更新日:2023.09.26
173

神戸のハイトーン革命: 今、あなたに知ってほしい美容師。知らんけど

兵庫県神戸市にあるRoots【ルーツ】でスタイリストとして活躍するゴローさん。今回はゴローさんが美容師を目指したきっかけから現在に至るまでの軌跡をインタビューさせて頂きました!

【目次】

 

Q. ゴローさんがスタイリストとして活動を始めたきっかけや背景は? 神戸での美容業界の特徴やトレンドをどのように捉えていますか?


A. 美容師になりたいと思ったのは、中学生の頃で当時から人と関わることが好きでした。僕の周りにカッコいい友達が多かった中で、僕自身髪がコンプレックスでした。本当はもっとカッコいい夢があるって言いたかったのですが、当初は自分をもっとかっこよくしたいという思いから始まりました(笑)

神戸の美容のイメージは「バランス」なのかな?と感じます。「以前の神戸は「綺麗め」や「エレガント」なイメージで、髪もブラウン系の綺麗なナチュラルな印象が強かったですが、最近ではSNSの普及により徐々にですがハイトーンの人が街にも増えてきました。

その中で、神戸らしさを表現する際、髪はハイトーンでデザインし、ファッションは落ち着いた雰囲気というトレンドと神戸らしさが融合した印象があります。

 

 

Q. ハイトーンカラーとは、具体的にどのようなものを指しますか? 他のカラーとの違いやハイトーンカラーの特徴を教えていただけますか? ゴローさんがハイトーンカラーを得意とする理由や、それを推す理由は?


A.ハイトーンカラーの特徴を皆様に分かりやすく3つで伝えると、

1)2回以上のブリーチを繰り返している。

2)ブリーチを使わないブラウンカラーとは異なり、柔らかいペール系やビビット系のカラーが楽しめます。

3)一度のブリーチではオレンジ感が出て抜けてしまうが、ハイトーンカラーは抜けた後も優しい味わいで美しく保たれる。


僕がハイトーンカラーを推す理由として、「その人の好き」を見た目としてわかりやすく変化させることができるポイントがあります。 インナーカラーやワンポイントでさりげなく自分の好きな色を取り入れて楽しむこともできます。  僕もアニメやゲーム、アイドルで推しがいるのですが、推しと同じカラーの物を身につけると気分って上がりますよね?

それと一緒で自分の好きを身につける事で気分がワクワクするカラーがハイトーンカラーの魅力だと感じています。

  

 

Q. 神戸でのハイトーンカラーの受け入れ状況や普及度はどのように感じていますか? 今後、神戸でのハイトーンカラーのトレンドや流行はどのように変わっていくと予測されますか?

 

A. 神戸でのハイトーンカラーのトレンドは、SNSの影響を受けており、東京を中心に進み、やがて神戸にも波のように起こっていると感じます。

例えば昨年の始めはミルクティーカラーから始まり、その後ホワイトカラーが人気となり、最近ではカラーバリエーションが豊富なカラーが注目です。 私自身、ハイトーンカラーを推す美容師として、この流れをSNSに肌で感じてきました。

今後もこの流れは変わらないと思っていますが、SNSの普及がさらに進むことで、トレンドがより速く流れてくるかも知れませんね。

 

 

 

Q. ゴローさんのハイトーンカラーに対するスタイリングのポイントやコツは? お客様からの反応やフィードバックはどのようなものが多いですか? またゴローさんの作品で、特に印象的だったハイトーンカラーのスタイリングやエピソードはありますか?

A. 僕自身、ハイトーンカラーでのこだわりは 圧倒的に「質感」です。

以前、新規のお客様にアンケートを取った際、ハイトーンカラーに対する不安として「ダメージが心配」という意見が多かったです。実際に今まで美容業界に14年いて入社した頃はブリーチ=髪のダメージという前提が一般的で、ブリーチは髪をばっさり切る前に思い出に一度みたいな流れもありました(笑)


しかし、今はブリーチも本当に大きく変わりました。以前よりも専門的な技術や知識が必要であり、ブリーチは繊細な技術ですので、お客様もサロン選びが非常に重要だと感じています。

