【縮毛矯正×ボブ】ボブには○○の縮毛矯正がオススメって知ってた?
ころんと丸いシルエットがかわいいボブヘア。その綺麗なシルエットを作るために、縮毛矯正をかける人も多いようです。 でも実は、縮毛矯正といっても種類は色々!どんな施術をオーダーしたら良いのか、そしてどんなことに気をつけると良いのか、スタイリストさんにお聞きしました!
- 縮毛矯正・ボブで、つるんと美シルエットに♡
- 今回お話を伺ったスタイリスト、石田学さん
- まず知っておきたい!縮毛矯正のメリット、デメリット
- 今更聞けない、縮毛矯正についてのクエスチョン!
- くせ毛だけど、つるんと艶のあるボブになりたい!
- 縮毛矯正・ボブ、お手入れ方法で気をつけるべきポイントは?
- 縮毛矯正・ボブで、どんな時も完璧シルエットに!
- ボブに縮毛矯正はもったいない?
- ボブの縮毛矯正でぺったんこ・こけしにならない方法は?
- 縮毛矯正・ボブは40代・50代でも似合う?
- 縮毛矯正でおすすめのボブスタイル
- 縮毛矯正とボブの組み合わせで、あなたの理想のスタイルを見つけよう
- スタイリスト 石田学さんのプロフィール
縮毛矯正・ボブで、つるんと美シルエットに♡
シルエット命なボブこそ、縮毛矯正で理想に近づく
ころんと丸みのあるシルエットがかわいいボブですが、くせやうねりのある毛だとうまくまとまらないことも。
そんなときは、縮毛矯正をかけるのがオススメです!
早速、縮毛矯正×ボブのメリット、デメリットから教えてもらいましょう。
今回お話を伺ったスタイリスト、石田学さん
お名前:石田学さん
スタイリスト歴:17年以上
得意なスタイル:ミディアムボブ、ショートなどが得意です。
自己紹介:縮毛矯正やカラー、パーマなど薬液を使った施術を、なるべくダメージを軽減させて施術します。「ブリーチ毛だけど●●できるかな?」などのお悩み、まずはご相談ください!
まず知っておきたい!縮毛矯正のメリット、デメリット
縮毛矯正のメリット
「まずメリットとしては、先天性のくせ毛を改善できること。
縮毛矯正ではアイロンやブローの熱を加えることで、捻転毛や縮毛といったその人本来のくせを取ることができます。
また、一度かかってしまえば2度と取れることがないので、カットしない限り綺麗なストレートが持続します。」
縮毛矯正のデメリット
「気をつけたいポイントは、良くも悪くも真っ直ぐになってしまうことです。
あまりに直毛になり、不自然になってしまうこともあります。
そして髪が受けるダメージもとても大きいです。ブリーチをかけるのと同じくらいの傷みになってしまいます。」
今更聞けない、縮毛矯正についてのクエスチョン!
ブリーチをしていても、縮毛矯正はかけられる?
「基本的にはその髪の状態に合わせて薬剤を選んでいくので、ブリーチをしていても縮毛矯正をかけることはできます。
ただやはり、髪が大きなダメージを受けるので切れ毛などの心配はありますね。」
パーマをかけていても、縮毛矯正はかけられる?
「できないこともないですが、パーマをかけている人がストレートに戻したい、というときは、アイロンなどを使わない薬剤のみの矯正がオススメです。
先天的なクセがない人であれば、そちらの方が良いでしょう。」
縮毛矯正をオススメできない人ってどんな人?
「もともと髪が細く、毛量がない人は、縮毛矯正をかけることでよりペタッと薄くなってしまう可能性があります。
逆に髪の量が多い人の中には、くせ毛ではなくてもボリュームダウンを目的として縮毛矯正をかける人もいらっしゃいますよ。」
縮毛矯正ってどのくらいの金額でオーダーできる?
「薬剤の種類などで変化しますが、一般的には15,000円〜25,000円くらいが相場だと思います。」
どのくらいの頻度で縮毛矯正をしなければいけない?
