更新日:2024.02.22
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お任せメニューへの提案と対応力

【Sany 赤間さん】日本美容専門学校を卒業後、代官山のサロンに就職し3年ほどアシスタントを経験。当時のディレクターが独立するタイミングで一緒に付いていき、立ち上げから10年ほど勤務した後、独立をされました。 以前のお店では副店長という立場でスタッフ教育を任されていました。当時のスタッフと1on1をしたり、お店の方向性などを決めたりしていくうちに、全部自分でやってみたいという気持ちが強くなり、挑戦してみることにワクワクしたので独立を決意したという背景がありました。 そこから経営していく上で前職で培った経験を活かしてスタッフの自主性を育てる教育方法で伸ばしていき、今では強い組織状態を形成されています。

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お客様へのアプローチについて

新規、既存のお客様問わず、信頼してもらうことが重要なので当たり前ではありますが絶対嘘つかないことを意識されています。できないものはできないとはっきりお伝えし、こういう危険性があると理由もセットでお伝えします。また、こういうことならできる、こっちがいいかもしれませんと提案もセットでお伝えすることが信頼の秘訣だとのことです。

これは18年間の美容師歴で培ったもので、大体のお客様の悩みが分かる為、こちらから先回りして提案することによる信頼も大きいのではないかとのことでした。

 

お任せと要望を頂いた際にどういう提案をするのか

まずはお客様がサロンに来た1番の目的を探り、そこを100%叶えることを前提にした提案をします。バッサリカットしたい、根元を染めたいなど目的は何なのかを確実に抑える。あとは、今までどういう髪型をしてきたのかや、ライフスタイルはどのようなものなのか、スタイリングにかけれる時間やスキルはどの程度なのかをリサーチした上でヘアデザインを決めていきます。

 

また、髪型が決まっていない方に関しては、漠然とある理想像に対して、問診を繰り返しながら、絶対にやりたくない選択肢を消していき、解像度を上げていくカウンセリングをされるとのことです。

 

将来の展望

これからは二極化が進むのではないかとのことです。

1つは大手が多店舗展開をしていってみんなで切磋琢磨していくパターンともう1つは少数精鋭で個人が目立っていくスタイルになります。

あとは技術がシェアされている時代なのでその環境の中でしっかり勉強をし続けていかないと他の美容師と比べたときにお客様により大きな価値を提供できなくなってくるので中途半端な美容師は戦えなくなってきてしまうのではないかと見解を示されていました。

 

読者へのメッセージ

新規のお客様は特に情報がいっぱいあるので何が自分に似合うのか分からない方が多いと思っております。そんな背景もあり、お任せメニューを作ったところもあったので、今までの知識・経験を踏まえた上で、一人一人に合わせたカットから髪の毛の乾かし方まで提案させていただきます!

気になる方は是非一度いらしてください!

HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

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