
おすすめヘアオイル10選|ツヤ髪になれる選び方&使い方もチェック!
保湿・保護・スタイリングまで、1本でマルチに使えるヘアオイル。原料の違いや開発の進化で、仕上がりや効果もより細かく選べるようになっています。自分に合ったヘアオイルを見つけて、しっかり使いこなし、見ても触れても美しい髪 を手に入れましょう。
元スタイリストに聞く、おすすめヘアオイルと使い方
スタイリング剤の中でも、高い保湿力をもつヘアオイル。パサつく髪にも瞬時にツヤを与えてくれる、頼もしいアイテムですよね。最近では+αの機能をもつヘアオイルも続々登場。目利きのHAIR編集部が10アイテムをピックアップし、それぞれのおすすめポイントをご紹介します。
ヘアオイルを選ぶポイントや使い方もぜひチェック!
この記事の監修者

HAIR編集部 杉山
スタイリスト共創・専売ブランド「ONCE」の開発者。7年間スタイリストとしてのキャリアを歩んだ。スタイリストとともに創り、スタイリストが輝けるブランドを目指し、商品開発を行っている。
ヘアオイルの役割をおさらい
種類は豊富にあるものの、何かとひとくくりにされがちなヘアオイル。役割で分けると「ケアオイル」「スタイリングオイル」「スタイリングケアオイル」の3つに大別されます。まずはオイルに求める役割を優先して選んでみましょう。
ケアオイル

髪を労わる目的で、主にお風呂上がりの濡れた髪に「アウトバストリートメント」として使うオイル。髪をドライヤーの熱から守ったり、乾燥毛やダメージ毛を保湿・補修したりして、ツヤのある健やかな髪に導いてくれます。
スタイリングオイル

朝のスタイリング時に使用するオイル。パサつきを抑えながら、濡れ感のあるヘアスタイルを演出したり、束感をつくったりすることができます。日中の紫外線や乾燥から保護してくれるオイルも。
スタイリングケアオイル

その名の通り「スタイリング」と「ケア」どちらもできるオイル。髪を保湿・補修・保護しながらスタイリングもできるので、朝と夜どちらでも使えます。最近はスタイリングケアオイルがスタンダードになりつつあります。
ヘアオイルの原料と特徴もチェック
オイルの原料は大きく分けて「植物性」「動物性」「鉱物性」の3種類。使用感や浸透性などに違いがあります。
植物性オイル

植物の種子や果実などから抽出したオイル。オリーブオイルやホホバオイル、メドウフォームオイルなどさまざまな種類があります。比較的さらっとした仕上がりで、ダメージ補修に優れたものが多いのが特徴です。植物がもつビタミンが含まれているのも魅力の一つ。
動物性オイル

馬油、スクワランオイル(深海ザメ)、エミューオイル(ダチョウ)などの動物から抽出したオイルです。馬油やエミューオイルはヒトの皮脂と組成が近いので、肌なじみがよく、保水・保湿性に優れているのが特徴。髪もしっかり、しっとりまとめてくれます。スクワランオイルも保水性に優れていますが、使用感はさらっと軽め。浸透性は低くコーティング力が高いのが特徴です。
SDGs(持続可能な開発目標)の関心の高まりや技術の発達などによって、動物性のものは減少傾向に。スクワランオイルは、オリーブオイルやサトウキビなどから得られる「植物性スクワラン」が開発されています。
鉱物性オイル

石油を精製して得られるオイルで、ミネラルオイルやワセリンなどが該当します。浸透性が低いぶんコーティング力に優れていて、少量で美しいツヤを出してくれます。石油といっても高度に精製されているので、安定性が高く酸化しにくいのが特徴。ベビーオイルにも使用されています。
組み合わせもさまざま
原料によって特徴が異なるオイルですが、植物性100%のオイルもあれば、動物性や鉱物性を組み合わせたオイルもあります。組み合わせによって使用感や効果は変わってくるので、あくまで目安としてチェックしてみてくださいね。
ヘアオイルのプロが注目!おすすめ10選
HAIR編集部が、市販・ドラッグストア・通販で手に入るアイテムを厳選!実際の使用感や成分を比較し、保湿力・仕上がり・使いやすさを重視して選びました。ツヤ感を出したい、髪をしっとりまとめたいなど、目的に合ったヘアオイルを見つけてください!
※総合評価は5段階評価です
hoyu NiNE(ホーユー ナイン) マルチスタイリングオイル ライト
- 総合評価:4.6
- 用途:スタイリングケア
- 分類:植物由来
- 特徴:コメヌカ油やアルガンオイル、植物性スクワランなどを98%以上配合。髪に潤いを与えながらツヤ感と束感をプラス。
- 容量・価格:100mL/3,740円(税込) → 価格目安:1,900円前後で購入可
指通りの良さにこだわり、毛先までしっかり保湿。パサつきや乾燥を防ぎながら、適度なウェット感を演出。軽い質感で、アイロンやコテを使うスタイリングにも◎。
MOROCCANOIL(モロッカンオイル) トリートメント ライト
- 総合評価:4.5
- 用途:スタイリングケア
- 分類:植物由来と鉱物由来
- 特徴:アルガンオイルや各種ビタミン配合。サラッと軽い仕上がりで、ツヤとまとまりをプラス。
- 容量・価格:100mL/5,500円(税込)
髪の内部まで浸透し、ダメージを補修。軽い仕上がりで細い髪や明るい髪にもなじみやすく、自然なツヤと柔らかさをキープ。アウトバスケアはもちろん、スタイリングにも使いやすい。
ナプラ N.(エヌドット) N.ポリッシュオイル
- 総合評価:4.7
- 用途:スタイリングケア
- 分類:植物由来
- 特徴:シアバターやホホバ種子油を含み、自然なツヤとまとまりを与える
- 容量・価格:150mL/3,740円(税込)→ 価格目安:2,900円前後で購入可
髪にも肌にも使える天然由来成分100%のヘアオイル。スタイリングの仕上げやアウトバスケアとして使いやすく、まとまり感のある仕上がりに。ナチュラルなウェット感や束感を演出するのにも最適。
ミルボン エルジューダ サンプロテクト オイル
- 総合評価:4.6
- 用途:ケア(アウトバス)+紫外線カット
- 分類:植物由来と鉱物由来
- 特徴:SPF30/PA+++のUVカット機能つき
- 容量・価格:50mL / 3,080円(税込)→ 価格目安:2,000円前後で購入可
紫外線ダメージが気になる人におすすめのUVカットオイル。オリーブ油が髪にしっかり浸透し、乾燥や紫外線ダメージから守る。軽めのテクスチャーで、日常的に使いやすい仕上がり。
ALLNA ORGANIC(オルナオーガニック) ヘアエッセンス
- 総合評価:4.1
- 用途:ケア(アウトバス)
- 分類:植物由来
- 特徴:植物アロマの香り、敏感な頭皮でも使える
- 容量・価格:80mL/2,200円(税込)
植物由来の保湿成分をたっぷり配合したヘアエッセンス。髪にうるおいと油分をバランスよく与え、ヘアアイロンなどの熱から守る効果も◎。パサつきや乾燥が気になる人におすすめ。また、合成香料・パラベン・鉱物油フリーの処方で、敏感な頭皮でも使いやすいのもポイント。
BOTANIST(ボタニスト)ボタニカルヘアオイル スムース

