セラミド配合美容液おすすめランキング10選!特徴や料金を徹底比較
肌にとって乾燥は大敵です。乾燥により肌の水分が失われると、うるおいやハリがない肌になり、シワやくすみ、肌荒れの原因にもなります。
いつまでも若々しく、健やかな肌を維持するためには、保湿効果が高いセラミド美容液がおすすめです。
セラミド美容液は、さまざまな種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまう方もいるでしょう。
本記事では、セラミド美容液の魅力と効果、セラミド美容液の使い方・選び方、使用する際の注意点について詳しく解説します。
また、おすすめのセラミド美容液をランキング形式で紹介します。
日々のスキンケアの保湿に物足りなさを感じている方や、年齢にともなう肌の悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもセラミドとは?

セラミドとは、肌の角質に存在する保湿成分の一つです。肌のうるおいを保ち、外部の刺激から守るバリア機能をサポートする働きがあります。
加齢によるセラミドの減少は避けられませんが、減ってしまったセラミドはスキンケアで補うことが可能です。
ここでは、セラミドの働きと期待できる効果を紹介します。
肌のうるおいを保つ保湿成分
セラミドは、肌のうるおいを保つ保湿成分の一つです。
肌の角層には、「皮脂」「天然保湿因子」「細胞間脂質」の3つの保湿因子が存在しています。
その中で、肌のうるおいを保つ最も重要な働きをしているのは「細胞間脂質」です。
「細胞間脂質」は、セラミド、遊離脂肪酸、コレステロール、コレステロールエステルで構成されており、セラミドは50%を占めています。
セラミドは、角層の細胞と細胞をつなぎ、隙間をつくらせないことで水分の蒸発を防ぎ、角質層の内部の水分を守っています。
保湿力が高い健やかな肌を目指すためには、セラミドは欠かせません。
セラミドが不足すると、角層の水分をキープする力が弱まり、肌の乾燥が進行することでさまざまな肌トラブルにつながります。
とくに乾燥肌の方は、セラミド不足を改善するケアが大切です。
外部の刺激から肌を守る働き
セラミドには、外部の刺激から肌を守る働きがあります。
角質の内部には、水と脂質が何層にも重なっているラメラ構造があります。
ラメラ構造が担っているのは、紫外線をはじめ、殺菌やウイルス、アレルギーの原因物質から肌を守り、体内の水分の蒸発を防ぐ「バリア機能」の役割です。
ラメラ構造のおもな成分は、水と油の両方の性質をもつセラミドです。
そのため、セラミドで満たされた肌は、外部の刺激の影響を受けにくく、肌トラブルが起きにくい健康な肌といえます。
加齢とともに減少する
セラミドが加齢とともに減少する理由は、年齢を重ねるごとに女性ホルモンの分泌量が減るためです。
女性ホルモンの一つである「エストロゲン」は、セラミドの生成を促進する働きがあります。
しかし、女性ホルモンの減少にともない、「エストロゲン」も減少するため、セラミドを生成する力は衰えます。
肌のうるおいやハリが足りなくなったと感じている方は、セラミドが不足しているかもしれません。
セラミド不足により保湿性とバリア機能が失われた肌は、乾燥しやすく、シワやくすみ、毛穴の開きなどが生じます。
いつまでもうるおいとハリのある、若々しい肌を保つためには、セラミドが含まれたスキンケアを上手に取り入れて、失われたセラミドを補いましょう。
セラミドの種類と効果

セラミドには、大きくわけて4つの種類があります。
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天然セラミド
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ヒト型(バイオ)セラミド
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植物性セラミド
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疑似セラミド
ここからは、セラミドの種類と効果について詳しく解説します。
種類により効果が異なるため、それぞれのセラミドについて理解しましょう。
天然セラミド
天然セラミドは、哺乳類由来のセラミドです。動物性セラミドとも呼ばれており、馬、牛などの脳や脊髄から抽出しています。
人間のセラミドと構成が似ていることから、肌との親和性がよく、高い浸透力と保湿効果が期待できることが特徴です。
また、天然成分のセラミドは体に悪い影響を与えません。納得の使用感と安全性を求める方には、天然セラミドが含まれたスキンケアがおすすめです。
しかし、天然セラミドは、抽出できるセラミドの量が限られているため、大量生産は難しく、商品の価格が高くなる傾向にあります。
