です。
いろんな分野の方々が正しい知識を学びに来られているのですね!個人的な理由で来られる方もいらっしゃるんですか?
いらっしゃいますね。ご家族のストレスケアのために学ばれる方もとても多くいらっしゃいます。コロナ禍になってから特に増えましたが、介護以外にも友人や恋人・ご家族にやってあげたいという思いで来られる方も多いです。私たちはセルフケアも重要視しており、セルフケアの伝え方をしっかりお伝えしています。
職種ごともモラルを守りながら、世界基準のヘッドマッサージの技術を使っています。
活動を通して何を伝えていきたいか
40年ほど前、イギリスでも日本でも専門的なヘッドマッサージやヘッドスパを学べるところはまだありませんでした。ヘッドマッサージの文化が最も古いとも言われるインドから、体系付けたヘッドケアを世界に普及したのが全盲のインド人男性、ナレンドラ・メータ®︎でした。彼は、イギリスからアメリカ全州、カナダ、オーストラリア、欧州、香港など多くの国にヘッドマッサージを伝えていき、ロサンゼルスの有名なスパに、Champissage®︎(チャンピサージ)を導入し、世界中にある大手のサロン専門大手エステ学校のカリキュラムにも入りました。
近年、日本でもヘッドマッサージ(ヘッドスパ)が普及され始めたことで、日本人のストレスケアに頭部ケアが入ってきた事は素晴らしく、もっとヘッドケアが日本で一般的になれば良いと考えております。
ぜひヘッドマッサージのパイオニアである故ナレンドラ・メータ®︎が遺した私どもLCICIJAPANの本物のインド式ヘッドケアを、皆さまご自身と大切な方の為に、手にしていただけましたら光栄です。
日本にヘッドケアを広めた第一人者の鈴木さん、貴重なお話をありがとうございました!
今や当たり前のようにあるヘッドケア。インドから日本に広まるまでの経緯を知ることができ、また日常的に大切な頭のケアを怠っていたのだなと私自身も感じました。
医療介護福祉の分野でも注目されている今、自分の身近な大切な人にケアをしてあげることが今後できるといいですよね!
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