BOTANIST(ボタニスト)ボタニカルヘアオイル スムース
- 総合評価:4.0
- 用途:ケア(アウトバス)
- 分類:植物由来
- 特徴:髪の水分・油分バランスを整え、さらさらな仕上がりに
- 容量・価格:80mL/1,870円(税込)
5種類の植物オイルを配合し、さらさらと軽い質感に仕上げるヘアオイル。髪の水分と油分のバランスを整え、指通りのよい仕上がりに導く。細い髪・絡まりやすい髪におすすめで、ベタつかず軽い仕上がりが特徴。ペアー&ジャスミンの香りで、清潔感のある爽やかな香りも魅力。
パンテーン エフォートレス UVカット ヘアオイル
- 総合評価:4.2
- 用途:スタイリングケア
- 分類:植物由来と鉱物由来
- 特徴:「UVカット・ヴェール」が髪一本一本を包み込み、紫外線から保護。ビタミンEを配合
- 容量・価格:50mL/1,408円(税込)
このオイルは、髪の日焼け止めとして紫外線をブロックし、なめらかでツヤのある髪へと導きます。軽いテクスチャーでべたつかず、爽やかな香りも特長です。
サイン システミックオイル
- 総合評価:4.5
- 用途:スタイリングケア
- 分類:植物由来
- 特徴:シアバターやコメヌカ油など天然保湿成分を配合
- 容量・価格:80mL / 2,640円(税込)
髪だけでなく、ハンドやボディにも使えるマルチオイル。髪にしっかり潤いを与えつつ、ウェット感のあるスタイリングが可能。ナチュラルなツヤ髪に仕上げたい人におすすめ。
SHIRO サボン ヘアオイル
- 総合評価:4.3
- 用途:スタイリングケア
- 分類:植物由来
- 特徴:髪をしっとりまとめつつ、香水のように香りを楽しめる
- 容量・価格:30mL/3,201円(税込)
リニューアルによって保湿力が向上し、香りの持続時間もアップ!シアバターやアルガンオイル配合で、髪に潤いを与えながら、ふんわり軽い質感に仕上げるのが特徴。特に、香りにこだわる人におすすめで、香水のようにふんわりと持続するフレッシュな香りが楽しめる。まとまり感と軽やかさを両立したい人にぴったり。
ヘアレシピ 和の実 さらとろ ライスオイル
- 総合評価:4.2
- 用途:ケア(アウトバス)
- 分類:植物由来
- 特徴:100%国産コメヌカ油配合、紫外線ダメージケア、マルチユース
- 容量・価格:53mL/1,904円(税込)
国産コメヌカ油を100%使用し、髪にうるおいを与えながら紫外線ダメージをケア。軽い使用感で、髪がベタつかずサラッとまとまる。ノンシリコン処方で、髪だけでなく肌にも使えるのが特徴。
オイルの効果を最大限に引き出す使い方
どんなに効果的なオイルでも、使用量やつけ方を間違えてしまうと、効果が半減してしまいます。商品によって適量は違うので、説明書などを読んで確認しましょう。まずは少量をつけて、少しずつ調整してみてください。

シャンプー後のアウトバスで使うとき
- 濡れた髪の水分を、タオルで優しく吸い取ります。髪は塗れているときが一番傷みやすいので、ゴシゴシこすらないようにしましょう。
- オイルを適量手のひらにとり、中間から毛先にしっかりなじませます。
- 手のひらに残った少量を中間より上に軽くなじませます。
- .粗めのコームで梳かし、毛流れを整えてからドライヤーで乾かします。
スタイリングの仕上げに使うとき
つける順番は、シャンプー後に使うときと同様です。つけすぎるとスタイルが崩れることがあるので気をつけてくださいね。あなたにぴったりなヘアオイルを上手に使って、ツヤ美髪に磨きをかけましょう!

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。
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