ヒト型(バイオ)セラミド
ヒト型(バイオ)セラミドとは、おもに酵母から人工的に合成されたセラミドです。
人間のセラミドに似せてつくられているため、肌との親和性があり、肌になじみやすく、浸透力に優れています。
ヒト型(バイオ)セラミドは、肌本来がつくり出すセラミドと同様に、肌のうるおいを保つ保湿効果や外部からの刺激を防ぐバリア機能をサポートする働きがあります。
また、肌に優しいことも魅力の一つです。ヒト型(バイオ)セラミドのなかにも種類があり、効果は異なります。
保湿力の高いものや、バリア機能を整えるもの、ターンオーバーを促すものなどさまざまです。
植物性セラミド
植物性セラミドは、大豆、米、稲、ゆずなどの植物から抽出したセラミドです。
化粧品の表示名所では、「エキス」と記載されている場合があります。
ユズ果実エキス(ゆず)、パイナップル果実エキス(パイナップル)などが代表的です。
植物性セラミドは、人の肌にあるセラミドとは一部構成が異なるため、天然セラミドやヒト型(バイオ)セラミドと比べると、肌になじみにくいため、浸透力が弱いといわれています。
植物由来の成分であるため、安全性が高く、肌にやさしいことが特徴です。
しかし、原材料にアレルギー反応を起こす方は使用できません。
疑似セラミド
擬似セラミドは、石油から化学合成された成分で、合成セラミドとも呼ばれています。
人間のセラミドに似せてつくられていますが、構成は異なります。
保湿力や浸透力は、天然セラミドやヒト型(バイオ)セラミドと比較するとやや劣るものの、大量生産が可能で、比較的安価で手に入りやすい点が特徴です。
擬似セラミドは、表示成分としてセラミドの記載はできません。
「ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」「ラウロイルグルタミン酸ジ」などの化学名で記載されています。
セラミド配合美容液の選び方

セラミド配合美容液を選ぶポイントは、次の3つです。
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ヒト型セラミド配合の美容液を選ぶ
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セラミド以外の配合成分も意識する
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自身の肌質に合わせて選ぶ
はじめてセラミド美容液を使用する方や、自身の肌に合うセラミド美容液を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ヒト型セラミド配合の美容液を選ぶ
ヒト型セラミド配合の美容液を選ぶ理由としては、肌との親和性があり、保湿力を維持する作用と、バリア機能をサポートする働きに優れていることです。
ヒト型セラミドは、本来の肌がもっているセラミドと同じ構造をしているため、肌になじみやすく、角質層まで浸透します。
角質層まで行き届いた水分を、ラメラ構造で閉じ込めて保湿状態をキープします。
また、セラミドはバリア機能の要です。ヒト型セラミド配合の美容液を取り入れることで、外部の刺激の侵入を防ぎ、免疫機能が正常化した健やかな肌になります。
ヒト型セラミド配合の美容液を選ぶ際は、配合されているセラミドの種類にも注目しましょう。
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肌の保湿性をキープ:セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP
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バリア機能をサポート:セラミドEOH、セラミドAG、セラミドAH
セラミド以外の配合成分も意識する
セラミド以外の配合成分も意識するようにしましょう。
とくに、下記の成分は角質層の水分を抱え込んだままキープする作用が期待できます。
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ヒアルロン酸
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コラーゲン
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エラスチン
セラミド配合美容液は、セラミドの効果をサポートする成分が含まれているものを選びましょう。
また、ビタミンCやプラセンタエキスなど、肌をしっとりと健やかに保つ整肌成分も配合されているタイプの美容液がおすすめです。
自身の肌質に合わせて選ぶ
セラミド配合美容液は、自身の肌質に合わせて選ぶことが大切です。
