実は簡単！デジタルパーマのお手入れとスタイリングのコツ。

デジタルパーマって？

まずは基本から

篠崎 佑介

普通のパーマは薬剤のみ使いますが、デジタルパーマはそれに加えて熱の力も利用します。
正式には「形状記憶パーマ」と言います。
熱を加えるため、普通のパーマと比べると髪にダメージを与えるなどデメリットもありますが、メリットもたくさんあるんですよ。

メリット

デジタルパーマの特徴は髪が乾いている状態でウェーブがでるという事。
そのためスタイリングが簡単なんです。
また、髪全体にコシが出て立体的で弾力あるウェーブになります。
普通のパーマに比べてウェーブが長持ちするので嬉しいですよね。

デメリット

普通のパーマは薬剤のみですが、デジタルパーマは、それに加え、熱を使用するため髪へダメージをより与えやすくなります。
また料金が若干高くなります。

お手入れ方法

シャンプー

パーマはシリコンに弱いということもあり、ノンシリコンでアミノ酸系のシャンプーがお勧めです。
デジタルパーマは髪が乾いている状態でウェーブが強くでます。

スタイリング剤

デジタルパーマは熱を加えるため、髪へのダメージも普通のパーマと比べてうけやすくなります。
髪を乾かす前に油分を与えることにより、髪へ与える負担も少なくなり、しっとりとまとまりやすくなりますよ♪

ヘアドライ

自然乾燥は髪を痛めてしまうので、ウェーブがとれやすくなってしまうので注意が必要。
シャンプー後はドライヤーでしっかりと乾かしましょう。

朝のスタイリングのコツ

「手ぐし」で時短

毎朝のスタイリングは次の手順で試してみましょう。
軽く髪を濡らす→洗い流さないトリートメントを髪につけ馴染ませる→ドライヤーで乾かしてからスタイリング。
ブラシなどは使わず、手ぐしで簡単にセットできます。

注意すること

自分の髪質を知る

デジタルパーマは硬い髪質や、くせが強くて普通のパーマではウェーブが出しにくかった髪質の人に向いています。
事前に自分の髪質を理解し、目的にあった選択をすることが大切ですね。

美容師さんの技術力

経験豊富な美容師さんに相談し、頭皮の負担の少ない薬剤の選定や、髪質との相性などのアドバイスをもらいましょう。
その上で、メリットとデメリットをきちんと理解し、納得して上手に活用するようにしましょう♪

カラーと同時は大丈夫？

パーマと同時にヘアカラーもしたいという方は多いと思います。
ですがデジタルパーマはダメージが強めのため、間隔をあけた方が良いと言われています。
同時にやりたい場合は美容師さんに相談してみましょう。

正しい情報を持つことが大切

いかがでしたか？
デジタルパーマは受けるダメージはあるものの、かかりやすいというメリットがあります。
ダメージは正しいきちんとしたケアをしていれば対処できるので、今までパーマがかかりにくい、すぐとれると悩んでいた人にはおすすめのパーマです。