加齢臭対策シャンプーおすすめ8選|選び方と効果的な使い方
加齢臭対策におすすめのシャンプー8選を紹介します。
コスパの良いモノやドラッグストアで購入できるモノまで幅広く紹介します。
シャンプーの選び方や正しいシャンプーの使い方も解説するので、ぜひ本記事を参考に加齢臭対策に取り組んでみてください。
「加齢臭が気になるけどシャンプーで対策できるの?」
「おすすめのシャンプーや選び方が知りたい」
このようにお悩みではありませんか?
加齢臭は30代後半から60代にかけて、男性女性関係なく発生します。
朝起きたときに枕から嫌なニオイがしたり、家族から指摘されたりして、気にしている方も多いでしょう。
そこで本記事では加齢臭対策におすすめなシャンプー8選を紹介します。
シャンプーの選び方やシャンプーの仕方も解説するので、ぜひ参考にしてください。
加齢臭の原因とシャンプーが有効な理由
加齢臭の原因と加齢臭にシャンプーが有効な理由を解説します。
加齢臭の正体|ノネナールとは
加齢臭の原因はノネナールという物質です。
ノネナールは皮脂に含まれるパルミトレイン酸という物質が酸化することで発生します。
つまり、加齢臭の大元の原因は皮脂です。
ノネナールは加齢による抗酸化力の低下がはじまる30代半ばから増えはじめ、60代に向けてピークが訪れます。
カメムシや古本などと例えられる嫌なニオイです。
加齢臭は特に皮脂の多い頭、脇、首などに発生します。
適度な洗浄力を持つシャンプーで過剰な皮脂を落とすことで、加齢臭の対策ができます。
なぜ頭皮から加齢臭が発生しやすいのか
頭皮から加齢臭が発生しやすいのは、皮脂の分泌量が多いためです。
頭皮は人間の身体の中でも特に皮脂腺が多いと言われています。
加齢臭の原因は皮脂が原因で発生するノネナールという物質です。
皮脂が多い場所はノネナールが発生しやすくなり、その結果加齢臭も発生しやすくなります。
また、加齢臭は男性に発生するイメージがありますが、女性にも発生します。
特に女性は閉経期前後にホルモンバランスが変化し、加齢臭が発生し始めると言われています。
加齢臭対策シャンプーの選び方4つのポイント
加齢臭対策シャンプーの選び方4つのポイントを解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
消臭成分カキタンニン配合を選ぶ
カキタンニンとは柿から抽出される成分です。
カキタンニンはノネナールによる加齢臭を抑制する作用があります。
天然成分であり、刺激性もほとんどないため、取り入れやすい成分です。
適度な洗浄力のある洗浄成分を選ぶ
加齢臭対策シャンプーは洗浄力が重要です。
洗浄力が強すぎると過剰に皮脂を取りすぎてしまい、乾燥や皮脂の過剰分泌に繋がります。
しかし、洗浄力が弱すぎても、皮脂汚れを落としきれず、加齢臭の原因になってしまいます。
シャンプーの洗浄成分は、主に3つに分かれます。
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高級アルコール系/石けん系(洗浄力:高)
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アミノ酸系(洗浄力:中)
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ベタイン系/タウリン系(洗浄力:低)
高級アルコール系や石けん系は洗浄力が高く、汚れや皮脂をしっかり落としてくれます。
主に従来の市販シャンプーに使用されています。
しかし、洗浄力が高い分刺激感を感じる人もいるため、乾燥肌や敏感肌の方には不向きです。
極度に脂性肌の方やすっきりとした使用感が好みの方におすすめです。
代表的な成分は以下の通りです。
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ラウリル硫酸Na(高級アルコール系)
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ラウレス硫酸Na(高級アルコール系)
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石けん素地(石けん系)
アミノ酸系は適度な洗浄力がありながらも刺激感の少ない洗浄成分です。
幅広い肌質の方に向いています。
刺激や乾燥は抑えたいけど、加齢臭の原因はしっかり落としたいという方におすすめです。
代表的な成分は以下の通りです。
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ココイルグルタミン酸TEA
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ラウロイルメチルアラニンNa
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ココイルグリシンK
ベタイン・タウリン系はアミノ酸系よりも刺激感の少ない洗浄成分です。
乾燥肌や敏感肌の方におすすめです。
しかし、洗浄力が低く加齢臭の原因を落としきれない場合があるため、脂性肌の方にはおすすめできません。
代表的な成分は以下の通りです。
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コカミドプロピルベタイン(ベタイン系)
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ラウラミドプロピルベタイン(ベタイン系)
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ココイルメチルタウリンNa(タウリン系)
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ラウロイルメチルタウリンNa(タウリン系)
肌質や皮脂の量に合わせた洗浄成分を選びましょう。
医薬部外品の薬用シャンプーを選ぶ
医薬部外品とは厚生労働省が効果を認めた有効成分が配合されている製品です。
予防や衛生を目的に作られており、「薬用」と表示されるケースがほとんどです。
医薬品、医薬部外品、化粧品の順番に効果が期待できます。
加齢臭が気になる方は、以下のような有効成分が配合されているシャンプーを選びましょう。
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グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症)
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イソプロピルメチルフェノール(殺菌)
