更新日:2021.06.30
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【HAIR編集部が調査】白髪染めの適切な頻度ややり方、おすすめのアイテムとは?

歳を重ねていくにつれて、悩まされる人が多くなる白髪。個人差があるものの、最近では若い人で悩んでいる人も多いようです。 そんな白髪とどのように付き合っていけばいいのか、今回白髪の発生する原因や白髪染めについてまとめてみたので、現在白髪に悩んでいるという人はぜひ参考にしてみてください。

白髪染めの正しい頻度ってどれくらい?

白髪染めによる髪の毛への影響って?

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白髪染めは、配合成分であるアルカリ剤が髪のキューティクルを開き、その隙間から液剤を浸透させて染毛を行うというメカニズムです。
キューティクルに影響を及ぼすので、当然髪はダメージを受けてしまいます。

 

キューティクルが開いてしまうとどうなる?

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キューティクルが開いたり剥がれたりすると、中に閉じ込められている水分やたんぱく質が流出してしまい、パサつきやきしみ、切れ毛や枝毛が増えてしまう可能性も。また剝がれ落ちたキューティクルは再生できません!

 

理想の白髪染めの頻度は2カ月ごと

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白髪染めを行う理想の頻度は、2ヵ月に1回程度が良いとされています。
髪の強さや太さ、頭皮の状態によって個人差はありますが、髪に負担のかかる白髪染めは、毎月ペースで行うことはおすすめできません。

 

負担の少ないヘアマニキュアやリタッチもおすすめ

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ヘアマニキュアは、髪の表面をコーティングするものなので、髪への負担は少なく済みます。またリタッチも、生え際のみのカラーなので、全体染めに比べてダメージは軽減することができるでしょう。

 

年代によって変わる白髪染めの頻度

20代の人が行う白髪染めの頻度は?

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20代の人でも頻度はやはり2カ月ごとに抑えておく方が良いでしょう。ヘアカラーを過度に繰り返すと頭皮の細胞を老化させてしまう可能性も。若い人の場合生活習慣や食生活を見直すと改善されることもあるようです。

 

30代の人が行う白髪染めの頻度は?

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30代半ばに差し掛かると、女性ホルモンが減少し始めると言われています。そのため白髪だけでなく、薄毛で悩まされる人も。20代に比べ頭皮もダメージが蓄積されているためやはり最低2ヵ月は開ける方が良いでしょう。

 

40代の人が行う白髪染めの頻度は?

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40代は多くの人が白髪に悩まされる年代。2~3週間ほどで生え際の白髪が目立ってきてしまうという人も多くなります。生え際はヘアマニキュアやリタッチで対処し、最低2カ月は間隔を開けた方が良いでしょう。

 

50代の人が行う白髪染めの頻度は?

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50代となると男性や女性に関わらず白髪がないという人はほとんどいません。しかし伸びる量も加齢ごとに変わるため、白髪染めの頻度も減少してきます。2、3カ月ごとに染め、あとは部分染めで対応すると良いでしょう。

 

白髪染めはどこでやるべきなの?

美容院でプロの人に染めてもらうのが一番!

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美容院で染めるメリットは、なんといってもきれいな仕上がり。
見えづらい場所もきれいに染めてくれるので、染め残しもありません。また、市販薬に比べ液剤の髪へのダメージが少なく済む点もメリットです。

 

忙しい人は市販の白髪染めでセルフで染めても◎

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市販剤のメリットは、安い費用で手軽に染められる点です。美容院に足を運ぶ必要もないのでいつでも簡単に染めることができます。しかし、刺激が少し強めなので、その分髪への負担が大きくなってしまうデメリットも。

 

白髪染めは専用ヘアカラーだけじゃない!

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白髪染めの製品は、ヘアカラー剤だけではありません。髪を染めながらもケアもできるヘアカラートリートメントや、ヘアカラーシャンプー、ヘアマニキュアやヘナなどいろいろなタイプのものが販売されています。

 

白髪染めを選ぶときは髪質、目的に合わせて選ぼう

白髪が多くてしっかり染めたいならカラー剤を選ぶ

白髪が多くてしっかり染めたいなら、ヘアカラータイプの白髪染めを選びましょう。薬剤の効果で髪内部まで色を入れるので、白髪がしっかり染まるだけではなく、白髪染め効果が長持ちします。テクスチャは泡や乳液、クリームなど様々。初心者さんにはムラなく染めやすい泡タイプがおすすめです。クリームは白髪に密着しやすいというメリットも。

 

白髪よりダメージが気になるならヘアマニキュア

ヘアマニキュアは髪の表面にだけ色がつくので、髪にかかるダメージが比較的少ないです。コーティング効果で保湿、髪にハリを与える効果も期待できます。色落ちしやすいことと、染料が皮膚や服につくと取れにくいという難点も。初心者には不向きかもしれません。

 

