使わないともったいない!ドライヤーの「冷風」の便利な使い方とは!?
ドライヤーには温風と冷風機能がついていますが、温風だけを使っているという人が多いはず。でも冷風機能はとっても便利なのです。知らないと損をするドライヤーの冷風の使い方やおすすめのドライヤーをご紹介します!
知らないと損をする?ドライヤーの冷風の使い方
自然乾燥はダメ!ドライヤーを使おう!
髪を洗ったあとに自然乾燥するのは、一見髪に良さそうですが、実はNG。
自然乾燥では毛先から髪が乾いていき、根元が生乾きの状態が続きます。根元や頭皮に水分が残っていると、雑菌が繁殖しやすくなります。
頭皮トラブルの元になってしまうこともあるため、髪を乾かすときは必ずドライヤーを使いましょう。
ドライヤーの温風と冷風それぞれの役目
ドライヤーについている温風機能と冷風機能には、それぞれ役割があります。
温風は髪を素早く乾かすためにあります。根元などの自然乾燥では乾きにくい部分も乾きやすくシャンプーのあとには欠かせません。
一方で冷風はヘアスタイルの形をつくるのに役立ちます。髪は冷めていくときに形が固定されるため、冷風をあてることでスタイリングしたクセを固定できるのです。
髪が傷まない!温風と冷風の使い分け
ドライヤーによるダメージを防ぐには、効率的に素早く髪を乾かすことが大切です。タオルドライで髪の水分を取り除いたあとは、できるだけ早くドライヤーをあてましょう。
ドライヤーの温風で根元を優先的に乾かしていきます。根元を乾かすと自然に毛先の方にまで温風が流れます。
髪が乾いたら冷風をあてながら手ぐしや指で髪をくせづけしていきます。
生乾きのチェック方法
きちんと根元を乾かしたつもりでも、後頭部などは生乾きのままになっていることがあります。
髪が生乾きになっていないか、確認する方法は簡単!ドライヤーの冷風を髪全体にあてていきます。
そのとき、冷たく感じる部分があれば、そこがまだ完全に乾いていないところ。温風に切り替えて乾かしましょう。
効果的に髪を乾かすポイント
まずタオルドライで十分に水気を切ります。
ドライヤーを使うときは、根元を優先的に風をあて、次に後頭部や襟足など乾きにくい部分を乾かします。根元を乾かすことで自然に他の部分にも温風があたり、乾いていきます。
ドライヤーの冷風機能を使いこなそう!
キューティクルを引きしめてツヤ髪に♡
キユーティクルは髪の表面にうろこ状になってついています。髪が濡れているときは、キューティクルが開いてはがれやすい状態になっています。
ドライヤーの冷風をあてることで、キューティクルが閉じてツヤツヤの髪に仕上がります。キューティクルの方向に合わせて、上から下へ向けて風をあてるようにしましょう。
ドライヤーの熱から髪を守る
ドライヤーの温風を使うと髪に約100度の熱がかかります。長時間使っていると、髪が乾きすぎの状態になってダメージヘアの原因になってしまいます。
ダメージから髪を守るために、温風をあてたあとは冷風でクールダウンしましょう。
スタイリングが長持ちする使い方とは
髪は熱い状態のときは変型しやすく、冷やすと固まる特性があります。
これを利用して、ドライヤーの温風で髪の毛のくせづけをしたあと冷風に切り替えることで、形をキープできます。
根元にボリュームを出したいときにも便利です。
湿気の多い日に広がらない
雨の日は湿気の影響で髪の毛が広がってしまう人は、ドライヤーの冷風機能を使うと◎。
キューティクルを完全に閉じる効果があるため、髪の毛から水分が逃げずに広がりにくくなります。
くせ毛対策に使える
ドライヤーの冷風は、くせ毛対策にも効果的です。
温風で真っすぐに伸ばすように乾かしたあと、冷風をあてるとくせ毛が抑えられます。
「冷風あり」のおすすめドライヤー
パナソニック ヘアドライヤー ナノケア 高浸透「ナノイー」搭載
従来品の約18倍の水分発生量を持つ高浸透「ナノイー」を搭載したドライヤー。
キューティクルのわずかなすき間にまで入りこみ、髪の内側まで潤います。
シャープ ドレープフロー ヘア ドライヤー プラズマクラスター 搭載
2つの吹き出し口から出る風が、髪を立体的に押し上げて素早く乾かす機能がついたドライヤー。
独自のセンシングドライモードで髪とドライヤーの距離を調整し、熱によるダメージや乾かしすぎを防いでくれます。
パナソニック ヘアドライヤー イオニティ
温風とマイナスイオンの吹き出し口を分けて、マイナスイオンの水分がしっかり髪にいきわたるモイスチャーセーブ方式を採用。
髪の表面をコーティングしてサラサラでツヤツヤの髪へと導きます。
コイズミ ヘアドライヤー モンスター
独自のダブルファンを搭載して、パワフルな風を送り出すドライヤー。
マイナスイオン機能つきで髪を優しくいわたりながら乾かします。リーズナブルな価格も魅力。
ドライヤーの冷風を使って美髪になろう♡
ドライヤーの冷風機能には、髪に大切な役割がたくさんあります。
温風だけを使っていた人も、冷風を使って美髪に近づきましょう!
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