「先天性のくせ毛の人であれば、時間が経てば経つほど新たに生えてきた根元部分のくせ毛が気になってくると思います。
ですので、3ヶ月〜半年くらいのペースで縮毛矯正をかけることをオススメしています。」
縮毛矯正をかけたあと、パーマをかけるのはOK?
「縮毛矯正をかけたあと、”飽きてしまった”と理由でパーマをかけたがる人は意外と多いです。
一応、デジタルパーマなど、熱を与えるようなパーマでしたら可能ではあります。
ただその分、髪にとってはかなりのダメージ。なるべくかけない方が良いですね。」
根元だけ縮毛矯正をかけることはできる?
「可能です。全体に縮毛矯正をかけて、数ヶ月後根元が伸びてきた分だけ再び縮毛矯正する人も多いです。
その場合も、基本的に金額は変わりません。」
縮毛矯正をしたあと、ヘアアイロンやコテでのアレンジはOK?
「NGというわけではありませんが、やはり傷んでしまいますのであまりオススメはできません。」
縮毛矯正をかけたあと、ヘアカラーをしても大丈夫?
「基本的には問題はありません。マニキュアであればダメージもないので、髪がダメージを受けることがありません。
普通のヘアカラーであれば、なるべく傷まないようにするため、染めるときにはトリートメントカラーなどが良いでしょう。」
うねりや細毛etc.お悩みの多いオトナ女性でも縮毛矯正はかけられる?
「実は、年齢を重ねた方が縮毛矯正をかけるパターンが一番失敗しやすいです。
正直、10代の人よりも切れ毛につながりやすいので、かなり注意が必要になります。
やはり年齢を重ねることにより、髪が弱くなってきてしまうのは仕方がないので…
髪質改善トリートメントと縮毛矯正の中間くらいの強さの薬剤で、かなり気をつけて縮毛矯正をかけていきます。」
くせ毛だけど、つるんと艶のあるボブになりたい!
縮毛矯正×ボブ、綺麗に仕上げるコツは?
「一般的にはアルカリ性の縮毛矯正剤がメジャーですが、最近では弱酸性の縮毛矯正剤があります。
ボブの場合、アルカリ性のものだとよりまっすぐ感が強調されてしまいます。
これに対して、弱酸性の薬剤でしたら、毛先に自然な丸みをつけることができます。
ボブの綺麗な丸みシルエットを作ることが演出できるのでオススメです。」
気をつけるべきポイントは?
「縮毛矯正×ボブのスタイルでは、先にカットしてから縮毛矯正で毛先のカールを作っていきます。
先に縮毛矯正をかけてからだと、シルエットが綺麗に決まらないことがあるので注意しましょう。」
いつでも綺麗な内巻きワンカールボブができる!
「基本的にただまっすぐの縮毛矯正をかければ、少し外ハネっぽい仕上がりになります。
なので、弱酸性の縮毛矯正でやや内巻き気味に仕上げるのがポイント。
こうすることで、寝起きだろうが、風が吹こうが、どんな時でも綺麗なボブのシルエットになるので、かなり楽になるはずですよ!」
縮毛矯正・ボブ、お手入れ方法で気をつけるべきポイントは?
ブロー前にはきちんとブラッシングを
「髪の引っ掛かりをなくすために、なるべくこまめにブラッシングをしましょう。
とはいえ摩擦などで髪が傷んでしまわないよう、オイルやミストなどでダメージを軽減させるようにしてください。
髪を濡らした後は、根元から毛先まで全体をしっかり乾かすようにしてください。」
普段からしっかり保湿を心がけて!
