更新日:2021.08.27
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もう市販の白髪染めで失敗しない!プロおすすめ10選と使い分けのポイント

髪が伸びてくると主張をし始める白髪。ドラッグストアなどで購入できる「白髪染め」は、好きなタイミングで染められて、財布にやさしいのも大きな魅力ですよね。 自分にぴったりな白髪染めを選ぶポイントと、おすすめの白髪染め10選をご紹介します。

白髪染めは多角的な視点で選ぼう

白髪染めには大きく分けて、「ヘアカラー(アルカリカラー)」「ヘアマニキュア(酸性カラー)」「ヘナカラー」「カラートリートメント」があります。

仕上がりはもちろん、色もちや染めやすさ、髪への負担などに違いがあるので、それぞれの違いを押さえておきましょう。

髪の傷みが気になる人は、染める周期に応じて使い分けるのもおすすめです。

この記事の監修者

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HAIR編集部 杉山

スタイリスト共創・専売ブランド「ONCE」の開発者。

7年間スタイリストとしてのキャリアを歩んだ。

スタイリストとともに創り、スタイリストが輝けるブランドを目指し、商品開発を行っている。

 

ヘアカラー(アルカリカラー)

一般的な「白髪染め」といえばこのタイプ。アルカリ剤でキューティクルを開き、メラニン色素を脱色して染料を発色させます。

カラーバリエーションが多く、染めるのが比較的カンタン。色もちがいい(2~3か月ぐらい)のもメリットです。

そのぶん薬剤の染料が濃いものが多く、白髪染めの中では最も髪が傷みやすいといえます。頭皮に触れるとかぶれることがあるので、使用前にパッチテスト(皮ふアレルギーテスト)を行いましょう。

またヘアカラーにはクリームタイプ・泡タイプ・乳液タイプなどがあり、使いやすさに違いが現れます。

クリームタイプ

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固めのテクスチャーで髪にぴたっと密着。白髪をしっかり染めたい、仕上がり重視の人におすすめです。

髪をブロッキングして丁寧に塗らないとムラになるので、難易度は高め。

 

乳液タイプ

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ゆるめのテクスチャーなので髪になじみやすく、ムラになりにくいのが特長。ロングヘアや毛量が多い人も、手早く塗れるでしょう。

泡タイプ

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髪にくしゅくしゅ揉みこむように塗るタイプ。ブロッキングの必要がないので、ヘアカラーが初めての人におすすめです。

ヘアマニキュア(酸性カラー)

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メラニン色素を脱色しないので、髪にダメージを与えにくいのがメリット。敏感肌の人でも使えるうえ、ツヤとハリのある髪に仕上がります。

ただし髪の状態によっては染まりにくく、色もちは4週間程度。髪をコーティングするため、こまめなカラーチェンジはしにくくなります。

また頭皮や手につくとなかなか落ちないので、染めるときには注意が必要です。

 

ヘナカラー

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化学染料は使わずに、植物性の染料(ヘナ)でつくられたヘアカラー。

髪と頭皮にやさしく、色もちがいいのが特長。トリートメント効果もあり、髪にハリとコシを与えてくれます。

自然原料なのでカラーバリエーションは少なめ。染めるのに時間がかかり、匂いがきついのがネックです。

 

カラートリートメント

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シャンプー後の濡れた髪に、トリートメントと同じ要領で使うタイプ。

1回では染まらず、回数を重ねるごとに徐々に色がついていきます。トリートメント効果でツヤを与えながら、ほんのり自然な仕上がりに。カラーはブラックとブラウンの2色展開が一般的です。

シャンプーするたび色落ちしていくので、色を保つにはこまめに継続して使う必要があります。

ヘアマスカラ、カラースプレー

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髪の分け目や生え際などの白髪を、一時的にカバーできる白髪染め。シャンプーすれば落ちるので、厳密にいうと白髪染めではありません。

色は限られていますが、サッと簡単に使えて、持ち運びもできるので便利。マスカラタイプはピンポイントに、スプレータイプは広範囲に使い分けるのがおすすめです。

髪のプロが検証!おすすめの白髪染め10選

ウエラトーン ツープラスワン クリームタイプ

  • 総合評価:4.2
  • アルカリカラー(クリームタイプ)
  • 染めやすさ:〇
  • ダメージ:×
  • 色もち:◎
  • 特徴:取り置き可能、トリートメント成分配合
  • 1,368円(税込)

業務用のカラー剤も展開しているウエラの、セルフ用白髪染め。クリームタイプで液だれしにくく、しっかり染まるので、白髪の割合が多い人におすすめです。

残ったぶんは取り置きができ、部分染めや伸びてきた白髪のリタッチにも。

ルシード ワンプッシュケアカラー(メンズ用)

 

  • 総合評価:4.2
  • アルカリカラー(クリームタイプ)
  • 染めやすさ:◎
  • ダメージ:×
  • 色もち:◎
  • 特徴:ワンプッシュタイプ、取り置き可能
  • 648円(税込)