乾燥肌の方は、とくに浸透力と保湿力が高いものを選びましょう。
水分の蒸発を防ぎ、しっとりとした肌に仕上げるクリームやジェリー状のテクスチャーがおすすめです。
脂性肌の方は、過剰に油分を与えてしまうと、化粧崩れやテカリ、にきびなどの原因になります。
適度なうるおいを与えてくれるタイプを選びましょう。
サラッとしたローションやゲルタイプのテクスチャーならば、肌にのびやすく、つけすぎてしまう心配はありません。
敏感肌の方は、天然由来の成分が配合された、肌にやさしい美容液を選びましょう。
香料、着色料、界面活性剤は、肌に刺激を与える可能性があるため避けた方が無難です。
また、パッチテストやアレルギーテストなど、皮膚安全性テストをおこなった美容液がおすすめです。
おすすめのセラミド配合美容液ランキング10選

セラミド美容液のおすすめランキング10選は、次のとおりです。
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小林製薬 ヒフミド リフティングエッセンス
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富士フイルム ジェリー アクアリスタ
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常盤薬品 ノブ Ⅲ バリアコンセントレイト 【医薬部外品】
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ETVOS アルティモイストセラム
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リ・ダーマラボ モイストゲルプラス
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アズミー センシティブエッセンス
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基礎化粧品研究所 キソ ヒトミドエッセンスX
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ビューティゲート まるまる美容液 セラミド
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ナノア SCセラム(美容液)
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LA SINCIA 薬用ATP ケアフィエッセンス【医薬部外品】
それぞれの特徴や価格について、詳しく解説します。
小林製薬 ヒフミド リフティングエッセンス
小林製薬「ヒフミド リフティングエッセンス」は、さまざまな肌の悩みの原因にアプローチするエイジングケア美容液です。
天然型セラミドが肌の保湿力とバリア機能を整え、ハリのあるふっくらとした肌に整えます。
厳選された植物エキスが角質層まで浸透し、乾燥や紫外線などの外部刺激から肌を守ります。
うるおいはもちろん、キュッと引き締まった弾力のある肌を実感できるでしょう。
フェイスラインのハリ不足が気になる方、肌のボリューム感を出したい方におすすめです。
使用する際は、目尻から目頭へやさしく引っ張りながら塗りこみ、両手で顔全体を持ち上げるようになじませます。
顔の中心から外側へ、下から上へ丁寧にのばしてください。1本の容量は30mlで、価格は7,480円(税込)です。
【一般化粧品】
富士フイルム ジェリー アクアリスタ
富士フイルム「ジェリー アクアリスタ」は、肌の角質ケアからエイジングケア(※1)までサポートする、先行美容液です。
ナノサイエンスを凝縮して生まれた「Wヒト型ナノセラミド」と、多彩な美容成分が、ハリとツヤのある健やかで美しい肌に整えます。
肌になじみやすいジェリー状のテクスチャーを採用しているのも魅力です。素早く浸透(※2)し、しっとりとしたうるおい肌を保ちます。
「ジェリー アクアリスタ」は、洗顔後の素肌にお使いください。次に使う化粧水や美容液の力を引き出す役割を果たします。
価格は、60g 13,200円(税込)、40g 9,900円(税込)です。詰め替え用も用意されており、60g 12,540円(税込)、40g 9,350円(税込)になります。
そのほか、30日分(0,5g×60ピース)8,140円(税込)、お試し用(20g)4,510円(税込)もあります。
※1 年齢に応じたケアのこと
※2 角質層まで
【一般化粧品】
常盤薬品 ノブ Ⅲ バリアコンセントレイト
常盤薬品「ノブ Ⅲ バリアコンセントレイト」は、肌にうるおいを与えながら、肌荒れや乾燥を防ぐ、お肌が敏感な方も使いやすい高保湿美容液です。