「ダメージが気になりやすい縮毛矯正ですので、日頃からしっかり保湿するようにしてほしいです。
オイルやトリートメントなど、日頃のケアでもなるべく保湿力の高いアイテムを取り入れてください。
また、これからの季節は紫外線も大敵。髪用のUVスプレーなども使うと良いでしょう。」
重めのオイルはなるべく使わないで
「縮毛矯正をしたあと、重いオイルをつけると、髪がベタッとしてしまいます。
そもそも、矯正をしたら指通りなどは良くなるので、重めのオイルは必要がなくなってくるはず。
使うことはオススメできません。」
軽い質感を出したいときはコテ&ワックスで
「ふんわりとした軽やかなシルエット、質感に仕上げたいときは、まずはコテなどで動きをつけてからワックスを。
そのままワックスをつけても綺麗な柔らかさが出ないので、必ず事前に動きをつけてくださいね。」
縮毛矯正・ボブで、どんな時も完璧シルエットに!
シルエット命のボブだから、どんな時もかわいくいられる縮毛矯正と組み合わせるのもオススメ。
今回ご紹介した注意点を参考に、ぜひトライしてみてくださいね!
※スタイリストさんの解説はここまでです
ボブに縮毛矯正はもったいない?
ボブの髪型に縮毛矯正をすることがもったいないと感じる人もいるかもしれませんが、実際のところ、その効果はロングヘアと変わりません。縮毛矯正の効果は約3〜4ヶ月続き、くせ毛の強さに関係なく、美しいストレートヘアを手に入れることができます。ボブの髪型に縮毛矯正を施すことで、髪の艶や手触りが向上し、朝のスタイリング時間が短縮されるなどのメリットがあり、多くの人が縮毛矯正を続けています。
ボブは縮毛矯正と相性抜群!
ボブと縮毛矯正の相性は非常によく、髪に自然なツヤ感や若さを演出できます。縮毛矯正を施した後、手ぐしで簡単にスタイリングができるようになり、その手軽さに感動する人も多いでしょう!もちろん、縮毛矯正をしていない場合、アイロンやドライヤー、スタイリング剤を駆使して髪の美しさをキープすることは可能です。しかし、時間や費用がかかるだけでなく、髪へのダメージ・ストレスが伴います。縮毛矯正も髪への傷みは発生しますが、長い目で見れば、髪へのダメージは軽減され、髪の健康を守る選択と言えるでしょう。
ボブの縮毛矯正でぺったんこ・こけしにならない方法は?
ボブの縮毛矯正でぺったんこになってしまったり、こけしのようになってしまったりした経験はありませんか。その理由は、過度の縮毛矯正が原因で直毛にしすぎてしまうからです。とくに髪の量が少ない方や、細くてやわらかい髪質の方は、ぺったんこ・こけしになりやすい傾向があります。このトラブルを避けるには、縮毛矯正が得意な美容師に施術してもらうことが大切です。自分の髪質や希望の仕上がりをしっかりと伝えることで、理想的な仕上がりに近づけるでしょう。また、縮毛矯正の際には、根元に少しボリュームを残すように施術することや、自然な丸みを出すためのテクニックを取り入れることがポイントとなります。縮毛矯正の前に自分の髪質を伝えるのも重要です。
顔のバランスに適したカットにしてもらう
ボブの縮毛矯正を行う際、顔のバランスを考慮したカットが欠かせません。縮毛矯正は3〜4ヶ月に1回のペースが一般的ですが、カットはもう少し頻繁に行うことが多いですよね。髪が「こけし」のようにならないためには、顔の形や骨格を考慮してカットしてもらうことが大切。骨格や顔まわりは一人ひとり異なるため、縮毛矯正後のカットが得意な美容師を頼りましょう。
縮毛矯正の際に少々くせ毛を残す
縮毛矯正を施すとき、どこにどれだけ薬剤を塗るかは非常に重要です。根元ギリギリまで行うとぺったんこになってしまう可能性があります。くせ毛の強さをチェックし、頭皮からの距離を適切に開け、薬剤を塗ることが大切です。完璧なストレートよりも、少々くせ毛を残すことで、ぺったんこ・こけしになるリスクを抑えられます。
縮毛矯正・ボブは40代・50代でも似合う?
