「実はこの10年で8キロ太ったんですが、今のほうが調子がいいです」と語るのは、ANKH CROSS 表参道の本間寛人さん。
実際にスーッと背筋が伸びたスタイルは、ダイエットとは無縁のイメージです。本間さんの食生活や美容師としてのこだわりについて、お話を伺いました。
ANKH CROSS 表参道【アンク・クロス】
マネージャー 本間 寛人さん
ブリーチやエクステに定評のあるアンク・クロスで12年。「いつも思い通りの髪にしてくれる」と厚い信頼を寄せられるスタイリスト。艶のある暗髪や甘めスタイルが得意。
やせすぎて限界がきていたアシスタント時代
美容師は食生活が不規則というより、食べる時間がないんですよね。アシスタントのころは、食べているところを先輩に見られないようにしていました。
怒られるわけではないんですが「食べるより他にやることあるだろ!」と思われそうで…(笑)。
バックルームでカラーカップを洗う合間を縫って、1分で慌てて食べることもしょっちゅう。若いから何とか持ちこたえていましたが、限界でした。当時はニキビもできやすかったですね。
今は「食べずに動け」なんて空気感はないので大丈夫(笑)。自分と同じ苦労を、下の世代には経験させたくないんです。
たんぱく質メインの食生活へシフト
もともと美味しい食事やお酒が好きなので、週に2~3回はスタッフと外食していました。遅い時間に食べて飲んで、家に帰ってからもまた飲んで…。おかげで順調に体重が増えていきました(笑)。
でも1年半前に子どもが生まれて、コロナ禍に突入したこともあって、今はほとんど家で食べています。
たんぱく質がすごく好きなので、よく食べるのは納豆やたまご、豆腐、魚、鶏の胸肉など。これ以上体重を増やさないように、夜は炭水化物を取らないようにしているんですが、たんぱく質はいくら食べても太りにくい気がします。
スタッフ間でプロテインが定番に
以前ジムに通っていたころは、筋トレの前後にプロテインも飲んでいました。パーソナルトレーナーに食事指導をしてもらって、たんぱく質は健康な体づくりに欠かせない!と。
たんぱく質が豊富なプロテインは、髪や肌の材料にもなるから、美容にもいいですよね。うちの女性スタッフたちも、筋肉をつける目的ではなくて、美容のために飲んでいますよ。
今はジム通いを休んでいて、プロテインも飲んでいなかったのですが、タンパクオトメを紹介されてまた飲み始めました。「やっぱりプロテインはいいな」って、プロテイン熱が再燃した感じです。
野菜素材100%『タンパクオトメ やさいプロテイン100』
大豆、えんどう豆、パンプキンシード、ブロッコリー、アーモンド、じゃがいも、モリンガからつくられた、野菜素材100%のプロテイン。
砂糖や人工甘味料は不使用です。牛乳や豆乳と混ぜて味つけすれば、たんぱく質たっぷりの野菜ポタージュに。毎日の料理にも活用できます。
タンパクオトメのプロテインは、ダマにならず溶かしやすいですね。クセがなくて飲みやすいし。味がついていないので、牛乳か豆乳で割って飲むのが好みです。
腹持ちがいいので、朝お店に着いて何か食べることがなくなりました。
新しいことは積極的に取り入れたい
野菜素材100%のプロテインって新しいので、お客さまとの会話のきっかけにもなっています。
お客さまが仕上がりに満足して帰るのは当たり前。プラスαとして、お客さまとの関係性を大事にしています。カウンセリングにはしっかり時間をかけますが、お客さまの話を聞くだけでなく、自分のことも話すようにしています。
話すことで自分を知ってもらい、心を開いてもらう。そうするとお客さまも、今まで以上にいろんなことを話してくれるんです。対話を重ねることで、より理想の仕上がりにつながっていきます。
僕はこの10年でいろんな仕事を任せてもらって、いろんな角度からお客さまやスタッフを見たり、考えたりするようになりました。それによって成長させてもらった自覚があるので、新しいことはどんどん取り入れたいですね。