2つのクリームが1プッシュで同時に出てくるので、事前に混ぜる手間いらず。サッと塗れて、5分の短時間で染まります。

白髪染めを検討しているメンズにおすすめ。

ブローネ 泡カラー

  • 総合評価:4.3
  • アルカリカラー(泡タイプ)
  • 染めやすさ:◎
  • ダメージ:×
  • 色もち:◎
  • 特徴:色の種類が豊富、トリートメントつき
  • 846円(税込)

自分では見えない後ろ側や内側も、ムラなくなじませやすい泡タイプ。

白髪の割合が多い人も気になり始めた人も、きれいに染められます。色が限られる傾向の白髪染めのなかでは、全22色の豊富な色展開。

おしゃれ染めっぽい仕上がりにしたい人にもおすすめです。

サロンドプロ 無香料ヘアカラー 早染め乳液(白髪用)

 

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  • 総合評価:3.5
  • アルカリカラー(乳液タイプ)
  • 染めやすさ:〇
  • ダメージ:×
  • 色もち:◎
  • 特徴:無香料、トリートメントつき
  • 568円(税込)

放置時間15分で染まる早染めタイプ。

無香料でツンとした刺激臭もなく、お風呂場などの匂いがこもりやすい場所でも快適に使えます。

乳液タイプですが色もちがいいので、白髪の割合が多い人にもおすすめ。

 

サロンドプロ ヘアマニキュア・スピーディ(白髪用)

  • 総合評価:4.4
  • ヘアマニキュア(酸性カラー)
  • 染めやすさ:×
  • ダメージ:◎
  • 色もち:〇
  • 特徴:椿オイル配合、トリートメント成分配合
  • 674円(税込)

放置時間5分でスピーディーに染められるヘアマニキュア。

ツバキオイルやパールエキスなど5つのトリートメント成分配合で、パサつきのないツヤ髪に仕上がります。

髪の傷みが気になる人や敏感肌の人におすすめ。

 シエロ オイルインヘアマニキュア

  • 総合評価:4.5
  • ヘアマニキュア(酸性カラー)
  • 染めやすさ:△
  • ダメージ:◎
  • 色もち:〇
  • 特徴:アルガンオイル配合、生え際用クシ付
  • 1,100円(税込)

ボトルとブラシが一体型の、染めやすいヘアマニキュア。生え際専用のブラシ付きで、頭皮につきにくいよう配慮されています。

髪を傷めたくない人や敏感肌の人、ヘアマニキュアが初めての人におすすめ。3つのオイル成分配合で、ツヤが際立つ仕上がりに。

ナイアード ヘナ

  • 総合評価:3.8
  • ヘナカラー
  • 染めやすさ:×
  • ダメージ:〇
  • 色もち:◎
  • 特徴:アルガンオイル配合、生え際用クシ付
  • 1,590円(税込)

100%植物でつくられたヘナカラー。髪や頭皮への負担がなく、根元までしっかり染められます。

染めるたびにハリコシやツヤを与えてくれるので、髪のエイジングケアをしたい人におすすめ。

お湯でペーストをつくる必要があり、放置時間が約1時間かかるので、せっかちさんは避けたほうがいいかも。

 

大島椿 ヘアカラートリートメント

  • 総合評価:4.0
  • カラートリートメント
  • 染めやすさ:△
  • ダメージ:◎
  • 色もち:×
  • 特徴:椿油配合、弱酸性
  • 2,728円(税込)

トリートメント効果でダメージケアしながら、自然な若々しい印象の髪色に整えてくれるカラートリートメント。

シャンプー後につけて5~10分ほど放置するだけなので、いつものトリートメント感覚で手軽に使用できます。

即効性と持続性はないので、白髪が気になり始めた人やダメージが気になる人におすすめ。

 

サロンドプロ カラーオンスプレー(白髪用)

  • 総合評価:3.5
  • カラースプレー
  • 染めやすさ:◎
  • ダメージ:◎
  • 色もち:×
  • 特徴:椿油配合
  • 522円(税込)

シューッと吹きかけるだけで、広範囲の白髪も簡単に隠せるカラースプレー。外出前に分け目や生え際が気になったときに、気軽に使用できます。

染める時間がなかなかつくれない人におすすめ。

 

ビゲン ヘアマスカラ

  • 総合評価:3.6
  • カラーマスカラ
  • 染めやすさ:◎
  • ダメージ:◎
  • 色もち:×
  • 特徴:ドライ処方
  • 679円(税込)

部分的に目立つ白髪を一塗りで隠せる、マスカラタイプの白髪ぼかし。使うたび少しずつ白髪が染まっていくので、だんだん目立ちにくくなります。

もみあげや生え際にも使いやすく、液がしっかり密着。ただし汗や雨で流れ落ちることがあるので気をつけてください。

HAIR編集部

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