皮膚のバリア機能をサポートする4種の天然型セラミド、NMF(天然保湿因子)、脂質を配合し、うるおいと透明感のある肌へ導きます。
皮膚の細胞間脂質と似たラメラ構造を形成するため、浸透力が高く、肌になじみやすい点も特徴の一つです。
また、グリチルリチン酸2Kやグリチルレチン酸ステアリルなど、肌荒れ予防の有効成分が含まれているため、肌荒れに悩むデリケートな肌の方もご使用いただけます。
1本の容量は30gで、価格は5,500円(税込)です。
【医薬部外品】
ETVOS アルティモイストセラム
ETVOS「アルティモイストセラム」は、角質層にうるおいを繋ぎとめて、濃密なうるおい肌へ導く、集中保湿ケアの美容液です。
5種のヒト型セラミドと、ナイアシンアミド、ナツメ果実エキスによる独自の「濃密うるおい処方」で、角質層のすみずみまで上質なうるおいを与えます。
水系・オイル系ダブルの保湿成分を配合しているため、1本で美容液と乳液の保湿効果があります。
テクスチャーは、肌にまろやかに溶け込む乳液状でやわらかい付け心地です。
化粧水で肌を整えた後、2プッシュを手に取り、顔の中心から外側に向かってやさしくなじませてください。
乾燥が気になる部分には、重ねづけしましょう。
1本の容量は50mlで、価格は5,390円(税込)です。定期コースの場合、4,851円(税込)で購入ができます。
【一般化粧品】
リ・ダーマラボ モイストゲルプラス
リ・ダーマラボ「モイストゲルプラス」は、徹底保湿・低刺激・エイジングケアの3つを叶えてくれる、オールインワンのゲルタイプの美容液です。
バリア機能を高めるヒト型セラミドコンプレックスと天然ナノセラミドをはじめ、うるおいをキープするヒアルロン酸、保湿に重要なアミノ酸などをおしみなく配合しています。
また、EGF(上皮成長因子)を含む厳選したペプチド、プロテオグリカン、ビタミンC、レチノールなど、エイジングケア成分を贅沢に配合していることも、魅力の一つです。
肌のターンオーバーをサポートしながら、ハリ・弾力のある、つややかな肌に導きます。
無添加処方のため、敏感なお肌の方にも安心してお使いいただけます。
1本の容量は100gで、価格は5,060円(税込)です。定期便の場合、4,301円(税込)で購入できます。
【一般化粧品】
アズミー センシティブエッセンス
アズミー「センシティブエッセンス」は、圧倒的なうるおいと弾むようなハリを与え、乾燥による小じわを目立たなくする、お肌にやさしい濃密美容液です。
独自のデリバリー技術で、5種のヒト型セラミドと美容成分を包み込んだ「植物モイストカプセル」が、角質層のすみずみまで行き渡ります。
段階的に溶け出し、持続的に浸透してうるおいをキープする「植物モイストカプセル」が、肌のうるおいと角質層を整えることで、外部刺激から肌を守り、肌荒れを防ぎます。
保湿成分の一つであるハーブウォーター(ラベンダー花水)の心地よい香りは、安らぎのスキンケアタイムを与えてくれるでしょう。
1本の容量は48mlで、価格は6,200円(税込)です。定期購入の場合、5,580円(税込)で購入できます。
【一般化粧品】
基礎化粧品研究所 キソ ヒトミドエッセンスX
基礎化粧品研究所「キソ ヒトミドエッセンスX」は、ナノ化ヒト型セラミド原液を10%配合した、高浸透性の美容液です。
保水力が高い5種類のセラミドと、水分をキープする4種類のヒアルロン酸を配合し、うるおいを与えて乾燥に負けない肌へ導きます。
しっとりとしたテクスチャーは肌馴染みがよく、ベタつきません。
また、8種類のオーガニック認定エキスが含まれていることもポイントです。
そのほか、開発から生産まで国内の自社工場でワンストップで行っているため、品質管理を徹底していることも魅力の一つです。
1本の容量は120mlで、価格は2,200円(税込)です。
【一般化粧品】
ビューティーゲート まるまる美容液 セラミド
ビューティゲート「まるまる美容液 セラミド」は、乾燥による肌荒れから肌を守り、健やかな肌に整える美容液です。
保湿力の高い5種のセラミドが肌の角質層まで浸透し、内側から保湿をキープします。
バリア機能や水分保持力を高めて、うるおいに満ちたふっくら肌へ導きます。
単品使いはもちろん、肌のお悩みに応じてほかのシリーズと合わせて使用したり、お手持ちの化粧品に混ぜ合わせたりして使うことも可能です。
1本の容量は20mlで、価格は1,188円(税込)です。
【一般化粧品】
ナノア SCセラム(美容液)
ナノア「SCセラム(美容液)」は、皮膚科学から生まれた、エイジングケアと保湿ケアに特化した美容液です。
エイジングケア成分としてヒト幹細胞を配合し、年齢を重ねた肌のコンディショニングをサポートします。
また、3種類のセラミドやヒアルロン酸、プラセンタ、ビタミンC誘導体などの保湿成分が贅沢に含まれているため、うるおいとハリのある肌を実感できるでしょう。