例えて言うなら病気で風邪をひいたら外科にいかず迷わず内科にいきますよね?ブリーチを美容師に任せる際にはブリーチが得意な美容師に任せることが重要です。


ちょっと専門的な話になりますが、僕はブリーチをする際は「ケミカブリーチ」という特殊な栄養や手法を用います。髪はケラチンという繊維でできており、ダメージが増えると切れてしまいます。

通常でしたら髪に栄養を入れてダメージをなるべく抑えるのですが、ケミカブリーチはケラチンに近い特殊な栄養を使い、一度切れたケラチンに新しいケラチンを繋いで髪を再生に近い状態にする事で髪に本当の意味でダメージを減らし、綺麗を保てる状態にします。


このやり方は全国で限られた方しかされていないので、それも是非任せて頂きたい理由になります。また、ハイトーンカラーをする事で日頃のスタイリングを楽しめ、ファッションがシンプルでも髪が華やかだから楽に決められたり、理想の自分を楽しむことができます。


実際に施術を受けたお客様からは、「ブリーチをしててもサラサラ」「ブリーチに対しての怖さがなくなりました」「オシャレが楽しくなりました」といった嬉しいお声も沢山頂きました。

その中でも一番に嬉しかったのは 「なんでそんなにハイトーンカラーやのにサラサラなん?」とお友達から褒められて嬉しかったというお声を頂いた時です。 やっぱり友達や知り合いから褒められるのって嬉しいですよね。

 

 

 

 

Q. 若い世代へのメッセージやアドバイス 「知らんけど」というフレーズを取り入れることで、20代の若い世代にどのようなメッセージや影響を与えたいと考えていますか? ハイトーンカラーに挑戦したいと考える若い世代へのアドバイスやメッセージは?  

A. 僕は関西人なので良くこの「知らんけど」というフレーズを良く使います。笑

この言葉の意味は「責任展開」や「照れ隠し」という意味で使われ、人とのコミュニケーションを楽しく活用するために多様性を持つ言葉です。 冒頭で僕は中学生の頃に髪にコンプレックスがあるという話をしました。

それが美容師になり、髪の事を知り、コンプレックスと感じてた部分も見方や、やり方を変える事でプラスになりました。それはまさにこの「知らんけど」の言葉の使い方と同じ様に、やり方や見方でその物の意味が変わってくると言う事と一緒だと思います。だからこそ僕はお客様の髪が持つ良さ、個性を僕なりに引き出して活かす事も大切にしたいと思っています。


また、ハイトーンカラーにも同じ魅力があると思います。全頭に入れる事で、自分の印象がガラッと変わり、ワンポイントで入れる事でちょっとしたアクセントになる。それってなりたい自分に色んな方法でなれるって事です。

今までハードだと感じた事も「知らんけど」というフレーズのように気軽に取り入れてみると、新しい自分やコミュニケーションが生まれます。


その不安材料がある場合は僕がしっかりとカウンセリングさせて頂き取り除きます。是非色んな刺激がある20代を沢山楽しんで頂けたらと思います。

 

 

Q. 最後に 今後の活動や目標、展望について教えていただけますか?

A. 僕は神戸で美容師をしていますが都会的でもあり、落ち着いた部分もあるこの神戸がとても大好きです。

それは人も一緒なのかな?と思います。 都会的で目立つ事が良い。それも一つの魅力だとは思いますし、自分が自分の事を1番好きになれる。自分らしくイキイキと過ごせる。

そんなお手伝いを神戸の街から「神戸で1番ハイトーンカラーで素敵に出来る美容師」を目指して、これからも日々頑張ってお客様にハイトーンカラーの魅力を伝えられていければと思います。知らんけど。笑

長々となりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

【ご予約はこちら】
https://beauty.hotpepper.jp/CSP/bt/reserve/?storeId=H000597276&stylistId=T000790733
※ブリーチのご予約はgoro指名専用クーポンからお願いします。 

HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

消費税法による総額表示義務化(平成16年4月1日)に伴い、記事中の価格・料金表示は最新の情報と異なる場合がございます。ご利用やご購入の際には最新の情報をご確認ください。

関連する記事

関連記事はありません。