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ミコナゾール硝酸塩(抗菌)
保湿成分配合で頭皮の乾燥を防ぐ
加齢臭対策は洗浄と保湿のバランスが大切です。
頭皮が乾燥していると、乾燥を補うために、余分な皮脂が分泌されてしまいます。
以下のような保湿成分が配合されているシャンプーを選ぶことで、乾燥対策をしましょう。
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ヒアルロン酸
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セラミド
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グリセリン
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スクワラン
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アルガンオイル
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ホホバオイル
特に乾燥やフケが気になる方は、洗浄成分とあわせて保湿成分もチェックすることが大切です。
加齢臭対策シャンプーおすすめ8選
加齢臭対策におすすめなシャンプー8選を紹介します。
それぞれの強みや特徴を詳しく解説するので、シャンプーで迷っている方は参考にしてください。
デオコ スカルプケアシャンプー|女性におすすめ
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独自技術で頭皮のべたつきをオフ
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ラクトン配合で女性らしい香りを演出
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滑らかなサラサラ髪へ
ニオイの原因となる汚れや皮脂を吸着し、スッキリと洗浄してくれます。
年齢を重ねるごとに減ってしまうラクトンを補給し、女性らしい香りを演出してくれます。
サラサラな使用感なので加齢に伴うべたつきが気になりにくいのもポイントです。
加齢臭が気になる方や女性らしい香りが好みの方におすすめです。
LUCIDO 薬用スカルプデオシャンプー|男性に人気
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毛穴につまったアブラをしっかり除去
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殺菌成分でニオイの発生を防止
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保湿成分・抗炎症成分配合で頭皮ケアもバッチリ
マンダム独自の洗浄技術「フラボノ洗浄」で毛穴に溜まったアブラ汚れを除去してくれます。
保湿成分で頭皮を健康に保ち、抗炎症成分でふけや痒みを防いでくれる、バランスに優れたシャンプーです。
無香料で使う人を選びにくいのもポイントと言えるでしょう。
頭皮のニオイやべたつきが気になる男性や無香料タイプが好みな方におすすめです。
柿のさち 薬用柿渋スカルプケアシャンプー|コスパ重視
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ダブルの有効成分で頭皮ケア
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特許成分配合でニオイケアもばっちり
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髪の毛に優しい天然保湿成分が19種類配合
抗炎症のグリチルリチン酸ジカリウムと殺菌のイソプロピルメチルフェノールで頭皮の加齢臭にアプローチします。
また、消臭の特許成分「Globule®」配合なので、消臭効果が期待できます。
天然然保湿成分が19種類配合されているので、乾燥が気になる方にもおすすめ。
詰め替え用パウチや、1プッシュ(3ml)あたり15.84円のコスパの良さも魅力と言えるでしょう。
頭皮の加齢臭が気になる方やふけ・かゆみが気になる方はぜひ試してみてください。
デ・オウ 薬用スカルプケアシャンプー|爽快感が魅力
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時間が経ってもニオイが気になりづらい
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炭の力で皮脂や汚れを吸着
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ノンシリコンで軽やかな仕上がり
時間が経ってもニオイが気にならない独自の処方設計が特徴です。
また、「特殊吸着炭トリポーラス」で皮脂や汚れを吸着し、爽やかな頭皮に導いてくれます。
しっかりした洗浄力と爽やかなシトラスハーブの香りで、すっきりとした使用感がポイントです。
長時間ニオイを抑えたい方やすっきりした使用感が好きな男性におすすめです。
MARO 薬用デオスカルプシャンプー|グリーンミントの香り
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一本でふけ・かゆみ・ニオイを防ぐ
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ハーブやオイルで頭皮を守りながらケア
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軽い使用感とミントの香りで気分爽快
殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールと洗浄成分のシクロデキストリンでふけ・かゆみ・ニオイを防ぎます。
4種類のハーブと5種類のオイル配合なので、頭皮を守りながらクレンジングしてくれます
ノンシリコンの軽い仕上がりとグリーンミントの香りで、使用感もバッチリ。
適度な洗浄力があり刺激感の少ないシャンプーを探している方におすすめです。
haru kurokamiスカルプ|天然由来100%
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100%天然由来
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頭皮環境を整え美しい髪へ
