更新日:2025.10.12
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セルフで髪質改善!自分の髪を知る髪質診断&タイプ別ヘアケア術

自分に合うヘアケア、見つかっていますか?この記事では、自宅でできる髪質セルフチェックと、診断結果に合わせた髪質改善ケアをご紹介。自分の髪を知って、効率的に美髪を目指しましょう♡

【セルフチェック】まずは自分の髪質を診断しよう!

①髪の硬さをチェック(剛毛 or 軟毛)

①髪の硬さをチェック(剛毛 or 軟毛)

自分が剛毛なのか軟毛なのかを簡単にチェック♡ 髪の毛を1本だけ抜いてみて指に10秒ほど巻き付けてみましょう。手を放した時にすぐにピンと戻るなら剛毛、少しらせん状になってゆっくり戻るなら軟毛です。

 

②ダメージレベルをチェック

②ダメージを受けやすい髪質?

傷みやすい髪質なのかも簡単にチェック!乾いた髪の毛を1本抜き両指でつまむように持ち左右から引っ張ってみましょう。健康なら引っ張ってもほぼ伸びませんが、ダメージがある髪は伸びてしまいます。

 

③頭皮の状態をチェック

③頭皮の状態をチェック

シャンプー後の髪や頭皮の状態で、頭皮のタイプもチェックできます。シャンプーの翌日に髪がベタつくなら「オイリーな頭皮」、頭皮がつっぱる感じがしたりフケが気になったりするなら「乾燥しがちな頭皮」の可能性があります。

 

【診断結果別】お悩みタイプ別に見るセルフ髪質改善ケア

①硬くて広がりやすい「剛毛・直毛」さん

①硬くて広がりやすい「剛毛・直毛」さん

髪がしっかりしている反面、硬く見えたり広がったりするのが悩み。保湿成分が豊富なシャンプーや、髪を柔らかくするオイル系のトリートメントで、しっとりまとまる髪を目指しましょう。

 

②うねってまとまらない「くせ毛」さん

②うねってまとまらない「くせ毛」さん

湿気でうねったり、広がってまとまりにくかったりと、スタイリングが難しいくせ毛さん。原因は髪内部の水分バランスの乱れです。ケアのポイントは「水分コントロールと保湿」。アミノ酸系の優しいシャンプーで、髪内部の水分バランスを整えましょう。

 

③細くてぺたんとしやすい「軟毛・猫っ毛」さん

③細くてぺたんとしやすい「軟毛・猫っ毛」さん

ボリュームが出にくく、ぺたんとしやすいのが軟毛・猫っ毛さんの悩み。ケアのポイントは「ハリ・コシUP」。ハリ・コシを与える成分(ケラチンなど)配合のシャンプーや、ふんわり仕上がるタイプのトリートメントで、根元から立ち上がるような軽い仕上がりを目指しましょう。

 

④ベタつく「オイリー頭皮」さん

④ベタつく「オイリー頭皮」さん

毎日シャンプーしても夕方にはベタつく方は脂性頭皮の可能性が。洗浄力が強すぎるシャンプーは避け、頭皮環境を整えるスカルプケア系のシャンプーで優しく洗いましょう。

 

皮脂やニオイをオフ!「デオコ スカルプケアシャンプー」

ニオイの元となる皮脂や汚れをしっかり洗浄してくれるスカルプシャンプー。うるおい成分も配合されており、ベタつきは気になるけど髪のパサつきも避けたいという方におすすめです。ドラッグストアで手軽に購入できるのも嬉しいポイントです。

 

⑤カサつく「乾燥頭皮」さん

⑤カサつく「乾燥頭皮」さん

頭皮がつっぱる感じがしたり、細かいフケが出やすかったりするのは乾燥が原因かも。刺激の少ないアミノ酸系シャンプーを選び、頭皮用の保湿ローションなどで潤いを補うのがおすすめです。

 

潤いチャージで健やかな頭皮へ「キュレル 頭皮保湿ローション」

乾燥性敏感肌のことを考えた、肌に優しい使い心地の頭皮用ローション。スプレータイプで気になるところに直接潤いを届け、乾燥によるフケやかゆみを防ぎます。ベタつかないので、お風呂上がりや朝のスタイリング前など、いつでも手軽に使えます。

 

髪の毛についての基本知識

Q.キューティクルって何?

キューティクルとは、毛髪の表面を覆っている層であり、主成分はタンパク質です。この層が厚いほど髪の毛を保護する力も強く、健康的な髪だと言われています。しかしキューティクルは摩擦に弱く、一旦はがれてしまうともう元に戻りません。美しい髪の為にシャンプー後はしっかり髪を乾かす、紫外線を防ぐ髪用の日焼け止めを使う、など、毎日のケアが美しいキューティクルをつくるカギとなります。

 

Q.コルテックスって何?

髪の85%~95%を占めると言われている重要な部分であるコルテックス=皮質。この主成分も、キューティクルと同じたんぱく質です。一度ダメージを受けてしまうと再生は難しいのですが、外から成分を入れて補修することができます。たんぱく質と構造が似ていると言われるPPTが配合されたトリートメントを使って補強すると良いでしょう♡

 

Q.健康な髪の水分量ってどのくらい?

一般的に、健康な髪は12%~13%の水分を保持していると言われています。しかし、ヘアカラーや紫外線などのダメージで水分が7%を下回ると表面のキューティクルが剥がれてしまいます。お肌と同様に、ヒアルロン酸などの美容成分配合のアイテムでのケアや、サロンでのトリートメントなので改善しましょう。

 

まとめ:自分に合ったセルフケアで、理想の髪質へ

自分の髪質を正しく理解し、それに合った日々のケアを続けることが、美髪への一番の近道です。今回ご紹介したセルフチェックとケア方法を参考に、誰もがうらやむような、なめらかな髪を目指しましょう♡

 

HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

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