40代・50代でも、縮毛矯正とボブの組み合わせは魅力的で、多くの方に支持されています。しかし、年齢とともに髪質が変わることもあるため、単純に似合うかどうかだけで判断せず、髪の状態をしっかりと確認してから縮毛矯正を検討することが大切です。縮毛矯正は年齢が高くなるにつれ難易度が上がるので、髪質を見極めた上で判断しましょう。
髪質に適した仕上がりにすることが大切
40代・50代の人に縮毛矯正をする際は、くせ毛が加齢によるものか、以前からそうだったものか、見極める必要があります。加齢により、髪の水分量やキューティクルのバランスが乱れ、くせ毛が強くなることがあります。このような「エイジング毛」と呼ばれる髪質には、特別な注意が必要です。薬剤選びも重要で、髪に優しいものを選ぶことで、髪へのダメージを最小限に抑えることができます。また、白髪染めを頻繁に行っている方は、その影響も考慮に入れる必要があります。
縮毛矯正でおすすめのボブスタイル
顔のラインを引き締める前下がりボブ
前下がりのデザインで顔のラインを美しく見せてくれるボブ。ラインをキレイに出すなら、縮毛矯正がおすすめ♡くせ毛だけどストレートボブを楽しみたい方はぜひお試ししてみて♡
上品さを引き立てるワンレンボブ
均一の長さが特徴のワンレンボブ。縮毛矯正との組み合わせで、さらに滑らかで上品な雰囲気を放つ大人な雰囲気のスタイルに。
カールも崩れず!ワンカールボブ
内巻きのカールが特徴的なカーリーボブ。縮毛矯正で形をキープしやすく、崩れにくいのが安心。
フレッシュさを引き立てるミニボブ
ショート感が際立つミニボブは、フレッシュで若々しい印象を与えてくれます。縮毛矯正でさらに扱いやすく、コロンとしたシルエットが簡単に手に入ります!
動きと立体感のレイヤーボブ
レイヤーを活かしたスタイルで、立体感と動きをプラス。縮毛矯正との組み合わせで、ナチュラルな毛流れを実現しましょう♡朝もサッとキマりやすくなりますよ。
アッシュカラーボブ×縮毛矯正
アッシュカラーの透明感とボブの組み合わせは、今のトレンドをしっかりキャッチ。縮毛矯正でさらに扱いやすく、毎日のスタイリングも楽々に!
ナチュラルボブ×縮毛矯正
シンプルだけど、どこか女性らしさを引き立てる滑らかさ。ナチュラルボブは、さりげないおしゃれを楽しむ女性の新しいマストスタイルです♡
縮毛矯正とボブの組み合わせで、あなたの理想のスタイルを見つけよう
縮毛矯正とボブの組み合わせは、多くの女性にとっての美の新たなスタンダードとなっています。前下がりボブからミニボブ、レイヤーボブ、ワンレンボブ、そしてアッシュカラーボブまで、さまざまなスタイルが存在します。それぞれの特徴を活かし、縮毛矯正の技術でさらに美しさを引き出すことができます。
スタイリスト 石田学さんのプロフィール
所属美容院:latiefラティーフ
肩書:オーナー
Instagram:@ishida_latief
東亜美容専門学校通信科卒
19歳から26歳まで大阪のサロンで経験を積み、26歳の時にラティーフを出店。
資格、心理カウンセラー、全日本写真連盟会員
YouTube:タコスケチャンネル美容師レッスン動画
取材・ライティング
ライター:関戸和
経歴:女性ファッション誌からキャリアをスタート。現在はファッション、ビューティなど、さまざまなジャンルで雑誌からWEBにいたるまで編集・執筆を担当。
自己紹介:美容アイテム好きでオススメされたらとりあえずお試し。サロン専売シャンプーが気になり片っ端からお試し中の今日このごろ。
HAIR編集部では、スタイリストが投稿する最新のヘアスナップを毎日チェックし、季節やトレンドに合わせヘアスナップと共にスタイリストを紹介しています。
消費税法による総額表示義務化(平成16年4月1日)に伴い、記事中の価格・料金表示は最新の情報と異なる場合がございます。ご利用やご購入の際には最新の情報をご確認ください。
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