そもそもコンディショナーって髪にどういいの?
コンディショナーのもつ目的とは
コンディショナーは、髪の表面をなめらかにすることが目的です。髪のすべりをよくするといい理由には、キューティクルが傷んでしまわないようにすれば、パサつきを防止できることが挙げられます。
髪表面に加えて内部の補修もできる!
コンディショナーには、髪に柔軟さやツヤを与える効果もあります。中には、保湿成分が配合されたタイプのものもあるほど。髪表面だけではなく、内部の補修も行うことができますが、成分量はトリートメントとは異なる点に注意が必要です。
さらさらとした髪をゲットしたい人に
きしきしした髪が気になる人や、くしの通りがよくないという悩みがある人には、コンディショナーがおすすめ。髪1本1本を油分でコーティングすれば、さらさらとした触り心地を手に入れられるかもしれませんよ。
押えておきたいトリートメントとの違い!
違いがわかりづらいトリートメントとは
トリートメントとは、髪の内部に成分を染み込ませ、髪の状態をよくするよう働きかけるものを指します。傷みをケアするだけでなく、質感を好みのものにしたり補修できたりするものも、見られるのが特徴です。
髪の痛みを解消させていきたい人へ
髪の傷みをストレートにケアしたいときは、トリートメントを使用するのがおすすめ。髪の傷みに対して働きかける成分を配合したリンス・コンディショナーがある場合は、それでも問題はありません。成分表示をよく見て購入しましょう。
カラーやパーマのもちがよくなる!
カラーやパーマを楽しんでいる人も、トリートメントはおすすめ。トリートメントが、それぞれの施術のもちをよくする役割を担います。うるおいのある髪に仕上げたい人にも、ぴったりです。
それぞれの成分の違いを活用しましょう!
シャンプー後すぐにトリートメントを使用することに問題はありませんが、コンディショナーとトリートメントを一緒に使えば、よりダメージを回復させることができます。髪にいい成分をより多く与えられることが、その理由です。
自分に合ったコンディショナーの選び方
目的をはっきりさせて選びましょう
髪の表面に皮膜をつくり、すべりをよくするものがコンディショナー。一方、髪の内側へ浸透して傷みをケアするものがトリートメントであるため、どちらを目的とするかが大切です。傷みが軽度であれば、コンディショナーでもいい仕上がりを得ることもあります。
自身の髪の状態にしっかり合わせて
髪の傷みが気になる人は、その悩みを解消させられそうなコンディショナーやトリートメントを購入しましょう。程度が重いのであれば、高度なケアができるタイプのものがおすすめです。
時短でしっかりとケアしたい人は
日々のヘアケアに時間をかけたくない人は、トリートメントの内容も期待できるコンディショナーを選びましょう。シャンプーとコンディショナーだけでも、トリートメントをしたような髪が短時間で得られます。
コンディショナーの正しい使い方と注意すべきこと
コンディショナーの正しい使い方を知ろう
コンディショナーをつけるときは、髪が含む水分をきちんと切っておくと、成分が薄まってしまうのを防げます。毛先、そして全体へなじませて、ムラが出ないようにしましょう。毛先は痛みやすいため、しっとりとケアするといいです。
慌てず確実になじませてからすすぐ
コンディショナーは、手ぐしでゆっくりと全体に行き渡らせます。最後に、ぬるっとした触り心地がなくなるようにすすげば、完了です。
コンディショナー使用時の注意点
コンディショナーをなじませていくときに注意したいのが、頭皮につけないようにすることです。油分が多いコンディショナーが皮膚についてしまうと、毛穴が詰まる原因になることもあります。ときには、薄毛や抜け毛を引き起こすことも。
なじませたら成分浸透のため数分おきましょう
コンディショナーをなじませた後は、成分が髪に浸透するように5~10分ほど時間をおくといいです。それ以上長くおくと油分がつきすぎてしまうため、髪のベタつきを生じさせることもあります。
コンディショナーをヘアケアに取り入れるときは
同じメーカーでそろえることのメリット
さまざまなブランドの商品が出ていますが、シャンプーとコンディショナーを同ブランドでそろえることで、製品がより髪へ積極的にアプローチできるようになっています。効果的に使用するためにも、商品のラインを意識してみましょう。
コンディショナーでケアしてより美しく
シャンプーに合わせてコンディショナーやトリートメントを使用することで、髪の質を変えられる可能性があります。使い方をチェックしたら、自分の叶えたいヘアを実現するために、コンディショナーを活用してみませんか?

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