自宅で子供の髪をカットしてみよう
髪用のハサミを用意

セルフカットで大事なことは、髪用のハサミを使用することです。文房具のハサミでは切りづらいため、切れ味の良い髪用のハサミを用意しましょう。
すきバサミもあると便利
髪用のハサミに加えて、すきバサミを用意しておくのがおすすめです。毛量が多いと、帽子をかぶったときに蒸れやすくなったり、汗をかきやすくなったりします。そのため、すきバサミを使って量を調節してあげましょう。
切った髪が散らばらないヘアエプロン・ケープ
室内で髪を切ると方々に飛び散ってしまうため、セルフカット用のヘアエプロンやケープを活用しましょう。散髪後のお掃除が簡単に済むほか、洋服に細かな毛が入り込むのを防げます。
新聞紙など床に敷くもの
ヘアエプロンやケープのほか、床には新聞紙やビニールのシートなどを敷いておきましょう。
ブロッキング用のヘアゴムやクリップ
セルフカットには、欠かせないブロッキング。ブロッキングを行う道具として、ヘアゴムやクリップを用意しておきましょう。
ベリーショートならバリカンを用意
男の子でベリーショートにする場合は、バリカンを用意しておくとよいでしょう。ハサミでは短くできる範囲に限界がありますが、バリカンならベリーショートや坊主にもできます。
髪を整えるコーム
セルフカットをする際は、コームで整えながらカットすることが大切です。ヘアブラシではなく、目の細かいコームを用意しておきましょう。
子供の髪を切るときのポイント
ハサミやバリカンへの恐怖心を和らげる
小さめの子はハサミを見たり、バリカンの大きな音を聞いたりすると恐怖を感じ、おとなしく座れなくなることもあります。そのままカットしてしまうと皮膚を傷つける恐れがあるため、「怖くないよ」と説明してあげたり、バリカンの音に慣れさせたりして工夫しましょう。
飽きて動いてしまわないようアニメなどを見せる
子供は長時間座るのが苦手です。飽きて動き回ることも考えられるため、スマートホンの動画を見せたり、テレビのアニメを見せたりして、飽きさせない工夫をしましょう。
洗面所やお風呂場なら片付けも楽
洗面所やお風呂場でカットすると後片付けも楽なうえに、すぐシャワーで流すことができます。カットから後片付けをスピーディーに終わらせたいという人は、洗面所やお風呂場で切るのがおすすめです。
ケープを嫌がるときはタオルなどで代替
首周りが気持ち悪いのか、ケープの着用を嫌がる子供もいます。その場合は、タオルやバスタオルなどを巻いてあげましょう。このとき体のなかに切った毛が入り込まないよう、洗濯ばさみやクリップで服とタオルを挟んでおくのがおすすめです。
男の子のヘアカット方法
頭の上半分をブロッキング
まず上半分の髪をブロッキングし、こめかみの上辺りの髪をヘアクリップでとめます。コームで整えながら丁寧にブロッキングすると、失敗しにくくなります。
アタッチメントを15mmで襟足から
バリカンのアタッチメントは、15mmでスタートしましょう。そして、襟足の辺りからバリカンを当てください。このとき「軽く滑らすようにすること」「同じ場所に当てすぎないこと」の2点に注意しましょう。
3mmずつ短くしながら微調節
セルフカットで起こりがちな失敗は、やはり切りすぎてしまうことです。一気に切らないよう少しずつ切り進め、バリカンも3mmずつ短くしながら調節しましょう。
トップはすきバサミで
ブロッキングしたトップの部分は、すきバサミでバランスよくすいていきます。このとき、コームで整えながら少しずつハサミを入れていきましょう。
コームで長さをそろえながらハサミでカット
最後にコームで長さをそろえながら、希望の長さになるまで微調整します。ハサミを横に入れるのではなく、縦に動かしながら少しずつ切っていくのがコツです。
女の子のヘアカット方法
髪を上段・中段・下段に分ける
髪の長い子は、上・中・下の3つにブロッキングしていきます。ショートヘアで毛量が少ない場合は、男の子と同じように上下でブロッキングしてもOKです。
下の段からすきバサミを入れ、少量をつまみねじって切る
まずは、下の段からすきバサミをいれます。少量ずつ毛束を取り、ねじりながら切ります。男の子と同様に髪を切りすぎないよう、少しずつ慎重に切っていきましょう。
全体の長さや前髪の長さをすきバサミで調節する
最後に、全体の長さを確認しましょう。左右非対称になっていないか、切り残しが無いかをチェックし、バランスが悪ければすきバサミで調節してください。
楽しく安全にヘアカットを!
子供のうちは、自宅で楽しくヘアカットしてあげるのがおすすめです。ポイントを押さえて、安全に髪を整えてあげましょう。

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。
消費税法による総額表示義務化(平成16年4月1日)に伴い、記事中の価格・料金表示は最新の情報と異なる場合がございます。ご利用やご購入の際には最新の情報をご確認ください。