【保存版】頭皮が硬いのはなぜ?やわらかくするためのマッサージと改善方法
髪を洗っているときに、頭皮が硬くなったと感じることはありませんか?頭皮の硬さは、私たちが気づかないうちにさまざまなトラブルを引き起こします。ここでは、頭皮の硬さの原因と改善方法についてご紹介します。
頭皮の硬さをチェックしてみよう!
手の甲の硬さと比べてチェック
頭皮の硬さは髪の毛にさまざまな弊害をもたらします。まずは自分の頭皮の硬さをセルフチェックしてみましょう。片手で握りこぶしをつくって、自分の頭皮の硬さや弾力と同じくらいの場所を探してみてください。手の甲の指に近い場所と同じくらいなら、頭皮が硬いです。手の甲の真ん中あたりなら普通、親指に近い部分ならやわらかい頭皮です。
頭皮の色はどんな色?
実は頭皮には多くの毛細血管が走っています。そのため、頭皮の血流が鈍ると頭皮の色が変化します。鏡でセルフチェックするか、誰かに見てもらって頭皮の色をチェックしてみましょう。青白いのが健康な状態で、赤い、茶色い、黄色い場合は血行や血流の状態がよくありません。
頭皮が硬くなる原因は?
ストレス
頭皮が硬くなるにはさまざまな原因があります。まずストレス。人はストレスを感じると自律神経が乱れます。そのため、血液の循環が円滑にできなくなるのです。またストレスによって血管を収縮させるホルモンが分泌されることも。血管が収縮すると、当然血液が流れにくくなってしまいます。
食生活の乱れ
食生活で血液がどろどろになったり、さらさらになったりすることはよく知られています。頭皮の硬さも同じ。油や脂質の多い食べ物ばかりを摂取していると、血の巡りが悪くなり、頭皮にも影響します。外食が多い人は意識して、野菜や魚、豆類を摂るようにしましょう。
眼の疲れ
長時間、パソコン画面やスマホ画面を見続けたり、同じ姿勢で座っていたりすると、目が疲れます。目が疲れることによって、首の周りや顔の筋肉がこわばり、血行が悪くなってしまうのです。結果、頭皮が硬くなる原因につながります。
運動不足
運動不足も頭皮が硬くなる原因です。デスクワークで一日中座りっぱなしの人などは、運動不足になりやすい傾向にあります。血液は運動することで、毛細血管まで栄養が行きわたります。運動する習慣のない人はどうしても、血行不良になりがちなのです。
睡眠不足
睡眠不足や不規則な生活を続けている人も自律神経の乱れから、血行不良を起こしやすくなります。特に睡眠時は成長ホルモンが分泌されるため、睡眠が足りていないと髪の毛にもよくありません。
頭皮が硬いとどんな弊害が出る?デメリット5つ
抜け毛・薄毛
血行不良になって頭皮が硬くなることで、思わぬダメージを引き起こします。前述したように、頭皮には毛細血管が多くあります。この毛細血管に酸素や栄養がうまくいきわたらないことが薄毛や抜け毛の原因になってしまうのです。
肩こり
人間の体の筋肉の一番上に位置する頭の血行が悪くなると、頭を支える首や肩の筋肉がこわばります。そのため、肩こりや首のこりの原因となります。
頭痛
血液の流れが悪くなると、後頭部から首にかけての頭痛が起こります。これは緊張性頭痛と呼ばれており、血液の循環をよくすることで改善します。
顔のたるみ
頭皮が硬いと、なんと顔のたるみの原因にもなるのです。顔の皮膚や筋肉は、頭とつながっています。頭皮の血行が悪くなると、頭の筋肉がかたまってしまい、弾力がなくなります。そのため、顔の皮膚や筋肉もハリがなくなり、たるんでしまいます。
頭皮の硬さを改善しよう!私たちも簡単にできること
頭皮のマッサージ
さまざまな弊害を引き起こす頭皮の硬さ。ぜひ改善したいものです。まずは頭皮のマッサージを試してみましょう。両手を髪の毛の下にもぐりこませて、指の腹で頭皮をもみこんでいきます。上から下に持ち上げたり、円を描くように指を動かしたりして、頭皮全体をマッサージします。
頭皮のツボ押し
頭皮にあるツボを刺激するのも頭皮環境の改善に効果的です。ツボは4つあります。耳のちょうど上に位置する頭のてっぺん、耳の真上の口を開けたり閉めたりするときにくぼみができるところ。そして首の後ろ側の骨のくぼみがあるところと、そこから指一本を外側にずらしたくぼみです。
紫外線を浴びない!
紫外線は頭皮にとって大敵です。紫外線を直接浴びると、皮膚の弾力をつくるコラーゲンやそれを支えるエラスチンが壊れてしまいます。紫外線の強い日に屋外に出るときは、日傘や帽子で頭皮を守りましょう。
洗髪方法の見直し
頭皮が硬い人は洗髪方法の見直しも必要です。洗い残しやすすぎが足りないと、毛穴に汚れがつまって頭皮の硬さの原因になります。シャンプーの種類を変えてみるのもいいでしょう。スカルプケア専用のシャンプーがおすすめです。
運動をする
日頃、運動する習慣のない人は体を動かすことを心がけてみましょう。運動をすることで、血液の流れがスムーズになり、頭皮にも血液や栄養が十分に行きわたります。激しい運動でなくても、意識して体を動かすだけで効果が期待できます。
頭皮マッサージの注意点とあると便利なもの
指のはらでマッサージする
頭皮も顔と同じようにデリケートな場所なので、指のはらで優しくマッサージしてあげましょう。爪をたててしまうと、傷をつけたり、炎症が起こってしまう原因に。
専用ブラシがあると◎!
最近は頭皮用のマッサージブラシも色々なブランドから出ているので活用するのも手。自分も疲れにくいうえ、効果的にツボを刺激することができます。
頭皮が硬いと良いことなし!頭皮環境を改善しよう
頭皮が硬いと、髪だけでなく他の部分にも弊害が出てきます。セルフチェックして、頭皮が硬いと感じたら、きちんとケアしてあげましょう。
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