一気に染める必要がないならカラートリートメントがおすすめ

白髪染めしたことをばれたくないという人には、少しずつ染まっていくカラートリートメントがおすすめ。トリートメント効果で髪のダメージケアもできますし、普段使っているトリートメント感覚で使えます。色持ちが悪く、すぐに染まるわけではありませんが、ダメージが気になる人でも使いやすいです。

 

1日だけ白髪をカバーしたいならスプレー

普段はグレイヘアで構わないけど、日によっては白髪をカバーしたいという人には、スプレータイプのワンデイ白髪染めがおすすめ。白髪を染めるのではなく、カバーするだけなので、洗い流せば落ちます。全体ではなく部分的に使うものがほとんどです。

 

刺激が気になるならヘナタイプを選ぶ

化学染料を使いたくないナチュラル志向な人は、少々手間はかかりますが自然原料のヘナタイプがおすすめ。髪と肌にやさしいので、ヘアカラー時のトラブルを防げます。

 

白髪染めのテクスチャー、色の選び方

初心者さんは泡タイプ、慣れているならクリームタイプがおすすめ

泡タイプはセルフ白髪染め初めての人でも使いやすいテクスチャーです。ブロッキングせずにパパッと全体になじませられるので、ショートやボブ、ブロッキングが面倒、不器用な人にぴったり。ただ塗布した部分としていない部分の区別がつきにくいので、鏡でしっかりチェックしながら使いましょう。

 

色はワントーン明るい色を選ぶと発色しやすい

白髪染めの色は、髪質が太い・固い人はワントーン明るいものを、逆に暗い色はイメージ通り。髪質が柔らかく細い人は、明るい色はイメージ通り、暗めの色はワントーン明るいものを。

 

白髪染め初心者向けおすすめ市販カラー

ブローネ 泡カラー

ブローネ 泡カラー

扱いやすい泡タイプですが、密着しやすい泡なので初心者さんでもムラなく全体をしっかり染められます。ローヤルゼリーとシルクの効果で染めたあとはしっとり。

 

シエロ ヘアカラーEX クリーム

シエロ ヘアカラーEX クリーム

混ぜる手間がかからないワンプッシュで便利に使えるクリームタイプ。毛髪保護成分とヘアケア成分で、髪をケアしながら白髪染めできます。ブラシを使って染めるから部分染めもしやすい!

 

ダメージを抑えてしっかり白髪が染まるおすすめ市販カラー

syoss オレオクリーム

syoss ココアブラウン

サロン処方で白髪をしっかり染め、おしゃれ染めのようにツヤやか高発色な仕上がり。パサつく白髪がしっとりツヤのある若々しい髪に生まれ変わります。

 

L'Oreal Paris(ロレアルパリ) エクセランス N クリームタイプ

L'Oreal Paris(ロレアルパリ) エクセランス N クリームタイプ

下地、カラー剤、トリートメントの3つのアプローチでサロン帰りの髪に。白髪が多い髪でもしっかり染まります。セルフなのに本格派な仕上がりで満足間違いなし。

 

少しずつ染まる白髪染め!おすすめカラートリートメント

LABOMO スカルプアロマ ヘアカラートリートメント ヌーボー

LABOMO スカルプアロマ ヘアカラートリートメント ヌーボー

12種類の保湿成分が髪にうるおいを与え、ムラなく白髪を染めていきます。ヘアケアブランドのアートネイチャー製品だから安心して使えるのもポイント。

 

サイオス カラートリートメント ダークブラウン

サイオス カラートリートメント ダークブラウン

ケラチンが髪の内部に浸透し、パサパサダメージがひどい髪でもダメージケアをしながら少しずつ白髪をカバーできます。ふんわり明るいキャメルブラウンの発色で、自然に若々しい髪に。

 

セルフ白髪染めでキレイに染まるコツ

染め始めは生え際、白髪がとくに目立つ部分から

生え際はとくに白髪が目立ちやすい部分です。染め始めは必ず生え際から。白髪がとくに目立つほかの部分も、優先的にカラー剤をなじませましょう。

 

塗ったあとにラップとタオルで包む

カラー剤を全体になじませたら、洗い流す前に髪全体をラップで包み、その上からホットタオルを巻きつけます。温熱効果でカラー剤が髪になじみやすくなり、美しく染まります。

 

カラー剤を流すときは必ずぬるま湯で流す

カラー剤を熱湯で流すと、せっかく髪に入った色素まで流れてしまいます。必ずぬるま湯で丁寧に流すようにしましょう。

 

白髪染めと上手に付き合っていくことが大切

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みなさんは正しい白髪染めを行っていましたか?白髪染めもさまざまですが、間違った頻度を繰り返すと、髪を傷め白髪をさらに増やしてしまう可能性もあります。いろいろな製品を組み合わせたり、頻度を見直してみたりして上手に付き合ってくことが大切です。

 

HAIR編集部

HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。

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