更新日:2021.09.07
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正しいキューティクルケアで美髪を完全復活!完全マニュアルを大公開♡

よく耳にする「キューティクル」。 このキューティクルの正しい意味や役割を知っていますか? 髪の毛がパサついている人や傷んでいるという人の多くは、キューティクルの状態に原因があります。 今回はキューティクルについての基礎知識や、おすすめのヘアケア方法などについてまとめてみました。

キューティクルケアで、うるツヤ美髪を手に入れる♡

まずは下の2つの写真を見比べてみてください

左と右の写真を見比べて、あなたはどう感じましたか?
左のダメージヘアは、なんだか清潔感がなく、とても綺麗とはいえませんよね。
それに比べて右の髪は、思わず触れたくなるようなツヤツヤロング。
キューティクルをケアすることで、こんなに髪質が改善できるのです!

 

そもそも、キューティクルって?

まずは髪の毛の構造について知ろう!

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髪の毛は大きく分けると3つの部位に分かれています。
髪の毛の深部にある「メデュラ」、そのまわりにあるのが髪の9割を占める「コルテックス」。
そして一番外側部分にあるのが「キューティクル」です。

 

キューティクルってどうなっているの?

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キューティクルは厚さ0.005MMほどでうろこのように重なり合っていて、細かく見てみると8層ほどにもなっているのが特徴。
タンパク質が主な成分で、外敵から髪の毛の内部を守る大切な役割も果たしています。

 

ダメージを受けたキューティクルってどんなの?

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ダメージを受けたキューティクルは、1枚1枚が毛羽立ち、引っ掛かったり、絡みやすくなってしまったりします。
またパサつきやツヤ不足にもなり、枝毛や切れ毛といったさまざまな髪トラブル招いてしまう可能性も!

 

キューティクルが傷ついてしまう原因とは?

洗浄力の強いシャンプーには要注意!

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髪の毛や頭皮の汚れを落とすシャンプーは、洗浄力が強いものを使用すると髪の毛に必要とされる水分までも落としてしまう可能性も。
水分量が少ないとキューティクルが剥がれやすくなってしまいます。

 

▼2021年シャンプー総選挙!厳選20アイテム徹底比較&「推し」選びのコツも♡

 

間違ったドライヤーやブラッシング方法

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キューティクルはうろこ状のため、無理にドライヤーを当てると、表面を傷つけてしまいます。
また乱暴なブラッシングは摩擦で静電気を起こしやすくしてしまい、キューティクルを剥がす原因になるため注意が必要です。
最近では濡れ髪用のヘアブラシも販売されているので、こちらもチェックしてみてくださいね。

 

▼乾かすだけで美髪に差がつくドライヤー10選!自分にぴったりなものを選ぶには?

 

キューティクルは紫外線に弱い!

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キューティクルの弱点の一つは紫外線!
長い時間にわたって紫外線を受けているとキューティクルが剥がれやすくなってしまいます。
紫外線の強い夏のシーズンの外出ときには、髪用の紫外線スプレーをつけるなど注意しなければなりません。

 

パーマやカラーリングも傷つける要因!

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カラーリングやパーマはキューティクルを開かせ、薬剤を浸透させるためキューティクルは剥がれやすい状態になります。
繰り返し行うと最終的に完全に剥がれてしまい、保護できない状態になってしまうことも…!

 

再生可能なキューティクルの状態とは

キューティクルが開くとどんな状態になる?

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キューティクルのうろこ部分が開いてしまった状態になると、髪が絡まりやすくなり、指通りが悪くなってしまいます。
また髪の毛のツヤもなくなってしまい、パサついた状態に。こんな症状が出はじめると黄色信号です!

 

キューティクルが開いただけなら復活できる!

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キューティクルが開いた状態からは、まだ修復見込みがあります!
トリートメントを使って栄養補給させ、キューティクルを閉じさせることが大切です。
自宅での毎日のケアはもちろんですが、サロンでの本格トリートメントもおすすめですよ。

 

再生できないキューティクルの状態とは

キューティクルが剥がれるとどんな状態になる?

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うろこ状のキューティクルが剥がれ落ちてしまうと、髪の指通りが悪くなりツヤがなくなると同時に、髪の毛がプチプチと切れてしまったり、枝毛が多くなってしまいます。この状態になってしまうと、赤信号です!

 

キューティクルは剥がれ落ちてしまうと修復不可能!

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キューティクルが剥がれ落ちてしまうと、残念ながら再び元の健康な状態に復活させる方法はありません。
剥がれ落ちてしまった部分を切り落とし、新しい健康な髪が生えてくるのを待つしかないのです。

 

キューティクルを守る4つの鉄則

トリートメントで髪に栄養補給!

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トリートメントは、髪の内部に必要な栄養成分を与えて補修してくれると同ときに、髪の表面も保護してくれる役割が期待できます。トリートメントを付ける際に、頭皮もマッサージしてあげるとなお良いでしょう。

 

▼洗い流さないトリートメント10選の本命はどれ?理想の髪をつくる選び方のポイントも♡

 

濡れ髪のまま放置しない!

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キューティクルは湿度が高いときや濡れているときに開きやすい性質を持っています。開いた状態でいると髪が絡まりやすくなってしまいキューティクルが剥がれる原因にもなるため、早めに乾かすよう心掛けましょう。

 

オイルでしっかりと保湿すること

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お風呂上りに髪の毛にオイルをつけて外側からキューティクルを保護してあげることも重要です。
いろいろなオイルがありますが、なるべく髪に優しい自然派のもので、ライトなベタつきにくいオイルを選ぶようにしましょう。

 

▼オイルのスタイリングでさらさらヘアに♡人気のヘアオイル10選も!

 

ヘアアイロンを使うときは150度以下に!

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ヘアアイロンを使うとき、180度以上にしている方は要注意!
キューティクルが開き、髪はパサパサ、カラーも抜けやすくなってしまいます。
また、キューティクルは、頭皮の方から下向きです。
そのためヘアアイロンを使用するときは、根元から毛先方向へ向かって使用します。
これを逆さにして使うとキューティクルが剥がれ落ちる原因となるため注意しましょう。

 

▼ヘアアイロン10選をプロが比較検証!髪によし・コスパよしの神アイロンはどれ?

 

毎日のヘアケアでキューティクルを保護しよう!

一度剥がれてしまうと再生不能なキューティクル。そんな悲しい状態にならないためにも、正しいヘアケア方法を行うことが大切です。ここでご紹介した内容を参考に、キューティクルを保護してツヤ髪を手に入れましょう!

 

キューティクルを保護してくれるケアオイルがおすすめ♪

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くせやうねり、ぱさつき改善に特化したヘアケアアイテム。トレンド感のある質感を再現できるスタイリング性能と、高い保湿効果と内部補修によるヘアケア性能の両方を兼ね備えているので、アウトバストリートメントとしてもスタイリング剤としてもご利用頂けます!

HAIR編集部

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