さらに、「SCセラム(美容液)」の特徴として、肌へのやさしさにこだわったシンプルな処方があげられます。
1本の容量は30mlで、定価は11,000円(税込)です。公式サイトでご購入の場合、7,700円(税込)で、定期購入は6,578円(税込)です。
【一般化粧品】
LA SINCIA 薬用ATP ケアフィエッセンス
「LA SINCIA 薬用ATP ケアフィエッセンス」は、さまざまな肌の悩みに対応した、セラミド配合のお肌が敏感な方でも使用しやすい美容液です。
天然セラミドをはじめとする29種類の美容成分が、肌のかゆみ・かさつき・くすみ、乾燥小ジワ、毛穴の開きや凹凸、テカリなど、肌のお悩みをサポートします。
また、セラミドと液晶ゲルの働きにより、肌の保水機能とバリア機能が高まるため、乾燥や肌荒れ防止の効果も期待できるでしょう。
1本の容量は30mlで、価格は4,730円(税込)です。定期購入の場合、3,784円(税込)です。
【医薬部外品】
セラミド美容液の効果的な使い方

ここで、セラミド美容液の効果的な使い方を紹介します。
肌にうるおいと栄養を与えるために、効果的なタイミングでセラミド美容液をお使いください。
化粧水のあとに使用する
セラミド美容液は、化粧水の後に使用しましょう。
まず、化粧水で肌に水分を与えます。浸透(※)した水分を肌の内部に留めて、うるおいのある肌の状態にしましょう。
化粧水で補った水分はすぐに蒸発しやすいため、速やかにセラミド美容液を塗ります。
化粧水の水分を閉じ込めながら、セラミド美容液の成分を行きわたらせるように、顔全体を包み込むように、ゆっくりやさしく馴染ませてください。
セラミド美容液を使用する際は、メーカーが指定する量や肌の状態に合わせた適量を心がけましょう。
使用量が少なすぎる場合、期待できる効果が減少し、多すぎるとベタつきやテカリの原因になる可能性があります。
※角質層まで
セラミド美容液のあとに乳液やクリームを使用する
セラミド美容液のあとは、乳液やクリームをご使用ください。
セラミド美容液には油分が含まれていないため、乳液やクリームの油分をプラスして蒸発を防ぎましょう。
化粧水の水分とセラミド美容液の成分を乳液やクリームで蓋をし、肌に閉じ込めるイメージです。
乳液やクリームのあとにセラミド美容液を使用しても、油分の膜が肌への浸透を防ぎ、セラミド美容液の成分が角質層まで届きにくくなってしまいます。
セラミド美容液は、化粧水のあと、乳液やクリームの前にご使用ください。
セラミド美容液を使用する際の注意点

最後に、セラミド美容液を使用する際の注意点をお伝えします。
セラミド美容液は、肌を強く擦らないことはもちろん、未開封の場合でも1年以内に使いきることが重要です。
注意点について、次の章で詳しく解説します。効果的にセラミド美容液を使用するためにも、注意点を把握しておきましょう。
肌を強く擦らない
セラミド美容液を使用する際は、肌を強く擦らないよう注意しましょう。
肌を強く擦ってしまうと、十分にセラミド美容液の効果を発揮することが出来ない可能性があります。また、肌の表面を傷つけてしまう恐れもあります。
セラミド美容液の効果をアップさせるために、やさしく手のひらでハンドプレスして、美容成分を肌に馴染ませてください。
1年以内に使い切る
セラミド美容液は、未開封の場合でも1年以内に使い切るようにしましょう。
未開封の場合も、配合されている成分が劣化し、十分な効果が得られなくなります。
開封後はなるべく早く使い切ることが大切です。一度開封すると、酸化したり、空気中の雑菌が繁殖したりする恐れがあるため、2~3か月を目安に使い切りましょう。
とくに、防腐剤を使用していないセラミド美容液は早めに使い切ることを心がけてください。
そのほか、セラミド美容液の鮮度を保つために、使用後はきちんと蓋を閉めて、湿度が少ない冷暗所に保存しましょう。
まとめ

本記事では、肌のうるおいとバリア機能の要となる、セラミド配合美容液について解説してきました。
肌のうるおいを保ち、外部の刺激から肌を守る働きがあるセラミドは、加齢とともに減少します。
セラミドには、さまざまな種類と効果がありますが、とくに肌の親和性が高い、ヒト型(バイオ)セラミド配合の美容液を選ぶとよいでしょう。
また、セラミド美容液は、セラミド以外の配合成分や自身の肌質に合わせたものを選ぶことが大切です。
セラミド美容液を効果的に使うには、化粧水のあと、乳液の前にご使用ください。
強く擦らず、肌全体を包み込むように、やさしくハンドプレスしましょう。
うるおいが続く肌は、若々しい印象を与えます。
セラミド美容液を上手に取り入れて、年齢に負けない肌をつくりましょう。
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