更新日：2025.12.06

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失敗しない！コールドパーマの特徴と長さ別トレンドスタイルガイド

「コールドパーマ」は、柔らかな質感と自然な動きが魅力のパーマです。熱を使わないため髪への負担が少なく、根元や前髪にもかけられるのが大きな特徴。デジタルパーマとの違いや、どんな髪型が叶うのか気になっている方も多いのではないでしょうか？今回は、コールドパーマの基本情報から、失敗しないためのスタイリング方法、ショートからロングまでのトレンドスタイルまでを徹底解説します。

【目次】

コールドパーマについて知ろう
コールドパーマのスタイリングのポイント
コールドパーマをかける3つのメリット
コールドパーマおすすめのスタイルガイド
コールドパーマで失敗しないパーマスタイルを！

コールドパーマについて知ろう

コールドパーマとは？熱を使わないパーマの基本

知花翔／The Ect

パーマは熱を使用するホットパーマと、熱を使わず薬剤のみでかけるコールドパーマに大別されます。コールドパーマは、デジタルパーマやエアウェーブなどのホットパーマとは異なり、常温で施術を行います。このカテゴリーには、髪に優しい成分を使ったコスメパーマなどが含まれ、髪への負担を抑えたい方に選ばれています。

コールドパーマの最大の特徴と魅力

コールドパーマの最大の魅力は、髪が濡れるとカールが最も強く出ることです。乾くとカールが緩む性質を利用して、ふんわりとした柔らかな質感のウェーブや、根元からの自然なボリュームアップを叶えます。熱を使わないため、柔軟性が高く、スタイリングのアレンジがしやすいのもメリットです。

デジタルパーマとの違い

デジタルパーマとの違いは、熱を使わず薬剤のみでウェーブを作る点です。デジタルパーマはしっかりとしたカールが乾いたときに強調され長持ちするのに対し、コールドパーマは水分と触れ合うことで柔らかなカールが強調される自然な柔らかさが特徴です。

パーマの種類の選び方のポイント

コールドパーマは髪へのダメージが少ない一方で、デジタルパーマより持続力が短いというデメリットがあります。髪のダメージ状況やキープ力、スタイリングの手間を考慮して選びましょう。どのパーマが自分に合うかわからない場合は、美容師に相談するのがベストです。

コールドパーマのスタイリングのポイント

一度濡らしてからスタイリングする

コールドパーマのスタイリングは、髪を濡らしてから行うのがポイントです。霧吹きで軽く水分を与えるだけでウェーブが引き立ちます。さらに、効果を高めたい場合は、市販のヘアミストを使うのもおすすめです。

乾かすときは毛先を丸めて

カールやウェーブを長持ちさせるには、毛先を優しく丸めながら乾かすのがコツです。指で軽く巻きつけながらドライヤーを当てると、自然なウェーブが定着します。無造作ヘアや束感を出したい時は、仕上げたいイメージに合わせて毛束の量を調整しましょう。

スタイリング剤は水分量を意識して選ぶ

コールドパーマの自然な動きを最大限に生かすためには、水分量の多いムースやジェリー、またはウェットな質感に仕上がるオイルやバームなどのスタイリング剤を使いましょう。これらを髪全体に揉み込むようになじませることで、ウェーブをきれいにキープできます。その後は自然乾燥か、ドライヤーの風量を弱めて仕上げるのがおすすめです。

カールを長持ちさせる夜のホームケア

シャンプー後、髪を濡れたまま放置するのはコールドパーマにはよくありません。トリートメントでしっかりケアした後、ドライヤーで8割ほど乾かし、残りは自然乾燥させましょう。髪への負担を減らし、カールを長持ちさせることができます。

コールドパーマをかける3つのメリット

①熱ダメージがなく髪に優しい

Naoko Miura/大阪/心斎橋 avant | avant

コールドパーマは、熱を加えるデジタルパーマとは異なり、薬剤とロッドのみでカールを形成します。そのため、熱によるキューティクルの乾燥やタンパク質の変性を防ぎやすく、髪への負担を最小限に抑えられるのが大きなメリットです。

②根元・前髪の立ち上げやボリューム調整が可能

大西真人 | acoron. 新宿

熱を使わないコールドパーマは、火傷の心配がないため、皮膚に近い根元や前髪にも安心して施術できます。トップのボリューム不足解消や、前髪に自然な流れをつけるなど、細かいニュアンス調整に最適です。

③自然な動きと柔らかなニュアンスを表現できる

Agnos 青山*高野烈 | Agnos 青山

コールドパーマは、デジタルパーマのようなしっかりとしたカールではなく、無造作で柔らかなウェーブを表現するのに優れています。髪に空気感を与え、作り込みすぎない抜け感のあるスタイルにしたいときに魅力が発揮されます。

コールドパーマおすすめのスタイルガイド

ハンサムなショートスタイル

Fringe 染谷正 / Fringe Hair Salon

やわらかにカールする特長を生かして、さわやかな印象を与えることができるハンサムショートがおすすめ。コールドパーマなら根元からふんわり柔らかウェーブをあてることができるため、ショートヘアとの相性が抜群です。

無造作パーマのナチュラルショートスタイル

阿藤俊也 / PEEK-A-BOO NEWoMan新宿

無造作パーマなら、最近流行りのナチュラルなぬけ感が演出できます。スタイリングの際にくしゃくしゃとムースを揉み込んで乾かしてみてください。ウェット感を残したい場合は、専用のムースをつけて自然乾燥させればOKです。

ひし形シルエットのショートボブ

小林匠太 / ＆STORIES原宿

ふんわりボリュームが特徴のひし形シルエットは、顔まわりを柔らかく包み込み、小顔効果抜群。トップに自然な動きを出し、襟足はスッキリしているので、軽やかでバランスの良いスタイルが完成します。レイヤーを取り入れて立体感も演出し、ショートヘアでも女性らしさを引き立てます。

トップふんわり！根元パーマでボリュームアップ

Naoko Miura/大阪/心斎橋 avant

トップの髪がペタンと潰れてしまう、年齢と共にボリュームが出にくくなった、という悩みはコールドパーマで解消できます。熱を使わないため、髪の根元ギリギリからふんわりと立ち上げるパーマをかけられます。スタイリング時にドライヤーで根元を立ち上げるように乾かすだけで、手軽に若々しいふんわり感を手に入れられます。