自然乾燥とドライヤー、どちらがいいの?髪の毛の乾かしかた
シャンプーしたあとの髪の毛、どうしていますか?つい面倒でそのまま寝てしまうなんてことありませんか?実際、自然乾燥とドライヤーどっちが髪にいいのでしょうか。髪の乾かし方やドライヤーの使い方など改めておさらいしてみましょう。
濡れたまま寝るのはNG
髪が濡れているとき
濡れた髪は、キューティクルが開いています。開いたキューティクルはダメージを受けやすい状態。寝具で髪が擦れて、艶がなくなったり、切れ毛や枝毛の原因にもなりかねません。また、ぱさつきやすくなったりもするそう。濡れた髪をとかすのも注意が必要です。
雑菌やにおいの原因にも
頭皮や髪が濡れている状態が長く続くと、体温、湿度、皮脂により雑菌が大繁殖するともいわれています。フケやかゆみも起きてしまうかもしれません。
頭皮が冷える
髪が濡れていると、頭皮を冷やして血行も悪くなりがち。それが薄毛や抜け毛の原因にもなりかねません。このほか、冬は寒さで風邪の原因にも。
ドライヤーをかける前に
タオルドライ
濡れた髪をタオルでゴシゴシと拭くのはNG!シャンプー後は手で水を絞り、タオルで髪をはさむようにして押さえるように水分をとりましょう。しっかりとタオルドライをすることがポイントです。
トリートメントやヘアオイル
洗い流さないトリートメントやヘアオイルなどを手の平にのばしてから髪の毛につけます。ドライヤーの熱から保護してくれるだけでなく、髪質も向上していきます。お好みの仕上がりのタイプで選び、髪質の変化を楽しんで下さいね。
クシでとかしてもいい?
髪がぬれた状態でブラシを入れるのは基本NG!どうしてもとかしたいときはかなり荒めのコームで力をいれずにとかします。
ドライヤーをかける
早く乾かしたい
速乾を希望するなら、タオルを被ってドライヤーをかけると効果があるそうです。タオルが熱くなるので注意してください。また、ワット数の高いドライヤーを使うと比較的早く乾かせます。ヘアサロンなどでは1200ワットくらいのドライヤーが使われています。
ドライヤーのかけ方
まず根元を乾かしていきます。前髪やつむじなどクセが気になる箇所は先に乾かすとスタイリングしやすくなるそうです。分け目は気にせず根元のほうに手ぐしをいれて、髪を振りながら乾かします。根元が立ち上がることでヘアスタイルのもちも良くなりますよ。
スタイリング
ある程度乾かしたら、ヘアスタイルに合わせてドライしていきます。ロングヘアの人はお辞儀をするように下向きで風をあてていきます。自然な内巻きをつくるのにはいいやりかたです。うねりなど、指で直しきれない時はブローブラシを使います。あえてのくせっぽニュアンスヘアにする場合は、手でくしゃっと髪を握り、ドライヤーの風をあてていきます。いずれも一度乾いてしまうと髪の形を変えるのはかなり大変。乾ききるまでにいかに上手く乾かせるかがヘアスタイルの鍵を握っています。髪がしっかりと乾いたら仕上げは冷風に切り替えて、1分ほど全体にあてると、艶感がでます。寝癖は一度しっかりぬらしてから、ドライヤーをかけましょう。
いかがでしたか?
ついつい面倒で濡れたまま寝てしまうなんてことあるかもしれません。でもちょっとだけ考えてみて。美しい髪は毎日の積み重ねから。正しく乾かすだけで艶髪が手に入るなら、かえってお手軽かもしれません。ぜひ今日から、ドライヤーを。
アウトバストリートメントを使って、つやつやな髪を手に入れよう
HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。
消費税法による総額表示義務化(平成16年4月1日)に伴い、記事中の価格・料金表示は最新の情報と異なる場合がございます。ご利用やご購入の際には最新の情報をご確認ください。
関連する記事
-
しっとりレア髪はドライヤーでつくれる♡
しっとりとしたレア髪になりたい! 実はその願い、毎日のドライヤーで叶うんです♡
更新日:2021.10.0135 -
プチプラな洗い流さないトリートメント7選♡2000円以下で集めました
毎日のヘアケアのひとつとして、洗い流さないトリートメントを活用している方も多いのでは? インバストリートメントでは修復しきれない髪のダメージ補修ができたり、 寝ている間の摩擦やドライヤーで乾かす際の熱による痛みを防ぐ効果があるアフターバストリートメントは、1つ持っているととっても便利。 今回は2000円以下で購入できるおすすめのトリートメントを集めました。
更新日:2021.08.319603 -
髪を上手に乾かす!ドライヤーの正しい使い方
せっかくお風呂に入ったのに、ドライヤーで汗をかいてしまう…そんな人も多いのではないでしょうか。そこで今回は髪を早く乾かす、正しいドライヤーの方法をお伝えします。正しいドライヤー方法で毎日のヘアケアをより充実させましょう。
更新日:2021.08.301115 -
使わないともったいない!ドライヤーの「冷風」の便利な使い方とは!?
ドライヤーには温風と冷風機能がついていますが、温風だけを使っているという人が多いはず。でも冷風機能はとっても便利なのです。知らないと損をするドライヤーの冷風の使い方やおすすめのドライヤーをご紹介します!
更新日:2021.08.302029 -
洗い流さないトリートメント10選の本命はどれ?理想の髪をつくる選び方のポイントも♡
シャンプー後の濡れた髪につけることで、ドライヤーの熱から髪を保護してくれる「洗い流さないトリートメント」。商品によってダメージを補修したりくせを抑えたりと、効果や仕上がりの質感が違ってきます。 思い通りの髪に近づくための選び方と、おすすめ10アイテムをさっそくチェック!
更新日:2021.08.275524