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リンス不要のオールインワン
100%天然由来で、シリコンフリーや合成ポリマーフリーなど10の無添加が特徴です。
植物由来の洗浄成分とソープナッツエキスで毛穴汚れをほぐし、頭皮環境を整えます。
リンス不要のオールインワンタイプなので、毎日のケアも楽々です。
マテ茶エキスやヘマチン配合でダメージケアも同時に叶えてくれます。
シャンプーにこだわりたい方や毎日のケアを楽にしたい方におすすめです。
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CLEAR トータルケア スカルプシャンプー|男女兼用
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べたつき・ニオイ・乾燥をケアする大人の身だしなみアイテム
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独自テクノロジーによる浸透力
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爽やかで清涼感のある香りが長続き
洗浄+保湿でべたつき・ニオイ・乾燥にアプローチします。
毛髪化学と皮膚科学の融合によって生まれたテクノロジーで頭皮の奥まで成分が浸透します。
ウッディベースのトップノートからオゾニックフローラルのミドルノートまで、清潔感のある香りが長持ちするのが特徴です。
頭皮悩みをトータルケアしたい方や男性らしい香りが好みの方におすすめです。
SUCCESS 薬用シャンプー|ドラッグストアで手軽に購入
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有効成分でふけ・かゆみを防ぐ
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ミクロ分解バブルで毛穴づまりを洗浄
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入手のしやすさとコスパが〇
有効成分のピロクトンオラミンがふけやかゆみを防ぎます。
ミクロ分解バブルが毛穴を洗浄し、育毛剤や育毛トニックの浸透を助けてくれます。
頭皮の汚れが気になる場合は、シャンプーを直接頭皮につける「直シャン」スタイルもおすすめです。
ドラッグストアなどで購入できて、1,000円以下というコスパの良さも魅力でしょう。
加齢臭と一緒に育毛ケアをしたい方やドラッグストアでよく買い物をする方におすすめです。
加齢臭を防ぐ正しいシャンプーの使い方
加齢臭を防ぐにはシャンプー選びだけでなく、使い方も大切です。
正しいシャンプーの仕方を解説するので、ぜひ参考にしてください。
予洗いで汚れの7割を落とす
まずは予洗いを行います。
予洗いとはシャンプーなどを使用せず、ぬるま湯だけで髪と頭皮を洗う方法です。
予洗いだけで汚れの7割が落ちると言われています。
予洗いを行うことで、シャンプーが泡立ちやすくなり、摩擦によるダメージを軽減できます。
指で髪をかき分けながら、頭皮全体を濡らしましょう。
手のひらで泡立ててから頭皮につける
次にシャンプーを手のひらに出し、泡立ててから、頭皮につけます。
シャンプーを直接頭皮につけてしまうと、洗浄力が強すぎて、乾燥を引き起こしてしまう可能性があるためです。
シャンプーは量を節約せず、頭皮全体に行きわたらせましょう。
指の腹でマッサージするように洗う
シャンプーが頭皮全体に行き渡ったら、指の腹で小刻みにマッサージするように洗います。
爪を立てたり、髪を擦ったりすると、トラブルやダメージの原因になるのでやめましょう。
泡立ちが悪い場合は、シャンプーを追加しても大丈夫です。
すすぎ残しを防ぐ徹底的な洗い流し
最後にすすぎを行います。
すすぎ残しはかゆみなど頭皮トラブルの原因です。
すすぎ残しが発生しないように、徹底的に洗い流しましょう。
特に耳の後ろや後頭部はすすぎ残しが発生しやすいので、注意してください。
トリートメントやコンディショナーを塗布する場合は、製品の指示に従い、再度すすぎを行いましょう。
洗髪後は必ずドライヤーで乾かす
髪後はまずタオルドライを行います。
タオルドライで髪の毛の水分をある程度取り除くことで、ドライヤーの時間を短縮できます。
タオルドライの際は、髪を擦らず、挟みこむようなイメージで行いましょう。
ある程度の水分が取れたら、ドライヤーで乾かします。
ドライヤーの熱によるダメージを防ぐため、髪から20cm程離し、振りながら当てるのがおすすめです。
頭皮を多湿な状態で放置すると、雑菌が増えてトラブルの原因になってしまうので、自然乾燥は避けましょう。
シャンプー以外の加齢臭対策
加齢臭はシャンプー以外の対策方法もあります。
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ実践してみてください。
タオルや枕カバーを清潔に保つ
タオルや枕は直接頭皮や肌に触れるため、加齢臭が顕著に現れます。
タオルは毎日、枕カバーは週に1回を目安に、定期的に洗濯しましょう。
抗菌効果のあるタオルや枕カバーを使用するのもおすすめです。
食生活の見直しで体の内側からケア
加齢臭には食生活の改善が効果的です。
主食、主菜、副菜などを組み合わせ、五大栄養素をバランスよく摂取しましょう。
例えば、朝ご飯なら以下のようなメニューがおすすめです。
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ごはん
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目玉焼き
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みそ汁
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ヨーグルト
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リンゴ
外側からのケアと内側からのケアを両方行うことで、より加齢臭対策の効果が期待できます。
まとめ
本記事では加齢臭対策におすすめなシャンプーを紹介しました。
シャンプーは加齢臭の原因となる皮脂や汚れを洗い流してくれます。
肌質に合わせて洗浄成分や配合成分を選ぶことで、より効果が期待できます。
また、加齢臭対策はシャンプー自体の選び方はもちろん、使い方も大切です。
ぜひ本記事で紹介した内容を参考に、加齢臭を対策しましょう。