パーマの乾かし方は種類によって変わる!正しいドライ方法でカール長持ち
パーマとひと口に言っても施術方法はさまざまで、種類もたくさんあります。実はパーマの種類によって、最適な乾かし方は異なるんです!パーマの持ちを良くするためにも、正しくドライしてあげるのが大切。本記事では、主流のパーマ方法であるコールドパーマとデジタルパーマの上手な乾かし方を紹介します。
パーマの種類
施術方法で分けると大きく2種類
パーマの施術方法は、大きく分けると「ホット系」と「コールド系」の2種類です。ホット系は熱を加えて施術するやり方で、その中でも髪を完全に乾かす方法と髪を乾かさずに温めるだけの方法に分けられます。デジタルパーマやエアウェーブ、形状記憶パーマなどがこれにあたります。
コールドパーマ
コールド系は、いわゆる一般的なパーマ。コールドパーマやパーマと言われることが多いです。使用する薬剤やかけ方によって、質感などが変わってきます。また、時間の経過とともに自然と取れていくという特徴があるため、髪型を頻繁に変えたい人におすすめです。
デジタルパーマ
ホット系パーマの一つであるデジタルパーマ。種類が豊富にあるパーマの中で、最も持ちが良いと言われています。髪質次第ではありますが、基本的に一度かけた部分はほとんど取れることはありません。一つの髪型を長く楽しみたい人におすすめのパーマです。
コールドパーマの特徴と乾かし方
コールドパーマの原理
コールドパーマは、熱を加えずに薬剤の反応のみを利用して形をつくります。髪が濡れているとウェーブ感が強めに出て、乾いているとウェーブがゆるくなるのが特徴です。ホットパーマよりも取れやすいですが、髪への負担は少なく済みます。
引っ張りながら乾かすのはNG

ドライヤーで乾かすときに引っ張ると、パーマが取れやすくなります。形を崩さないために、毛先は持たないようにしましょう。手は髪をかきわけるだけにして、ドライヤーの風を優しく全体にあててあげるのがコツ。コールドパーマは元々取れやすいので、慎重に乾かしてくださいね。
弱めの風で根元から乾かす

ドライヤーを弱風に設定して乾かしてあげることで、コールドパーマの形状をキープしやすくなります。根元からドライヤーをかけていけば弱風でも早めに乾き、時間短縮になります。また、毛先が傷みにくいというメリットもありますよ。
カールをくるくると形作りながら乾かす

パーマの形状に合わせて、指でくるくるとカールをつくりながら乾かすのもおすすめです。コールドパーマは髪が乾くとウェーブが弱くなるという特徴があるので、少し強めのウェーブをつくりながら乾かしたほうが、きれいなパーマを保てますよ。
トリートメントで効果長持ち!

トリートメントを使用することで、パーマを長持ちさせられる場合もあります。潤いのあるツヤやかな美髪を保つためにも、トリートメントは使うようにしましょう。ダメージの補修に優れたパーマヘア用のトリートメントもありますので、髪に合わせて選んでくださいね。
デジタルパーマの特徴と乾かし方
デジタルパーマの原理
デジタルパーマは、薬剤をつけた髪を専用ロッドに巻いて、熱を加えてカールをつけていきます。熱を加えることでパーマの持ちが良くなるため、「形状記憶パーマ」とも呼ばれています。髪質の違いなどによる個人差はありますが、基本的に2,3カ月は持つと言われています。
自然乾燥はさせずにドライヤーで乾かす

デジタルパーマをかけたら、自然乾燥はせずに必ずドライヤーで乾かすようにしましょう。また、ドライヤーをかける際にはカールが出るように意識して乾かすことが大切です。適当に乾かすとカールがなくなり、翌朝のヘアセットが大変になります。
お風呂上がりはすぐにドライ

お風呂から出たらすぐにタオルドライすることも、きれいなデジタルパーマを保つための秘訣です。タオルに髪をはさんで、優しく押さえながら水分を吸い取るのがコツ。この時洗い流さないトリートメントをつけておくと、髪のパサつきを防げます。
まず根元を乾かし、さまざまな角度から温風を当てる

ドライヤーを使用するときは、まず根元のパーマがかかっていない部分を強風で素早く乾かします。パーマがかかっている毛先の部分は、あてる角度を変えながら弱風で優しく乾かしてください。そうすることでカールが固定され、スタイリングが楽になります。
起きたらデジパのクセが取れてしまっていたら…
水で濡らすとパーマが復活

デジタルパーマは、水で濡らすことでカールが復活します。朝起きてパーマが取れていたときは、髪をよく濡らしてからスタイリングしましょう。セットが決まりにくいときにも有効ですので、うまくいかないと思ったら、一度髪を濡らしてみてください。
カールをキープさせながら乾かす

デジタルパーマは特に、乾かしたときの形状がそのまま残ります。そのため、乾かすときにカールをしっかりキープさせておくことが重要です。髪を指にくるくると巻きながら乾かすと、カールを出すことができますよ。
トリートメントや保湿はマスト!

デジタルパーマをかけたら、トリートメントなどの保湿アイテムは必ず使うようにしましょう。保湿をサボると、パーマが取れる原因になることもあります。スタイリングでドライヤーをかける前に洗い流さないトリートメントを使うのがおすすめです。
パーマのクセを知って上手に扱おう
パーマのクセを把握して正しく乾かしてあげれば、カールの持ちはよくなります。パーマに合わせたドライ方法を取り入れて、きれいなカールを長持ちさせてくださいね。
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