「日本風」トレンドを打ち出す
【&高円寺店 河井さん】資生堂美容技術専門学校を卒業後、静岡県に本店を構える美容室に就職。2年目で世界最大級の美容師コンテスト「UNITED DANKS CONTEST」のカット部門で3位に入賞や指名売上で売上を担保し業界紙に掲載されたりと、華々しいご経験をされ、4年目で銀座店の店長を歴任されました。その後地元の名古屋に戻り、フリーランスで活動される中、現オーナーさんから出資のお話を頂き、現在では3店舗を展開されています。 特に以前のオーナーさんに育てて頂いたマインドが今の経営に生きていたり、現オーナーさんに対しては一度美容師を辞めようとしたときに止めていただいたおかげさまで今美容師として活動できていることを心から感謝しているとのことです。
縮毛矯正へ特化した背景
トリートメントで髪をきれいにしたいとお客様が本気で思っていても帰ってからきれいになっていないというジレンマをずっと抱えていらっしゃったそうです。
最初は縮毛矯正が苦手でしたが技術力の高い美容師さんを見て勉強していき今では強みとしてクセが弱い方にもおすすめして「スラっと下すだけ」できれいに見える髪をお客様に提供されています。
お客様への提案ポイント
縮毛矯正を求めていない方にこそ提案をされているそうです。
正しい情報をお客様にお伝えをして、クセが日常生活に支障をきたしている方だけでなく、トリートメントの持ちに満足いっていない方へ特にアプローチされています。クセを伸ばすというよりはよりきれいにするという使い方ででご紹介されています。
トレンドと進化について
昔に比べて薬剤は自然な質感になるようになり、美容師さんの技術面ではパヤっとした毛を1本も許さないようなハイクオリティを目指す美容師さんが増えてきているので薬剤×技術のクオリティが高くなっている印象を持たれているとのことです。
一方で、縮毛矯正がトレンドということもありメニューに取り入れる美容師さんが多いですが勉強する面がかなり多く、そこをやり切れている方をお客様側が選べるかどうかが特に重要になってくるとのことです。
おすすめの縮毛矯正のホームケア
シャンプーはなるべく美容室の商品を使った方が良いです。
あとはヒートケア系のオイルをアウトバスのドライヤーの前に付けるであったり、髪に関心がある方で合ったら一度は効いたことがあるようなケアはしていただくようにおすすめされています。
ドライが甘いと摩擦で絡まってしまう原因になってしまうのでロングの方は特にブラッシングとしっかり乾かすことを意識してほしいとのことです。
また、直近お客様からも効果をご実感されているお声を頂くのが寝るときに被る「ナイトキャップ」です。ネットでお手軽に買えるにも関わらず、朝起きたときの質感が全然違うとのことなので特にロングの方はおすすめです。
将来の展望
現代ではinstagramやYouTube等のSNSの見ている媒体によってトレンドが変わってくると思うのでトレンドはないのではないかと思っています。
スタイルが多様化しているからこそ、自分のよく見るモデルさんや俳優さんのスタイルが今のトレンドだと考える方が多いように感じるとのことです。そのため社会としてのトレンドはなくなるのではと見解を頂きました。
その中で河井さんはお店として「日本風」トレンドを打ち出していきたい思われております。
韓国風があるように日本人なんだから日本風があってもいいんじゃないかという発想の元、暗めの髪色でアジア人の肌に合ったストレートの艶髪のダウンスタイルで「大和なでしこ」を確立させていきたいとのことです。
読者へのメッセージ
美容師さんへ、、
これからより良い美容業界作っていきたい前提で、「給料高いから働いている」ではなくて昔のように遅くまで練習したりみんなでご飯いったり、人との関りが多い環境を保ちたいと思っています。昔の良いところは残しつつ現代のクリーンの部分も取り入れバランスの良い業界を作れれば長い目で見たときに強い業界になっていくのではないかと思っています。
なのでそういったマインドをお持ちの方と一緒に働きたいと思っているので是非ご連絡ください!
p.s.とはいえ、うちはめちゃくちゃクリーンな会社です♪募集要項をご覧ください!
HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。
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