再現度の高いレイヤーカットを提供
【Alma four 神野さん】大学を中退し大阪の専門学校へ転校。卒業後は京都のサロンに就職し8年間在籍した後、独立を見据え業務委託サロンで5年働き、満を持して独立をされました。
レイヤーカットの魅力について
一番のポイントは動きが出やすいカットということです。
ワンカール巻くだけでも全体的に毛に流れが出ますし内巻きにしてもキレイに見れるのは魅力とのことです。
また、お顔回りは短く作ることが多いので全体のデザインの流れでアレンジを加えることも可能になります。
クライアントとのカウンセリング
「レイヤーを入れる感じで後はお任せ」というオーダーが9割なのでお顔回りに入れたり、後ろまでしっかり入れたりなど細かい部分を神野さん手動でお客様に提案していき「似合う」仕上がりを提供されているとのことです。
レイヤーカットのテクニックとスタイル選択
最近は顔回りだけレイヤーを入れることが多いですが、繋がらないカット(ディスコネクション)は神野さんはやらないとのことです。背景としては流れにくくコテも巻きにくくなってしまうのでスタイリングがしにくくなってしまうためです。
そのためお客様ご自身でスタイリングする時を考え、繋がりを持たせるカットを特に意識されているそうです。
レイヤーカットの適応範囲とカスタマイズ
レイヤーカットを用いたスタイルの中で、ウルフレイヤーなどの軽さ、重さのメリハリを出すスタイルも神野様は得意とされていて、一般的にイメージされるのものと違いを出せるのが特徴です。
他にも色々なバリエーションを出すことはできるが顔回りは一番重要で、印象変化が大きいところなのでそこを意識された方が良いとのことです。
レイヤーカットとヘアスタイルのトレンド
今はデザインが多様化しているのでこれといったものはないように感じるが、重ためのAラインでレイヤーを入れるスタイルから 最近はアウトラインから前上がりのV字になって全体にレイヤーが入っているスタイルが増えてきているように感じるとのことです。
年齢が上がると段を入れたい方が増えるので若い人だと軽めが多いなど年齢によって変化するところもあると仰っておりました。
また、カラーにレイヤーカットを入れるとなると、バレイヤージュはデザインが成立しなくなってしまうので重た目を意識するのと、ハイライトとはすごく相性がいいのでカラーによって分けるのもポイントだそうです。
将来のヘアスタイルの展望
レイヤーカットは段が増えれば増えるほど難しいカットになるので若い人は段差の少ないレイヤーから入っていて練習すればハイレイヤーにもチャレンジできるようになると思いますし、レイヤーカットはトップのボリュームアップを増やすなどお悩み解決にもなるのでなくなることはなく、安定的に需要はあるのではないかとのことです。
読者へのメッセージ
ご自宅での再現性の高いレイヤースタイルを提供することはもちろんのこと、スタイリング方法などもお伝えするので是非お任せください!
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